誰か助けて・・・(涙) 作: 芝
意外と速いスピードで進む竜車が開けた場所についた。
そして、そこに倒れている人と、先に行かせていた2人を見つけた。
「その人が?」
「ええ」
倒れている人の周りには少量の石と折れた枝、大量の雪が積もっていた。
恐らくだが、上に見える折れた木の枝や雪のおかげで、衝撃を少し吸収する事が出来たのだろう。だが、それでも衝撃は強かったのか、気を失っていた。
それでも生きてるとかハンターってやっぱり
「そして・・・」
ちらりと周囲を見渡す。
雪に埋れていて分かりづらいが、それでも動く影を確認できた。
ブランゴ。それが6匹。
スフィルが舌舐めずりをした。
「今日はカルビで焼肉か?」
頷かず、少し耳を澄ませる。
少し近い場所(と言ってもブランゴ達よりは遠い場所)からランポス種の走る時のテンポと同じ足音がした。
「いや、近くにギアノスがいると思う。だから、やわらかいモモ肉も食べれますよ」
「かなり遠いけど、ポポとガウシカもいるよ」
と、上からディーレンが言う。
ホワイトレバーにポポノタンが手に入るかもしれない、が。
「ポポは無視してください。ガウシカのみを頼みます」
「? 分かった」
俺以外の全員が動き出した。
スフィルはガンランスを地面に落として背中につけていた双剣を手に走り出した。
2体のブランゴは急接近してきたスフィルに対して、片方はバックステップ、もう片方は喰らい付こうとスフィルに向かって飛びかかった。一瞬スフィルの姿がブレたかと思うと、首を失った2体のブランゴの後ろにいた。
それと同時に、ウルカがライトボウガン
仲間の首を切り落としたスフィルに、危機感を覚えたブランゴ達がスフィルに襲い掛かるも、上空から撃ち出された弾丸に頭を貫かれ、崩れ落ちていった。
1体だけ何とか息のあるブランゴが居たが、落ちてきたウルカに頭を潰され、力尽きた。
これまで僅か5秒。
5秒でブランゴ6体。しかも首か頭にしか攻撃が当たってない。
ヤバイ強過ぎる俺抜かされてるだろこれ。
だが、
「両方とも終わったよ」
ディーレンは更にやばかった。
少し遠い位置にいると思われるギアノス達。足音からして大体5体ほどがいると思っていたが、足音はおろか、雪の踏みしめる音も聞こえなかった。
そして、音がしていた場所には、小さな頭に孔を開けているギアノス達が倒れていた。
いつの間に?
そして、当然とでもいうかのように、全員ヘッドショット。一撃である。あの速さのものを一撃とかマジでヤバイだろ。
「ギアノスの狩猟お疲れ様。さて、ガウシカを狩りに行かないとね」
「? だから、
・・・まて、両方ってまさか。
軽く跳んで竜車の上に乗り、ディーレンが指差す方向を見る。大体200m〜300mは離れている場所に、ガウシカの群れがあり、10〜15匹いた。というかまだ生きていた。矢も刺さっていない。
そもそも、200m以上となると、弓やボウガン系統でも当てられないしね。前世の拳銃とかの最大射程距離だった筈だし。今のこの世界では当たることはできないだろう。
「来た」
首を傾げながら、もう一度ガウシカの方を見ると、上空から落ちて来る5本の光を見た。そして、その光は磁石のように5頭のガウシカへと引き寄せられ、全てが頭を貫いた。
当然、頭を貫かれたガウシカは死に、残りのガウシカは走り去っていった。
俺は口を開けて惚けるしかなかった。
今更思い出した事だが、前世の長弓は200m以上飛ばせるやつがあった。しかも昔のやつで。強弓はそれと同じかそれ以上の射程距離だったような・・・。
なんだ。ならモンハンの世界でなら余裕だろ(白眼)
ヘッドショット出来るかはまた別の問題として。
「よ、よくやった」
ディーレンにそう言うと、頭の耳に見える部分がピコピコと動いた気がした。他の2人が、不満そうに見てきた。
「スフィルとウルカもよくやった。下手をすれば竜車に被害が出ていたかもしれなかったしね」
スフィルは武具から赤い雷を。ウルカも防具から金色の雷を僅かに発した。え、そんな事できるの?
いや、見間違えかも。出会った時も殺されるのを幻視してしまったし。うん。
「さて、それじゃあ今日はここで野宿だ。ディーレンとウルカはガウシカを。スフィルはギアノスを持ってきてくれ。すぐに血抜きをしないと」
腰から剥ぎ取りナイフを取り、準備を始める。
さて、久々にホワイトレバー食えるかも。頑張って下準備しないと。
朝起きてランキング見たら33位。
はい!?
目が覚めてから大混乱。
順位上がってる!?
だが、放課後にはランキング外にいるだろうと思い、学校に。
友達に、放課後に順位が上がってたら番外編を書いてやろうと言って笑っていた。
そして、帰ってきてすぐに確認。
32位
一個順位上がってる⁉︎
そして友達からマジかwwと笑われた。番外編がんばとも言われた。
さて、番外編書いてきます(震え)