変わらぬ空で、貴方に愛を   作:毒蛇

65 / 93
「第六十三話 火の点いた導火線」

 意識と肉体、それら全てが重く暗い世界から引きずり出される感覚があった。

 己の嗅覚がツンとした消毒液の匂いを嗅ぎ取り、同時に自らが呼吸している事に気づいた。

 震える瞼越しに感じる光にそっと目を開けた東郷の視界に、白い何かが映り込んだ。

 

「―――ぅ?」

 

 唐突な光、天井の白い光を放つ電灯に反射的に目を細めた。

 曖昧で断片的な記憶とぼやけたピントの合わない自らの視界の中、東郷が疑問の声を上げると、

 目覚め、掠れた東郷の声に明るく反応する見慣れた少女たちの姿が己の瞳に映り込んだ。

 

「やった! 目が覚めた、東郷さん!」

 

「わっしー!」

 

 歓喜の声を上げ、薄紅と琥珀の瞳に宿る感情は、親友が目覚めたことへの喜びで満ち溢れていた。

 どちらも無邪気に笑みを浮かべる友奈と園子の姿、その背後には他の勇者部の面々もいた。

 

「―――みんな」

 

 掠れた声、小さく呟く声に刺激され、自身を見下ろす彼女たちから目を逸らし周囲を見渡した。

 

「ここ、は――?」

 

 自分で呟いた質問、その答えを東郷はなんとなくであったが理解した。

 消毒液の匂い、白い壁や天井、今現在自らの肢体が身を横たえている寝台は、部屋は、

 鷲尾須美として勇者の御役目を果たした後、車椅子に乗り、動かない脚に慣れるべく入院していた病院の個室と似ていた。

 

「――――ッ!?」

 

 そこまで思考を張り巡らせ、ようやく東郷は大赦より自分に課せられたはずの御役目を思い出した。

 それは少し前の出来事であった。讃州市の東郷が住まう屋敷へと、大赦の神官たちが訪れていた。

 少女に対し、神官たちは過剰なまでの敬意を払い、畳に手をつき平伏し、ある話をした。

 

 過剰な敬意と裏腹に、神官たちが東郷に話す内容は残酷であまりにも非情であった。

 話では、西暦の時代で行われた奉火祭と同じく、7人の巫女たちを天の神に捧げるつもりらしい。

 現在神樹が護る結界の外では火の勢いが強まり、それを鎮める為に奉火祭を執り行うのだという。

 つまりは、神の声が聴ける巫女を外の炎に捧げることで、天の神に赦しを乞うというものだった。

 

『天の神に捧げる巫女は7人、既に儀式は執り行える体勢となっておりますが……」

 

『――7人を犠牲に』

 

『…………』

 

 無言であれ神官たちが平伏する姿には、東郷がどのような発言をしようとも儀式を執り行う意思を感じた。

 平伏し無言で肯定する神官たちは、決して悪戯で東郷に残酷な話をしている訳ではない。

 彼女たちに何も伝えなかったことで起きた悲劇は、この場にいる誰の記憶にも新しい物だ。

 それを大赦は重く受け取り、結果大赦は隠すことなく、残酷に真実を東郷に告げることにしたのだ。

 

 ――東郷が開けた神樹の壁の穴、その罪を7人の巫女たちが命で償うのだと。

 

 その無言を、真意を理解した東郷は考えるまでもなかった。悩むまでもなかった。

 7人の巫女たちの命と世界の延命では、命の天秤は必ず後者に傾く。釣り合いなど取れる訳がない。

 

『――――』

 

 何よりも、自らの尻拭いの為に巫女たちを犠牲にする事は、東郷自身が絶対に許さない。

 続けて神官たちは、東郷は勇者としての適性がありながら、巫女としての力を持つ唯一無二の存在であると口にした。平伏し、淡々と語るその言葉に対し、その意味を察せない東郷ではなかった。

 つまり――

 

『私が犠牲になれば、私だけの犠牲で済む……』

 

 これは誰でもない、東郷美森が犯した『罪』で、そして目の前に転がってきた『罰』なのだから。

 かつて神樹の壁に銃を向け、穴を開けた時、東郷は確かにこう思った。

 友奈たちを殺す決意を抱き、国を裏切り、神への憎悪と殺意を胸中に宿し、確かに思っていた。

 “私だけが生贄なら、まだ良かったのだ”と。

 

 7人の巫女を不条理に犠牲に奉げることなどありえない。そんな事は誤っている。

 会ったことはないが、立派に御役目を果たしているであろう巫女たちが東郷の所為で死ぬことなど、

 そんな理不尽な行為は絶対にあってはならない。これは他の人が被ることでは決してないのだ。

 

『――――』

 

『…………』

 

 亮之佑は叛乱した自分を赦してくれた。殺し合った今でも、以前と変わらずに接してくれた。

 友奈は今までと変わらず、可憐な笑顔で叛乱後も笑いかけてくれた。「東郷さんは悪くない」と。

 風も、樹も、夏凜も、誰も東郷を責めることなどせず、普段通りに自らに接してくれたのだ。

 

『選び出した巫女たちの御役目を解いてあげてください。私が供物になります』

 

