赤い弓兵に成り代わり、ファンタジー世界で第二の人生を   作:松虫

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深夜の探索、朝焼けの帰還

抜き足差し足忍び足、私は廊下を慎重に進む。

あー、何かアレだ、ダンボールめっちゃ欲しくなってきた。

スネーク!みたいな・・・・・・おっといけない集中集中。

 

「なーんか変な事考えてない?」

「いや別に何も」

 

アホな思考を読み取ったのか、呆れた顔のシェラにへらりと笑い返して、あちこちから聞こえるピンク色の嬌声を、聞こえないフリをする。

 

「シェラ、その地下室には入ったことは?」

 

隣を音もなく歩くシェラに、そう問いかける。

彼女は長い髪をかき上げ、首を横に振った。

 

「ないわ。嫌な予感がしたから、深入りはしなかったの」

「・・・懸命な判断だな」

 

幸い、誰にも会うことなく地下室の隠されている部屋の付近に辿り着いた。

が、やはり普通に通れるはずもなく。

 

「ふむ。思った通り、人がいるな。身に付けてるものがそれなりだ・・・・・・ここの人間じゃないのか?」

 

かなり離れた距離から、私はじっと部屋のドア横に立つ男を見つめる。

よくよく見れば、どうやら帯刀してるらしい。

 

「随分高性能な目ね」

「お褒めに預かり恐悦至極。そのついでに、君にお願いがあるんだが」

 

シェラの方に視線をやり、私はくすりと笑ってみせた。

彼女も、私の言おうとしていることを理解したのか艶やかに微笑む。

 

「いいわ。頼まれてあげる・・・・・・あんまり美味しそうじゃないから、気乗りはしないけど」

 

シェラはそう言うと、衣服を際どいところまで乱し、鼻歌を歌いながら歩き出す。

私が見守る中、やがて男が彼女に気づき、何やら厳しい口調でここから離れるように命じてきた。

シェラはからかうように笑い、何事か言うと男にするり、と身を寄せる。

男は腰に下げていた剣を抜こうとするが、シェラの細い手に阻まれ、手首を掴まれた。

途端、男の身体は脱力するように、かくんと座り込む。

そして、身動きの取れない男の頬に手を添えて、シェラは目を合わせる。

そのまま数秒停止、後に濃厚なキスをぶちかます。

 

「うわぁ・・・・・・」

 

思わずドン引いた声が漏れ、あの餌食になってたのが自分かもしれないと思うとゾッとした。

たっぷりシェラは「精気」とやらを味わうと、茫然自失?腑抜け?みたいになった男から唇を離した。

 

「いい?よく聞きなさい。貴方は何も見なかった。何も聞かなかった。このままいつもみたいに、ここに立ってなさい」

 

耳に声を吹き込むようにして言うと、男はこっくりと頷いた。

そして操り人形のような動きで立ち上がると、何事も無かったかのような顔をして、ドアの横に、自分の持ち場に戻る。

 

「これでいいわ。さ、中に入りましょう」

 

シェラの手招きに応じると、口元を拭いながら彼女はドアの取っ手に手をかけた。

 

「中は、今のところ誰もいないみたいだから、大丈夫よ」

「よくわかるな。サキュバス故の能力か?」

 

シェラの言う通り、無人の部屋が目の前に広がる。

 

「ええ。私達サキュバスの一族には、透視と壁抜けの能力が備わってるの。透視で壁越しに獲物の様子を伺い、壁抜けで侵入する・・・・・・地下室がここにあるのがわかるのも、透視したからよ」

 

白魚のような手が、入口付近に置かれている燭台に触れ、根元を掴んでぐいっと右方向に180°回す。

すると、何処かでガチン、と金属音が聞こえた。

場所的にここ、この大層な厳つい本棚からだ。

・・・・・・隠し場所、ベッタベタやなー。

適当にアタリをつけて、本棚の縁を掴んで引っ張ると、以外にも小さな音をたてて引き戸のように開いた。

 

「ここから地下に降りるのか」

「みたいね。どうする、行く?」

 

