こんな糞読みにくい自己満足からきている小説を読んでくださっている人がたくさんいて驚きと幸せを感じています。
今回はケルト編のプロローグ的なものです。
どうぞたのしんでください。
アリアが死んだ時、彼女の両親が彼女の魂を両親の異空間へ持ち去ってアリアを泣かせた。
最初の転生はどうしてもつらい、しかも片思い相手に愛を壊され、その相手の子供達を産み、育て、神に立ち向かい、罰した。その行動は普通の人間の精神では到底壊れてしまうものであったのだ。
アリアは我慢していた。ギルガメッシュに対する複雑な思いを、友であるエルキドゥが死にかけた事によってもたされた絶望を、神々に世界のバランスを世界崩壊までめちゃくちゃに乱している自覚がないということへの失望、その怒りを罰という形でやってしまった残酷な自分の役目の恐ろしさ、そして何より子供達の成長とその行き先を見守れない悔しさと無念があって涙が止まらなかったのだ。
そんな経験があるアリアの母親は思いっきり泣かせた。
世界の調節者は転生し続ける人間でも神でもない中間の存在。だが始まりはただ人間だったのだ。なのでアリアの母は思いっきり泣かせた後こう言った。
「あなたが生まれる度、私があなたを産むわ。」
母親は優しく言った。父親も明るく同意して娘の頭を撫でた。
何回も転生して独りぼっちにさせちゃうアリアをとても心配し、できるだけ幸せを運んでやりたいのだ。父親はできるだけ一人で旅立っても集団や強者に殺されないように修行と狩りの仕方を教えるつもりだった。
その言葉と行動でアリアはとても安心してしまい、休み、次の転生の旅へと進んでいった。
そんなかんじでアリアはギルガメッシュ、エルキドゥや子供達と死に別れて何百年経った。
アリアの子供達は子をなし、アリアいう特殊な者とギルガメッシュの神秘の力を持つ血筋のおかげで彼女の子孫の一人として何回か転生して調節者として人生を全うした。
古代エジプトやギリシャ神話時代とかに何回か転生した時、思っていた以上に神同士のドンパチがあって血反吐吐きそうな思いで何回も命を懸けて世界の調節したアリア、もちろんキレぎみで人間や神を罰した。
エジプトの時代ではなぜか太陽の子になった王様の愛する妻の友となったり、ギリシャ神代では旅の途中で最速の英雄に口説かれたりとちょいちょい有名になりかけていた。だが彼女が有名になるのは決まって「エア」という職人としての腕を買われている事
ばかりで名前も顔も覚えづらくする呪いのアクセサリーでどうにかしていたので後世に詳しく伝わらない程度ですんだ事に安心したアリア。
そんな転生を繰り返し、今彼女がいるのはケルト神代。アリアが生まれたのは小さいが貴族や王族が住むような屋敷の中で生まれた。
転生した中で一番権力のある立場で生まれたアリア。彼女の母はその屋敷の姫であり、父親は遠い国からやってきた戦士であった。家族全員で驚きながらも穏やかにアリアは育った。
アリアは権力を利用し知識を詰め込み幼いながら自分のやりがいであるモノづくりに励んだ。そして母親と一緒に世界の調節をしたり、父親と一緒に狩りや修行をしたりと今まで通りであるが穏やかに時間が進んでいた。
だが、アリアが4歳になるころに事件が起きた。
のんびりと過ごしていたアリアと両親。
平和だった屋敷にいきなり、奇襲が起きた。アリアたち家族は応戦するがケルト時代はある意味一番戦闘力が高い時代だったのでアリアだけ逃げるのに精一杯だった。そこからしばらく両親と会えなくなってしまったアリア。泣きそうになるがもう何百年も記憶や意思をもって転生しているので自立しているのも当然で旅をする生活をしようとしているた彼女だが、子孫じゃない親戚が強引にアリアの養親になる。その養父の名はフォルガル。
養父はアリアの名前を勝手に改名した。アリアは「エウェル」と名付けられ、ほぼ奴隷当然のようにいろんなものを作らせた。たった4歳の子供が装飾品から武器まで作れる事を知っていたフォルガルは実はアリアが住んでいた屋敷を襲った元凶であり、黒幕であった。
