鉄仮面少女の航海記   作:葉瀬ミナミ

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一応、今回で幼少期編は終わりになります。
では、よろしくお願いします。


航海記 11ページ目

●月⌘日 晴れ

コボル山に着いた途端、気を失い2日たった朝。漸く目を覚ました私を見てルフィは大号泣、エースも薄っすら目に涙を浮かべて小突いてくる。ダダン一家の皆さんも凄い良い笑顔だった。

ダダンから私が倒れた後の話を聞くと、只でさえ酷い火傷を負い体を休めないといけないのに、無理を押して動いたせいで結構な高熱が出てたらしい。うん、今回は大分無理をした。反省しているのでチクチク小言を言うのをやめて下さいお願いします。エースから

 

「どうやって、サボの所に行ったんだ」 

 

等、色々根掘り葉掘り聞かれたのでちゃんと答えました。

あの時、エースに貸した小電伝虫から連絡があり、バッグに色々役立ちそうなのを入れ、能力を使って他人から私が見えなくなる様にして高町に侵入。

侵入後、壁づたいにサボの気配を探したけど、人が多く気配が混じり過ぎて見つけるのに凄く時間掛かり、見つけた時にはゴミ山の方では轟々と音を立てて炎が立ち昇っている状態。

なんとか門の近くでサボを見つけ合流。合流する時にサボが

 

「ここにいても自由になれない」

 

っと言っていたから、最近手配書で見た革命家『ドラゴン』が近くにいたのでサボを連れて行けないか交渉。サボの出航を見送りダダンとエースを見つけ合流。

その後、高町に戻り、そこにある漁船の1つにサボが被っている帽子によく似た帽子と上着とズボンを履いた案山子を置き、天竜人が来るタイミングで船を海に出す。後は、天竜人と周りの人達に乗っているのが案山子ではなくサボと誤認させ、天竜人に船を攻撃してもらう。

天竜人が船を粉々にした事を確認してまた、能力を使い他人から私が見えなくなる様にしてコボル山に戻ってきた。

 

ここまで、長々話す事も無いから疲れた。エースとダダン一家が頭抱えて

 

「6歳の子供が考える事じゃ無い」

 

とか唸ってたけど知らんし。ただ改めて、思い返すと随分無茶した。反省はしてるけど後悔はしてない。あそこで出来る最善を尽くした。

けど、正直舐めてた。能力(超音波)があるからすぐに見つけられるかと思ってたからなぁ。サボの出航も予定してなかったし。近くにドラゴンいて本当ビックリした。慌てて、高町で材料調達して案山子作ったし。

ただ、一番驚いたのはエースが倒した筈の手下がいきなり襲って来た事かな。焦った所為でそのまま、エースの前に飛び出しちゃったし。目の周りだけ衝撃波で守ったけど。

さっき、傷がどんな感じか見た。火傷自体は大分良いけど跡は残るみたいだし皮膚が所々ボコボコしてた。私自身はあの時にある程度覚悟をしてた。まぁ、あまり人に見られたくも無いしガープさんに頼んで隠す物を用意してもらった。用意はしてもらった…。確かに右半分を覆える様な奴って言ったけど…、鉄仮面ってどうなの…。特殊な金属だから雨に濡れても大丈夫で熱くなりにくいとか無駄に高性能のとこがムカつく。

これ、被らないきゃいけないのかなぁ。仮面被らない方がまだ目立たない気がするんだけど…。




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