現れた小部屋の床には、階段。

シェラの問いかけに、一つ頷いてみせ、私達は暗く陰気な空気を漂わせる階段に、足を踏み入れた。

 

 

 

 

 

コツ、コツ、コツ、と薄暗い階段を下っていく。

両サイドの壁には、ずらりと沢山の燭台が掛けられており、何やら魔法が仕込まれてあるのか、進めば点火、通り過ぎれば消火、と全自動使用になっていた。

うん、現代にあった、センサーで人を感知して付くライトみたいだな。

 

「何だか、嫌な感じがするわね・・・・・・ろくでもないことが、平気で行われてるみたいな感じよ」

「場所が場所だからな。大丈夫かね、寒いのか?」

 

嫌そうに顔を顰め、シェラは剥き出しの二の腕を摩った。

確かに、ここは少しひんやりしているが、腕を摩る程ではないはずだ。

 

「寒いわけじゃないわ。言葉にしにくいんだけど、何だろう・・・とにかく不快なのよ。ここの空気?雰囲気?のせいなのかしらね」

 

そんなことを話していると、やっと階段の終わりが見えてきた。

そこには、また扉。質素な木と鉄で出来た扉は、見たところ鍵は掛かってないようだ。

シェラに頼んで透視してもらい、中に人がいないのを確認して扉を開ける。

そして、目の前に広がった光景に、私達は絶句した。

部屋には、いくつもの檻が並べられ、その中には虚ろな目をした少女達が入れられていた。

スノウのような獣人族、腰から下が魚の人族魚、身体がぼんやりと発光している者・・・これは多分妖精族だろうか。

彼女達の肌は傷付き、中には目や耳を潰されたり、人為的に火傷を負わされている者もいた。

あまりの酷さに、私の身体は痛いほど総毛立った。

 

「何だ・・・・・・何なんだ、これは・・・・・・!?」

 

呆然と呟く私、目を見開き、口元を両手で覆うシェラ。

暫し沈黙していたが、何とか我に返ると私は部屋に足を踏み入れた。

少女達は私の姿が見えていないのか、何の反応も示さない。いや、反応する気力すらないのだろうか?

 

「この檻・・・強い結界が張られてるわ。ちょっとやそっとじゃ、壊せないレベルよ」

 

シェラは檻を調べると、私にそう言った。

 

「ここは・・・言わば物色部屋か。奥にも部屋があるな、行ってみよう」

 

ずらりと並べられた檻の部屋の向こうに、また扉が見える。

人形のような少女達の間をすり抜け、もう一枚の扉を開けた。

そして、強烈に後悔した。

その部屋には、何と言うか、つまりは、恐らく・・・女性を()()()()()()()()()()()道具が沢山並べられていたからだ。

比較的言えるのは、鞭やナイフくらいだろうか。

後は各自想像に任せるとしよう。

 

「何っ・・・なのよ、この部屋・・・!?悪趣味通り越してるでしょ・・・!!」

 

最低、気持ち悪い、とシェラは怒りと不快感に顔を歪ませている。私も激しく同感だ。

さっきの部屋で獲物を選び、そしてこの部屋で長時間致すという訳か。

 

「大した趣味だ。吐き気が止まらん」

 

ああ、本当に。気を抜けば本気で出そうだ。

私は深い息を吐き出して、胸のムカつきを抑え込む。

 

「これ以上の部屋はなし、か」

「ならもういいじゃない。早く出ましょう、いつ誰が来るともわからないわ」

 

シェラの言葉に頷いて、私達は足早に出口、つまり最初の階段のある部屋まで戻った。

再び檻の隙間を抜けて、扉を目指していると、突然シェラの顔付きが変わる。

 

「まずい・・・こっちよ!」

「え?」

 

いきなり手首を掴まれ、部屋の一番端の檻の影に押し込まれる。

何だ何だと思っていると、彼女が慌てた訳がすぐにわかった。

足音が、聞こえてきたのだ。

二人共、気配を殺して隠れていると、荒々しく扉が開かれた。

 

「いったい何時になれば、白狼の一族を連れてくるんだ!?」

「申し訳ありません、アウレリス様」

 