何故アリアがモノづくりに長けていたのを知ったというと彼らの親戚内で流れていた彼女の作品が恐ろしく性能がよくきらびやかであったからだ。そしてフォルガルは魔術師であったので簡単に価値のある作品を作り上げる魔力の持ち主を知ったのだ。アリアを手に入れたいフォガルはアリアの両親を邪魔だと思いこの襲撃を実行したのだ。そのくらい彼女に価値があると思っていた、そしてその働きは想像を超えていた。
アリアは逃げたいがフォルガルが家を襲われ、両親に殺された彼女を責任もって育てていくとでっち上げして世間に彼女の存在を知らされしまったのでできない。
しかもフォルガルの実の娘のモアを暴力で支配していたので、普通に怪我を治して年上であったがか弱い彼女を保護する為にアリアはいつもそばにいる必要があったので中々フォルガルから逃れられなかった。
モアをそばに置きながらアリアは頑張って武器や装飾品を作っていた。初めてただ当然で作らされているのでいやいやで作っている彼女であったが職人としてのプライドが許せないので作品は一級品を作り出す。そしてフォルガルはその作品を言い値で売りさばき、金を自分だけのものにする。その様子を見たアリアは悔しい思いをしていた。自分の作った作品が穢れた者によって売られていく様は彼女にとって子供を目の前で売りさばく姿をただ見る事だけのように感じられて嫌であった。
そんな悪循環が起こっている環境にいたのだが彼女自身の存在意義である「世界の調節者」としての役目を果たすためにこっそり城に出て、いろんな場所で歌を歌いバランスを整えていく。
その間、モアはアリアの作戦で父親がしらない秘密の部屋に閉じこもって知識を高めてたり、女性らしい針仕事を練習したりと頑張っていた。
アリアのモノづくり以外の生活といえば姫としての礼儀作法と流行うを知るのみで退屈な毎日。正直彼女にとって必要がないものであったが本物の姫であるモアの為に一緒に頑張っている。だがあまり贅沢できる立場じゃないので宝石やドレスは一切与えられていないアリアとモア。
アリアは普段エウェルと呼ばれ、職人の時は変わらずエアと名乗っていた。アリアは正直無理やり改名された名前が嫌い、なぜならフォルガルの私物のような感覚になっていて気持ちが悪いから。だがフォルガルはその名前を痛く気に入っており、無理やり返事させる。養父の妻、家臣や使用人にもエウェルと呼ばれている彼女はいつも気難しそうな表情で返事をしていた。みんな彼女が金づるであると理解しているし、フォルガルに逆らえないのでアリアと呼ぶことはない。だがアリアに救われたモアは人前以外で彼女の本当の名前で呼ぶ。アリアはふわりと親愛を込めた優しい表情でモアに返事をする。アリアにとって両親につけれられた愛の証である名前を呼ばれてうれしく思い、モアに感謝していた。
アリアはモアを深く感謝していた。その感謝を込めてアリアはモアに針仕事以外の彼女に合った知識や技術、武術を教えた。だがアリアはモアには自分が世界のバランスを整えている人外であると説明をしなかった、信用してないわけではないが人に知られないように世界を調節するのがアリア達、癒し手なのだ。その為彼女が外に出る時、モアには食料やモノづくりに必要な素材を集めに行っているという事にしている。実際に行っているので嘘ではないのでアリアはあんまり罪悪感はない。
アリアは苦しい生活をしていたがモアとお互い励ましあい、もし大きくなったら城から出て旅に出ようという話をしていた。
この章から不定期連載になります。理由はもうストックがないのと凝り性なので筆が進まないからです。出来たら一遍にどどんと載せたいんですけどね。
不定期連載についての詳しい情報は活動報告で詳しくまでとは言いませんが書いてありますので興味がある方はどうぞ。