誰か助けて・・・(涙)   作:

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はいとてもお久しぶりです。
この前のアンケートで決まった別視点を投稿いたします。
それに伴って、『誰かこの役職変わって・・・』も少しだけ変えましたので、気になる方は確認をお願いします。

活動報告を見てアンケートに参加してくださった禍人さん。ロック大佐さん。アムクさん。pol0331さん。ありがとうございました。




【別視点】誰かこの役職変わって・・・

 

 

 

ああ総長様カッコよくて凛々しくて最高です総長様が私に全ての仕事を任せてくれたならば私は業務の全てを完璧にこなし尚且つ全ての雑務さえもこなして見せましょうですので私に一言たった一言で良いのでお申し付けくださいと言っても私にそんな事は言わないんでしょうね総長様はああやはり素晴らしい他の支部では全ての業務を押し付けるようなやからがいるというのに総長様はそれを良しとせず更には自分で雑務さえもこなそうとしているのですか流石は世界で一番尊敬できて世界で一番愛して止まないお方ですああそれは当たり前のことでしたねいつもいつでも色々な場所から送られてくる書類全てに目を通し的確な指示を下しながらも我々の事を気にかけてくださるのは総長様ただ一人だけですああ総長様私は耐えられそうにありませんもう少しでこの気持ちが爆発しそうですですので私を受け止めてください総長様受け止めていただいても殺していただいても構いませんですからあなたの胸元に飛び込ませてくださいそういうわけですので総長様私は今から貴方様の御前にいきま

 

「何やっているのですかこの馬鹿姉は」

 

頭を割と本気で叩かれ、現実に戻って来た。

それと同時に、猛烈な痛みが襲って来た。鋭く、だが鈍い痛みだった。

 

「い、いえ妹よ。私は自分が総長様をどれだけ好きなのかという事を再確認していただけで」

 

「そんな事するくらいなら仕事を・・・って、終わっているんですね」

 

そう、仕事はもう終わっている。

仕事など渡されてから数分で終わらさせ、総長様の場所に行く準備をしていたのだ・・・二時間ほど。

 

「またそんなに時間をかけていたのですかお姉様は・・・」

 

「仕方ないじゃない。少しでも乱れがあってはいけませんし。そんな姿、総長様には見られたくなどありません・・・」

 

妹から「はぁ、これでこの言葉を聞いたの何回目だろう」。そんな目を向けられた。それを無視して私は報告書と総長様への書類(殆ど終わりかけにされている)を手に取った。

 

「さて、行きますよ。総長様の元へ」

 

そう言い、総長様のお部屋に向かう。

廊下を少し歩くと扉が見えてきた。

高さ2m半で横幅1mちょっとの大きめの扉。それを開けた瞬間に、私たち二人は幸せに包まれた。

 

総長様の香りが鼻から入って全身へと浸透していった。その香りに全身が昂り過ぎて、肌が服で擦れるだけで嬌声を上げそうになるが、気合いで耐え抜く。それまでの間に何回かイッた。妹も同じくだ。

総長様が此方を見て「おはよう」とお声をかけてくださった。これだけでまた数回イッた。

 

「じゃあ、報告を頼むよ」と言い、総長様は執務机に置かれている書類に目を通し始めた。やはり、書類の処理などで忙しいのだろう。書類をどうするか考えながら、此方に耳を向けて来ていた。

 

私は一歩前に出て「総長。書類を持ってきました」と言った。

 

「ご苦労様。そこに置いといてくれ。すぐに目を通すよ」

 

これだけでまた数回イッ(ry

妹が報告書を読もうとしていたので、チラッと見た。瞬間、頭が痛くなった。

 

「総長様、王族の方からまた依頼が・・・」

 

「分かった。内容を確認しだい依頼として認めるかを決めるから待っていてくれ」

 

多分総長様や妹も同じ事を思ったはず。

またあいつ(第三王女)か!と。

実際に、総長様は此方を向いてはいないが、少し表情が変化しそうになっていた。やはり、同じ事を思っていたのだろう。

 

次は、私の番だ。

 

「総長。塔付近での生態系が変化しだしたとの報告が」

 

「調査隊と龍歴院の学者、あとはHR12以上のハンターを・・・そうだな、6人以上10人以下連れて行くように指示してくれ。くれぐれも、無茶やモンスターの討伐のしすぎに気をつけるように言ってくれ」

 

悩むことなくスラスラと出てくる言葉に、今日もまた驚いてしまった。悩むそぶりすら見せず、一瞬で答えるのはやはり総長様だからこそなのだろう。しかも、他のことをしながらである。

流石は総長様。略してさす総である。

 

「総長様。ミラ家の当主より招待状が届いています」

 

考えている間に妹がそう言い、招待状と思われるカードを執務机に置いた。またあの女共かと思いつつも、

 

「・・・わかった。二日後の夜には時間を作ると伝えてくれ」

 

との言葉で直ぐに思考を変えた。

今後の予定を思い出していたのか、一瞬だけ悩みはするものの、やはり直ぐに答えていた。さす総。

そしてあの女共今度不慮の事故で殺してやろうかと考えてしまった。

 

・・・次に行きましょう。

 

「総長。『古龍種の依頼か古龍級生物の依頼はないのか?あったら俺に寄越せ。ドハハハハ!』『俺のところにも寄越せよ? 最近は暇で暇で仕方ないんだよな! どんな敵でも瞬殺してやるよ! バハハハハ!』との手紙が送られてきましたが、どうしますか?」

 

「あの2人か・・・また後で手紙を見る。置いといてくれ」

 