イラついた怒鳴り声を響かせながら入ってきたのは、まだまだ年若そうな男。ざっと見、十代後半か二十代前半だろうか。

人目を凌ぐ為か、服装は派手ではないが、話し方や態度はまさに「高慢チキなお貴族様」とイメージできる。

セミロングの金髪に薄いブルーの瞳と、見た目は華やかなイケメンなのに勿体ない。

そして、そんな彼の後に続いているのは・・・・・・誰だこの丸々と肥太ったおっさんは。

そんな私の思考を読み取ったのか、シェラが耳元で小さな声で囁いた。

 

「あいつはセルド・ゴルゴス。この店のオーナーよ」

 

そーなのかー、予想はしてたが、やっぱり店のオーナーとアウレリスはデキてやがったかー。

仮説の裏打ちがとれて、私はとても嬉しいよ。

 

 

「今、奴隷商を使って街を隈無く探させておりますが・・・・・・何分、妙な奴が辺りを嗅ぎ回っているようで」

 

おお、それ私だ私!

よしよし、その調子だ豚野郎。もっと情報吐けやコラ。

 

「言い訳は聞きたくない!白狼の一族を手に入れるのに、どれだけの金を詰んだと思っている!?」

「は、はい!必ず、必ずアウレリス様の元に献上致します。ボガートめにも、もっと尽力するようにと命じておきます故・・・今日はここの娘達でお気を鎮めください」

 

禿頭に汗を滲ませ、セルドとやらは片手を囚われの少女達へと向ける。

アウレリスは舌打ちすると、檻の前を歩き回り、一人の少女の檻の前で止まった。

鮮やかな青の鱗が美しい、人魚の前に。

 

「セルド、今日はこいつにする。鎖を持て」

 

セルドは壁にかけてあった鎖を持ってくると、檻の鍵を開けた。

鍵を開けた途端、少女の口から怯えの声が上がるが、無慈悲にも首輪に鎖が付けられ、外に引き摺り出される。

そのままセルドは、先に行くアウレリスの後を付いて、あの凄まじく悪趣味な部屋へと入っていく。

バタン、と扉が閉められ・・・その後聞こえてきた声は、筆舌に尽くし難い。

苦悶の声は、私の耳に突き刺さり脳髄を揺さぶった。

 

「今の内に脱出しましょう・・・もうこれ以上、聞いてられない・・・・・・!」

「・・・・・・ああ」

 

俯き、唇を噛み締め、シェラは低い声で言った。

私達は音を立てないように、細心の注意を払って扉を開き、この地下室を後にしたのだった。

 

 

 

 

 

 

最初にあてがわれた部屋に戻ってくると、私達はフラフラと揃ってベッドに倒れ込んだ。

 

「とりあえず、礼を。君のおかげで、決定的な現場を抑えることが出来た」

 

シェラがいなければ、ここまで迅速に地下室を見つけることは出来なかったはずだ。

そう思いお礼を言うと、何故かいきなり胸元にしがみつかれた。

また何かされるのか、と一瞬身構えたが、しがみついた体勢のまま動かないので、身体の緊張を解く。

 

「・・・・・・大丈夫かね」

 

片手を伸ばし、シェラの頭をゆっくり撫でる。

もう片方の手は、肩に回してぽん、ぽん、と軽く叩いてあやす様に。

暫しそのままでいると、やがてはあ、と緊張を吐き出すような溜め息をついた。

 

「ありがと・・・・・・ちょっと、気持ちが参っちゃって」

 

胸に埋めていた顔を上げ、シェラは言った。

 

「酷いものだった。そうなっても、無理はない」

 

あの光景、あの声・・・忘れようとて、忘れられるわけもない。

今日は、流石に一人寝はしたくないな・・・・・・絶対悪夢を見る。

 

「ねぇ・・・一緒に寝てもいいでしょ。私、もう貴方に何もしないから」

「わかっている。少し、疲れたな・・・精神的に」

 

温かくて柔らかな、シェラの身体が心地いい。

ストレスを感じたとき、柔らかいものを触るといいってのは、本当だったみたいだ。

夜明けまでどれだけ時間が残されているのかわからないが、私は目を閉じて、束の間の眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

