世界の調節者、運命の世界で   作:ROT

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不定期連載になり、ケルト編が書き終わったら載せようと予定したら予約投稿を忘れ更新してしまったROTです。

今回も読みにくい自己満足に仕上がってしまいましたのですいません。

実は日本語が中途半端に慣れていないの生活を送っているので誤字や表現の違和感があると思っています。

そんな小説でもいいと思ってくれたらすごくうれしいです!


出会い

それから一年、アリアが5歳になる頃に出会いがあった。

 

それは彼女が城からこっそり出て、世界のバランスを整える為である。

今回その場所はとある危険な森の奥だったが歌の癒し手である彼女にとっては危険を感じないので危険だとは知らなかった。

しかもその場所に人の気配がなかったので癒すために歌うだけではなく、すこし楽しむ為に歌っていたアリア。

できたらモアをここに連れて歌を披露したいなと思いながら歌っていた。

彼女が今いる場所は泉があり、いろんな精霊や動物たちが茂みの向こう側から人影が現れた。

アリアは、え?こんな凶暴な魔獣がいる森の中にいるのかよ!?と思いながら警戒すると彼女より少し年上で大層な美少女が現れた。

空色の髪の気とルビーのような瞳、その色を飾っている顔は幼いながら完成されたパーツ、すらりと伸びる手足は程よい筋肉がついていた。転生し続けても滅多にお目にかかれない美少女を初めて会ったアリアは一瞬固まった。

その間美少女はズンズンとアリアに近づいた。

 

「美しいな。」

 

無意識に手を伸ばした。アリアはびっくりして美少女から離れた。美少女もはっとして慌てた。

 

「わりぃ、わりぃ。あんまりにも歌っている姿がきれいでしかもいい歌声持っているやつがこんな場所にいると思わなくてよ。」

 

美少女にしか上品ではない言葉遣いとにかっと笑みに驚くアリアだが不思議と違和感なく似合っている表情だと思っていた。

 

「...ありがとう。でもあなたみたいな美しい子供がなんでこんな所にいるの?」

「お前がいうのかよ? 俺はこの先にあるクランの屋敷に行く途中だ。お前さんは?」

「私は歌いに来ただけ。」

 

アリアは世界のバランスを整える為に歌っていただけだが、それを初対面の人に言う気ないので事実だけを伝えた。

 

「嘘だろ!? この森、深い所(ここらへん)は魔獣が出るってのに歌いに来るなんて殺してくれって言っているもんだ。」

 

その事実を知らなかったアリアは焦った、この森そんな危険だったのか!?と。

うっかりしちゃったっていう表情をしていたアリアに美少女はその表情に笑いながら彼女の方に手を伸ばす。アリアは最初はその手にためらってなかなか手を差し伸べていなかったがしびれを切らした美少女が無理やり手をつかんだ。

 

「迷い込んだのはしょうがねぇ。安全な所に連れってやるよ。」

 

美少女は親切に道案内をしようとする。アリアは驚いた。好奇心旺盛な年ごろなのに彼女に何一つ質問をしてこない。

 

「何も聞かないの?」

「気になる所がたくさんあるが聞かれたくないだろう? 俺、あんたに嫌われたくないし。」

 

アリアの疑問に対して美少女はすらっと嫌われたくないから聞かないと言った。え?なんでと反射に聞いたら、

 

「炉端に来てほしいからな!」

 

と輝くような笑顔で言った。

アリアはその時初めて美少女が男であると知った。

 

「あなた男だったの?」

「あんたは俺を女だとおもったのか!? ひでーよ。」

 

アリアは男が苦手なので距離を置こうと思うが美少女、いや美少年と手をつないでいるので無理だった。

彼女は行き成りの事でパニックになった。手がつながれているので逃げれない、目の前には初対面の少し年上の美少年がキラキラした目で求婚している。

彼女はなんで自分を求婚したのか聞いた。すると美少年はあんたの歌っている姿をみて死ぬまで俺のものにしたいとおもったからっといった。

一見すると子供特有ののわがままと思われるセリフであるが彼の表情は真剣で目はまっすぐアリアの目を見ていた。その目からはアリアを愛しそうにみている。

アリアはますます不思議だった。

なんで私をまっすぐ見てほしいと思うんだろうと。

 

「で、俺の炉端に来るか?」

「いやだ。」

 

美少年の問いに即答するアリア。アリアはギルガメッシュのせいで父親以外の男が苦手だ。

さらにフォガルのせいで男をあまり信用しなくなった。

美少女はじゃぁ、どうしたら俺のものになってくれるんだ?と聞く。

アリアは求婚を断ったら無理やり自分のものにするのかと思ったがその質問をされてびっくりした。

彼女は親愛と友愛の愛しか知らないので情愛についての経験値がない、恋はギルガメッシュによって壊されしまったから。

美少女がアリアに恋をしているのを理解できなく経ってしまった。

でも彼女はけなげに返事をした

 

「私は男が苦手だ。あなたと結婚する理由もなければ、しようと思わない。」

 

はっきり断ったが美少年はあきらめない。

 

「俺の炉端に来い!」

「いや!」

「来い!」

「いや!」

「来い!」

「いや!」

 

という言い争いが起こった。

しかもどんどんヒートアップしていく。

お互い意思が強く、癖のある人物故のぶつかり合い。

二人は言葉で殴り合いながらもどこかしっくりきて、なぜか心地良かった。

 

