『ふぅ、だいぶ歩いて来たが人すらおらんとはどう言う事だ?』
そう言いながら俺は、適当に歩いていた言霊の力で乗り物とか出して移動をスムーズにして行きたいがここがどんな世界か分からないのにむやみやたらに力を出さない方が良いだろうと思いそういうのは出していない。
『まあ、食い物とかは能力でどうとでもなるから良いけど本当に誰もいないな。』
確か女神様は魔物が出てきたり、争い事が多い世界と言っていたが全然そんな風には見えない風景が続いていた。魔物の一匹でも出て来てくれたらどんだけこの能力が通用するのかを検証出来るし、魔物って言ってもあれだろ?序盤だからスライムとか可愛いモンスターに違いないと心では余裕を持っていた。
そんな時地面が急に揺れ出した。
『なんだ?地震か?』
地震大国の日本に住んでいたから地震はさほど珍しくはないが、こっちの世界に来ていきなり地震はおかしい気がするが収まるまでジッとしていようと思っていたら地面が割れ出した。
『ん?なんだあれは?』
そう言った瞬間に何かが出てきたそいつはカマキリの腕を持つアリみたいな奴が出てきた。
『これが女神様が言っていた魔物と言うヤツか…俺が思ってたのと全然違うやないか!普通序盤ってスライムとか、ウサギみたいな可愛いタイプの魔物やないんか!』
と文句を言いつつ俺は逃げ腰になりながら後退していった。
『クソ、こうなったらやけだ!』
そう言って俺は銃を浮かべながら言葉を発して。銃を出した。
『オラ、くらえ!』
ドドドドと銃から弾を吐き出しながらその魔物に当てていく。それは魔物に当たっているが致命傷までにはいたらずにいた!
そしたら、その魔物が近づいてきてカマを振り上げていた!
『ヤバイ、あんなの当たったらこっちは一発で終わってしまう。』
俺は全力で振り返って走った、その瞬間俺がいた所にカマが空を切っていた!
『ヤバイヤバイ。どうする?何かアイツを止める方法はないのか?』
俺は必死に逃げながら色々考えていた。
『いいかい?言霊ってのは言葉で現実に影響を与える力なんだよ?』
その時ばあちゃんの言葉を思い出した。
『言葉が現実に影響を与える?そうか!』
俺は一か八かの勝負に出た!
『そこの魔物止まれ!』
俺はそいつに向かって言葉を発した、そしたらその魔物はピタリと止まってしまった!
ふぅー良かったひとまずは安心した、その後魔物に巣に戻るように言ったら巣に戻って行った。ばあちゃんの言葉を思い出して助かった。
この能力は生物の行動すら影響を与えてしまうのか…まだまだ俺はこの能力を理解していないし、あんな魔物がいるならこれから修行などをしていかなけばならないな…と思っていた時に俺はふと思った。
『そう言えばなんで俺銃なんて使えたんだ?』
人生の中で銃を撃つ人なんか間違いなく少数だし俺もその中の一人でもある。これもやっぱり身体能力アップに関係しているのか?
『まあ、こんな事考えてても仕方ないか…良し今からはこの能力と魔物が来ても大丈夫なように修行をしながら人を探すか…』
そう思って立ち上がろうとしたが腰に力が入らなかった。俺は想像以上に魔物にびびっていたのだ。
『まあ、慌てる事もないし休憩して行くか…』
と誰もいないが言い訳じみた事を言って俺はそのまま休憩することにした。
作主 『プププ。腰抜かしてやんの。』
主人公 『カチャ。』
作主 『え?なんで銃をこっちに向けてるの?親に言われなかった銃を人に向けてはいけないって。』
主人公 『知らん。ドドドド』
作主 『ギャーーー』