 

眩しい朝日が、カーテンの隙間から溢れる。

きっと短時間しか眠ってないが、今の私には十分だ。

 

「シェラ・・・起きてくれ。シェラ、シェラ!」

 

私にくっついて、というか抱き着いて眠るシェラの肩を揺すり、耳元で呼びかける。

 

「う・・・うう、ん・・・・・・」

 

微かな呻き声を上げて、シェラは深緑の目を開けた。

が、完全に覚醒してないのか、ぼんやりと私を見つめている。

 

「おはよう。昨日はお疲れ様だったな」

 

ぽーっと虚空を眺めるシェラに、そう声をかければ、もごもごと口が動いた。

 

「・・・ん?」

 

よく聞こえなかったので、少し顔を近づけると、ガシッと両肩を掴まれた。

そして、ぽつりと一言。

 

「・・・・・・お腹、空いた」

「え?ちょ・・・・・・いっ!?」

 

はい?と思っていると、いきなり首筋にガブッと噛み付かれた。

歯は容易く皮膚を喰い破り、じゅるるるる、と血を啜られる。

ちょっと!ちょっと待て!吸血鬼かお前は!?

 

「っ、シェラ!待て、待ってくれ・・・・・・この、いい加減にしないか寝惚けコウモリッ!!!」

 

ジタバタ抵抗してみるが、噛み付かれている場所が場所なだけにろくな事が出来ない。

引っ張ったら痛いし、ベッドを汚すのも偲びない。

私は早々に暴れるのを止めて、ぼんやりと天井を眺めたのだった。

数分後、ベッドの上で土下座しているシェラを、私は首筋を布で押さえながら見ていた。

 

「・・・満足していただけたようで何よりだよ」

「大変申し訳ございませんでしたああぁ・・・・・・!」

 

半泣きでごめんなさいするシェラに、私はやれやれと苦笑するしかない。

 

「まぁ、気にしてないから顔を上げてくれ。にしても、そんなに私の血は美味しいのかね」

 

ちょっと気になって聞いてみると、シェラは叱られた犬のような顔でこくりと頷いた。

 

「貴方の血、流れてる魔力量が半端ないの。だから、私達みたいな生き物にとって、何ていうの・・・やめられない、止まらないって言うか・・・・・・」

 

かっぱえびせんかよ。

つい、そうつっこんでしまいたくなるのを押し殺した。

 

「とりあえず・・・昨日の件、気をつけてね。私の方も、ちょっと気にしてあの地下室のあった部屋、見ておくようにするから。何か変化があれば、連絡を入れるようにするかわ」

 

身支度を整えるのを手伝ってもらい、シェラはそっと私に耳打ちした。

 

「ありがとう、助かる・・・・・・それでは、これで失礼しよう」

 

シェラの見送りを受け、私は部屋を後にした。

ロビーでウルスさん、ロッサさんと落ち合うと、足早にギルドへと向かう。

ギルドの入口をくぐり、マリーナさんに挨拶をして応接室まで直行。

 

「で、どうだった。収穫はあったか?」

 

何やら妙にスッキリした顔付きのおっさん二人・・・昨夜はお楽しみでしたねぇ。

ちょっとばかりじろりと睨み付けた後、私は溜め息を吐いて、見てきたものの詳細を話した。

 

「・・・・・・カーッ、とんでもない性癖の持ち主だなぁ、アウレリスの坊ちゃんは!」

 

ロッサさんは顔を歪め、頭をガシガシ掻きむしりながらソファに勢いよくもたれ込んだ。

 

「にしても、お前よくサキュバスを味方に付けられたなぁ。アレ、男にとっちゃ天敵の魔物だぞ?何したんだ一体」

 

ウルスさんは信じられないものを見るような目で、私を見てくる。

 

「まぁ、無欲の勝利とだけ言っておきましょう」

「無欲ゥ?うっそだー、お前アレだろ、超〇倫でごぶぁ!?」

 