「私は嫌だっていっているでしょ!」

「俺は絶対お前を嫁にする!」

「横暴だ!」

「なんとでも言え! 俺はお前に炉端に来てもらって幸せになってもらう!」

「もう!こうなったら私はあなたの前では姿、匂い、声、そして気配さえ別人になるわ!」

「やってみろ!俺はお前がまったくの別人になっても見つけてやる!そしてお前に求婚する!」

「は!私は逃げるけどな!」

「なんだと!」

「「...」」

「く、ハハハ!」

「ハハハ」

 

二人はなぜか自分たちが争っているのがおかしくて笑った。アリアは百年以上ぶりに大声で笑った。

思いっきり笑った後、二人はすっきりした。特にモアの心と体を守りながら誇りを持てない強制的な仕事をしていてストレスがたまって笑うことが少なくなったアリアは席が出るほどおかしくて笑った。

 

「...ああ、笑った。俺の名前はセタンタ、あんたは?」

 

「私は...」

 

アリアは彼の問いに答えようとしたが“どの名前”で名乗るのが一瞬迷った。彼女にとって名前は大事なものだが名乗る相手によってほとんど職人としての「エア」という名で名乗っていたがなぜか美少年、セタンタ相手になぜかどの名前を名乗るか迷ってしまった。この時、彼女は精神的に追い込まれた環境にいたため「アリア」と呼ばれる事を望んでいた。すこし迷ってこう答えた

 

「私は“アリア”。」

 

アリアは転生人生の中でメソポタミア時代以来、人前で名乗っていなかった親からいただいた大事な名前を名乗った。

 

何故アリアはセタンタに名乗ったのはわからない。でも会ったばかりであるが彼はとても気持ちのいい少年であったから彼女は不思議と楽しくて安心してしまった、行き成り求婚されたのに。

セタンタはあ、といい優しくアリアの手を握った。

その手は子供にしては皮膚は厚いが太陽の温かさを感じるぬくもりであったためか、彼女は拒否反応せずきょとんとした。

セタンタはその様子に愛しい相手を見守るように笑う。まだ幼い少年がする表情ではない!

その表情をみたアリアはに戸惑うが温かいぬくもりに安心してしまう、セタンタは優しく声をだした。

 

「安心しな、この森を一緒に抜けよう。」

 

この時代において強奪が常套手段である、宝も食料も嫁も奪ってもなにも言われない神代。求婚した相手なのにセタンタは優しく森の外に通じる道を案内している。

 

「そう...このまま私を連れて行かないの?」

 

そんな彼をアリアは不思議に思い聞いた。するとセタンタはこう答えた。

 

「今は何もはじまっちゃいねぇよ。」

「え?どういう事?」

「俺達は今から勝負するんだろ?」

 

勝負始まる前にお前を連れ去る事は反則だと笑いながらアリアの歩く速度に合わせて手を引くセタンタ。

彼女はこんな誠実な男の子なんているのかと驚いた。

今のアリアの肉体年齢より年上だとしても人を気遣いして勝負において公平であろうとするその姿勢に関心した、そして父親以外のような強くて優しい男がいるとは思わなかった。

 

彼女がそう思っていたら、セタンタが行き成り彼女の方へ振り向いた。

 

「森を抜けたぞ。」

 

そう言ってアリアが見えやすいようにつないでいた彼女の手を放し、見えやすいように体をずらした。

それまで通っていた薄暗い獣道からさんさんと光る太陽がまぶしく、アリアは思わず目を細めた。

少し時間が立つと彼女の目には美しく壮大な自然の景色が広がった、そしてふと思った。

 

いつから私の視界は狭くなっていた? 

 

アリアはフォガルに閉じ込められてからモノ作りの為に顔を下に向き作っていた。モアを守るためにいつも足元を見て転ばないようにしていた。歌を歌ってもモアが心配ですぐ帰るから外の景色なんて気にしてられなかった。人の所為にするわけではないが彼女にとって人を守るのはとても神経を使うものであると知らない。

いつの間にかに弱い心になっていたのを気づいた。

そんないつの間にかに下を向いていた自分が恥ずかしくなったアリアはセタンタに感謝がいっぱい。

無意識ににほほ笑む。その微笑みを真正面から見てしまったセタンタは顔を赤くして思わず、

 

「俺の炉端に来てくれ。」

 

と言ったらアリアは思わず

 

「嫌。」

 

と答えた。

そんなやり取りを終えた二人は行くべき場所へと歩き出した。その前にアリアはセタンタにあるものあげた。それは月の形をした首飾り。

その首飾りは夜でも安全に進めるお守り以上の効果が発揮される。しかもアリアが義父に依頼されたものではない代物でそして珍しいくらい気合を入れた作品であるので恐ろしいほど旅の安全性を確保したセタンタであった。

彼はアリアにお礼を言って風の様に走り去った。

あっさりとした別れに面を食らった彼女だったが、なぜかそれが心地よく感じまた会えると確信をもってアリアもモアが待っている屋敷に戻った。

 

 

セタンタとアリア。

 

この出会いが二人の運命が大きく遠い未来まで動かすものとなるとはこの二人は知らないお話なのだ。




どうでしたか?

まだちゃんとセタンタ、クー・フーリンのキャラクターをうまくつかめなくて苦戦しました。一番好きなキャラクターなんですけどおおおお!!

でも好きなキャラだからこそ今頑張ってクー・フーリンの資料をネットで探しています。
今の私の環境では本とかそういう確証ある情報は手に入りにくいのでネットが頼りです。サイトによっていろんな話があるので楽しいです。
でもその分クー・フーリンのすごさとどのように物語を進めるのかたいへんです。

そんな感じで頑張って更新が速くできるようになりたいです。
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