俺は休憩を取ってやっと体が動けるようになり、また適当に歩み出した。
『もう魔物が出てきてもある程度は戦えるな。』
俺の能力は生物の行動すら影響を与えるので魔物を見た瞬間言葉を発せればいいのだから!
『しかもいざって時はポチを呼んだらポチが倒してくれるだろう!』
俺はそんな根拠のない事を思いながら歩いていた。
そんな時遠くから悲鳴のような声が聞こえた。
『キャー』
『ん?今人の悲鳴が聞こえた気がしたぞ?』
声があったのは道を外れたところか聞こえた気がした、俺はどうするか悩んだ…
数少ない人との接触だから声のする方に行くか、それとも悲鳴が上がる程だから間違いなく魔物関係だろうと俺は思ってしまったが人が困っていたら助けなさいとばあちゃんに良く言われたので俺は声のした方に走り出した。
そこには女の子が一人とアリカマキリが三匹いた。
女の子は弓矢で交戦しているが、弓矢の本数が少ないうえにあのアリカマキリがの皮膚が硬いためか矢が刺さっていないのだ…
あのアリみたいなカマキリ強かったんだなと見ながら俺は魔物と女の子の間に入って行った。
『そこのあなた危ないわよ!』
この女の子は自分が危ないのに他人の事を思えるのかと思いながら俺はケルベロスのポチを呼んだ。
『ポチ、力を借りるぞ』
そう言うと目の前にポチが現れた。
『なに?あたな危険種を操れるの?』
後ろにいた女の子がそんな事を言っていた。
『危険種って何のことだ?ポチはケルベロスって言う幻の生き物だぞ?』
そう言うと女の子はポカンとしており、そんな危険種は聞いた事がないと言っている。まあ話は後にするとしてまずは目の前の魔物を倒してからだな!
『ポチ!奴らを追い払え!』
そう言うとポチは吠えて返事を行い、魔物に突っ込んで行った。
ポチとアリカマキリの戦いは一方的であったポチはアリカマキリの攻撃をスイスイかわして、隙を見ては相手を噛み付いたり炎のブレスを吐いていた!
『ポチは炎のブレス吐けるのか⁈カッケー!』
そう言うとポチは嬉しかったのだろう尻尾を振っていた、もうすでに敵であるアリカマキリは黒焦げになったり、ポチに噛みちぎれたりしていた!
『ポチお疲れ様!』
ポチをねぎらっていたら、後ろから声が掛かった…
『ねぇ、あなた何者なの?』
そんな言葉を投げかけられた…
『俺か?俺は…』
俺はその時なんて答えるか迷っていた。バカ正直に話しても信じてもらえないのは目に見えているから、ここは旅人とでも答えておくか。
『俺は旅をしている、船越徹《ふなこし とおる》だ。気軽にトオルって呼んでくれ!』
『そう、わかったわトオル。私はサヨよ、危険種から助けてもらってありがとうね!』
改めて女の子を見ると歳は俺と変わらないぐらいで黒髪ロング髪はツヤツヤしていて蝶の髪飾りをしている。俺から見ても美少女だと一発で分かる!
俺達は自己紹介をしながら俺はサヨに質問していた。
『どうして?一人でこんなところにいたんだ?』
『それは、田舎から出てきたからよ。本当は私含めて三人で出たんだけど夜盗に襲われてしまってバラバラになってしまったの。』
俺は色々サヨに話を聞いてみて分かったことは、まず俺がアリカマキリって言っていた魔物はあれは、危険種って言うものらしい。またサヨが言うにはもう少し進んだら帝都という国があるらしい!
『私達はそこで合流することにしているのよ!』
これは願ったり叶ったりだと思って、俺はある提案をした。
『もしあれやったら俺も一緒に帝都まで案内してくれないかな?』
『ええ、構わないわ!こっちもあなたみたいな強い人がいたら安全に帝都に着けるわ!』
そう言って俺はサヨの護衛を行い、サヨは俺を帝都までの案内を約束してサヨの案内でまた歩き出した!
作主 『ここで初めて主人公の名前が出てきて、初.女の子の出演です!
トオル 『俺の名前出すの遅すぎるだろ!』
作主 『決して出すタイミングが見つけられなかったとかではないですから!』
サヨ 『私の空気感…』