超下品な茶化し方をするロッサさんに、私は鮮やかな裏拳を叩き込んで黙らせる。

朝っぱらから何ちゅーことを言うんだ、このスケベ親父は・・・・・・セクハラで訴えるぞアホんだら。

あーあ、と言うように、ウルスさんは崩れ落ちたおバカさんを一瞥し、アホだなお前と呆れ顔で呟いた。

 

「そんで、どうするよ。今からゴルゴーンの地下室とやらに、王国の兵士引き連れてなだれ込むか?」

 

私は考え込む。国にチクったところで、すぐ様動き出すことは無いだろう。

国がこっそり、周りに気付かれずに動くことなんて、多分出来やしない。

恐らく、ゴルゴーンで違法奴隷を購入した貴族達の妨害なんかも入るだろうし、下手したらあの地下室ごととんずらされるかもしれない。

 

「いきなりは無理でしょう。最悪、証拠隠滅されるかもしれません・・・・・・なだれ込んでみたものの、タダの物置になっていれば、たまったもんじゃない」

「そうだよなー、国が動くって大掛かりだし。なら少人数制とかどーよ」

 

にょきっ、と私の横から、復活したロッサさんが口を挟んだ。

 

「うわ生きてた!」

「言い方酷い!」

 

大袈裟に驚いてみせれば、ロッサさんにぺしりと肩の辺りにツッコミを入れられた。

 

「とりあえず下らないやり取りは置いといて・・・その心は?」

「精鋭部隊なら気付かれにくくね?ってこった。幸いにも、俺は国の騎士団連中に顔が利く・・・・・・昨晩みたいに、客を装って忍び込めば、現場を抑えることが出来るだろうよ。騎士団がまずいなら、知り合いの貴族の一人や二人、ゴルゴーンに放り込んでもいい。貴族って言ったって、随分気のいい連中さ。腕も立つしな」

 

ロッサさんの口はへらりと笑っているが、目だけは全く笑ってなかった。

 

「騎士団に顔が利くって・・・本当に貴方は何者なんですかね」

「お、俺の事が気になるか?いやぁー、そりゃ秘密ってヤツ?いい男は、秘密が多い方が様になるってなぁ!」

 

ニタニタとチェシャ猫みたいな笑顔のロッサさん。

気にはなるが、まぁ今はどうでもいい。

 

「なら、騎士団からでも貴族からでもいいので、腕の立つ方を数人選出お願いします」

「あれ?無視?無視なの?ねぇちょっと!」

 

さらっとスルーして、必要なことだけ言えば、ロッサさんは膨れながらもわかった、と頷いた。

 

「話はまとまったな。そんじゃ、茶でも煎れるか!」

「あ、俺濃いめがいい。朝だし」

「私も濃いめでお願いします」

 

立ち上がったウルスさんが、うーんと伸びをしながら言う。

朝イチのお茶は、濃いめが美味しいんだよねぇ。

大きめカップにたっぷりのお茶を、むさくるしいが男三人で味わって、私はよっこらせと立ち上がった。

さて、ラフィールも心配してるだろうし、そろそろ帰ろうか。

 

「それでは、お二人共お疲れ様でした。また連絡を待っています」

「「お疲れさーん!」」

 

挨拶もそこそこに、やっと私は宿に帰ることが出来るのだった。

 




はーい、どうも皆様お疲れ様です。
ひっっっさしぶりの更新になりました・・・・・・いや、ちょっとfgoロンドン攻略してまして 
次はアメリカかー、何かえげつなそうやなー。
さて、今回は潜入ミッションだけで終わってしまいました(;Д;)
出来ればラフィール君の話もしたかったんですが、力尽きました。
毎度おなじみ後書き詐欺ですサーセン。
・・・・・・次回はですねー、いい加減話をスピードアップ⤴させたいところですね。
亀か!ナメクジか!と罵られてもおかしくないスローペース・・・・・・というか更新頑張れマジで私。
でもなー、始皇帝がな、めっちゃ欲しいねん・・・・・・ルーラーとかまだ誰もおらんねん!
無課金で頑張っております、皆さんもガチャ運がありますように! ではまだ次回ー!

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