総長様は先ほどより少し考え、保留にしたようだ。

赤鬼と黒鬼の2人。ヘルブラザーズと呼ばれていて、古龍を退ける事が出来るほどの実力を持っている。

「彼らは本当に人間だろうか?」と総長様が呟いていたのに、私達も同意したほどだ。

 

 

 

その後、2人で交互に報告をしていき、私の物が最後の一枚になった。

報告書を流し読みする。雪山奥地。崩れる。地形の変化。その言葉だけで、私と妹は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と直感した。

 

「・・・総長」

 

「どうしましたか?」

 

私の声から何かを感じ取ったのか、書類を書く手を止めて此方を見ました。

 

「雪山の奥地にて地形の変化が見られました。全て氷の大地だけです」

 

それを聞いた総長様は、何かを察したのか、書類を書いていた手を止め、何かを思い出すかのように目を閉じた。

何か、思いつくような事があるのだろう。

私にも、少し思いつくことはある・・・が、それは違うと思うのですぐさま思考を止め、

 

「いかがなさいますか?」

 

と聞いた。

私の言葉にゆっくりと顔を上げた総長様は、何かを決心した顔をしていた。

 

「・・・僕が出よう」

 

私達はその言葉の意味を理解するのに数秒かかり、更には驚いた顔をしてしまった。

総長様が・・・私達が知る限り数十年は職務で縛られ続けた総長様が、仕事とはいえ外へと。休みに行く事が出来るということだ。

 

私達2人は歓喜した。やっと、やっと、本当の意味で総長様のお役に立てるのだから!

今までは何があろうと、どんな事が起きようと自らの職務を必ず終わらせ、それから外交などを行なっていたが、他の場所に長期間向かう。となれば、総長様は必ず仕事から離れる。

 

「一週間後。付いて行ってもらうのはHR解放者のみ。人数はハンターが3人。調査員を1人。あとは現地で詳しい人やその地にいた調査員に頼もう。さあ、旅団の準備を。みんなに伝えて大急ぎで。それでいて通常業務に支障をきたさないように。一週間以内に終わらせたらボーナスを出すぞ!」

 

ならば、急げ。総長様に休暇を。快適な休暇をお届けするためにも。

命令が下った瞬間に私達はそれぞれの場所に走り出した。

妹は全ハンターの記録を管理しているギルド情報管理部へ。私は、竜車の管理、ギルドとの商取引きが行われているギルド商業区へと向かった。

 

 

 

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その日、ギルド商業区に、姿がぶれるほどの速度で走って来た影があった。そう、私である。

ギルド商業区の最も高い場所(高さ10m近く)に一回の跳躍で飛び乗ると、大声を上げた。

 

「全 員 注 目!」

 

まるでモンスターの咆哮かと思えるほどの声に全員がそちらを向いた。続けざまに言う。

 

「総長様が他の地へと向かう事がつい先程決まった!」

 

何故だと嘆く者や顔を青くする者など、騒がしくなったがそれを無視して続ける。

 

「そして、総長様から我々に()()が下された!」

 

騒めきは止まないが、それは今の言葉で嘆きから歓喜へと変わった。嘆いた者は獰猛な笑みを浮かべ、顔を青くした者は興奮で顔を赤くし、その命令を待つ。

 

「一週間! 一週間以内に旅団を作れとの事だ!」

 

すぐに動き出そうとする人々に、「だが」と言葉を続ける。

 

「総長様は昔から今も変わらず我々を見、そして助けて頂いた。その方に、只の旅団程度でいいと思うか⁉︎」

 

『ダメだ!』『いい筈が無いだろう!』『我々の受けてきた恩はその程度では無い!』

 

当たり前の事を聞くと皆がダメだと言う。

そう、これは当たり前だ。全ての者が世話になった総長様。その方に只の旅団ではダメだ。

だから

 

「これから作るのは只の旅団では無い!

世界一を誇る旅団だ! 一週間以内に用意するぞ!

 

怒号が飛び交い、全ての者が全力で準備を始めた。

 

 

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同時刻。ギルド情報管理部にコツコツと静かに靴音が響いた。

まあ、私ですがね。

その靴音でその場に居た全ての者がこちらを向きました。

 

「皆様に、報告があります」

 

静かに反響する声が部屋中に広がり、完全に意識ごと此方に向いた。

 

「これから一週間後、総長様は旅団を率いて他の地へと赴き、調査をするとお決めになさいました」

 

チラホラと下を向く者がいるが、だが、すぐに顔を上げた。そう、気が付いたのだ。

 

『それは、総長様が少しの間とはいえ、お休みになられるという事でしょうか』

 

「ええ、そうです。移動だけでも10日は掛かる程の距離があります。少しだけですが、お休みになられるでしょう」

 

小さくだが、歓喜の声が上がった。

此処の者達は、頭が良く回る。だからこそ、総長様が普段から小休憩や食事、睡眠以外に休みを取った事がない事を、数年もギルドに勤めていれば理解出来たのだろう。

 

「これは総長様からの()()です。旅団に入れる人員は、ハンターが3人、調査員が1人です」

 

直ぐ取り掛かろうとする者達に、最後の一言を言った。

 

「我々は総長様に少しでも休んでいただくために、最強のハンターを、最高の研究員を探しなさい。期限は一週間・・・いえ、3日です。・・・ですが、貴方達なら、十分ですよね?」

 

全員が全員、『当たり前だろう』と、此方を見て嗤った。

声が飛び交い、情報が高速で処理され始めた。

 

 

 

=========

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総長の一言が、ギルド全ての人を動かし始めた。

しかも、全員が全員総長への忠誠心ほぼMAX。

 

さて、どうなるかは、もうわかるだろう?

 

 

 

 

 

 

 




それでは、テスト期間入ったので勉強してきます。
欠点何個に抑えられるだろう・・・
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