 単純な計算の話でもある。7人よりも、1人の方が犠牲は少なくて済む。

 誰かにその責務を負わせない。こんな自分に優しくしてくれた世界を自分の命で救えるならば、

 この命一つで世界を救えるのならば、自分で蒔いただけの自業自得を受け入れよう。

 そう思っていたのに――

 

「助けて、くれたの……?」

 

「うん!」

 

 震える声、喉を鳴らしながらやや掠れた声の疑問の声音を、明るい友奈の声が溶かしていく。

 その鈴音のようなあまやかで太陽の如き友奈の笑顔に、ゆっくりと東郷は目を細めながらも、

 

「でも……でも、このままじゃ世界が火に……」

 

「事情は大赦から聞いたわよ。火の勢いはもう安定したから、生贄はもう必要ないんだって」

 

 生まれた疑問、生じた不安を部長である風が穏やかに潰していく。

 だが、それでもありえないと、気持ちと裏腹に思考は冷たく冴えわたっていく。

 白い清潔感のある枕に東郷は後頭部を沈み込ませながら、ふとある考えに至った。

 

「――。なら、まさか……他の、代わりの人が……?」

 

「違うわ、東郷。普通なら死んでいるくらいの生命力をゴッソリ奪われて虫の息だったって。きっとそれで御役目を果たしたのよ。でもタフだったからまだ生きていて、私たちが間に合った。そんな感じみたい」

 

「いっぱい体を鍛えていて良かったね~」

 

「どこも異常なしだそうです」

 

 本当に果たしてそうなのか。天の神がその程度で赦すのだろうか。

 東郷はその可能性を考えようとしたが、体の倦怠感と意識を襲う小さな睡魔に意識を奪われた。

 だから今は、単純な事を聞きたかった。

 

「本当に、私助かったの……?」

 

 その答えは彼女たちの顔と態度が物語っていたが、どうしても東郷は言葉で聞きたかった。

 未だに信じられず、己の寝台に集まり口々に目覚めたことへの祝福を告げる仲間達の言葉に、

 御役目が終了した事の期待と、御役目を果たせた事への安堵が東郷の胸中を過り始めた。

 

「そうだよ、わっしー。これで改めて勇者部全員集合だぜ~!」

 

「お勤め、ご苦労さん」

 

「――――」

 

 園子のほわほわとした笑顔、瞳の奥で煌めく感情は東郷が読み取る前に瞬きの合間に消え、

 夏凜はまるで牢獄から出所した元囚人に向けるような言葉を苦笑と共に自分へ向けてくる。

 これで自分は御役目を果たし、少しは自らの罪を清算することが出来たのだと、そう思えた。

 

「みんな……」

 

「東郷さん、ごめんね。あの時私、絶対に忘れないって言ったのに――」

 

 悔恨の表情で謝ってくる友奈は、「忘れない」と言ったにも関わらず忘れてしまった己を責めていた。

 先ほどまでの華が咲いたような笑みが萎れる様子を見て、東郷は慌てて首を横に振った。

 全てを忘れて貰うつもりで東郷は神樹に『世界から己の存在を消して欲しい』と願ったのだから。

 

「私の方こそ、ごめんね」

 

 自然と口をついて出た言葉は、小さく震えのある声で呟いていた。

 

「みんな、ごめんね。これ……夢じゃないんだよね?」

 

「当たり前でしょ? こんな女子力の塊が夢な訳ないでしょーが!」

 

 当たり前の光景が返ってきた。

 園子に頭を撫でられながら、友奈に微笑まれながら、夏凜に、樹に、風に―――

 

「ねえ、友奈ちゃん、そのっち。亮くんは……?」

 

 今更ながら、本当の意味で意識が覚醒した。

 目を大きく見開き、唐突に愚鈍な脳が彼の存在を思い出し、遅れて東郷は愕然とした。

 この場にあの少年がいない訳がない。友奈と同じくらいに優しく笑いかけてくれた少年が。

 

「亮ちゃんは、ちょっと入院しているんだ……」

 

 その言葉、亮之佑の所在を聞くと、明るかった空気が僅かに暗くなったような気がした。

 

「えっ……まさか怪我でも!?」

 

「あっ、いやそうじゃなくて……ちょっとドーンって感じで悪化しちゃって……」

 

「風邪がちょっとだけ悪化しちゃって、明日には退院するって~。さっき見たけどまだ寝てたんよ~」

 

 慌てて擬音語を交えて説明する友奈に代わり、園子が簡潔に説明をする。

 友奈たちの話を聞くと、数日前から体調が悪く、色々あり疲れと共に本格的に崩したらしい。

 

「そうなのね……」

 

 病気は怖いが、ここは病院なので大丈夫だろう。

 寧ろ怪我が無くて良かったと、東郷は僅かに杞憂であったことにホッと安堵のため息を吐いた。

 

「同じ階の個室だから、会おうと思えばすぐに行けるからね、わっしー」

 

「ま、東郷も数日は入院生活だろうしね」

 

 東郷自身も先ほど覚醒したばかりなのだ。

 これから検査などもしないといけないだろう。その間に時間は作れるはずだと頷いた。

 頷く東郷の姿を見ながら、笑みを浮かべて友奈は全員を見渡した。

 

「よーし! 亮ちゃんも東郷さんも全員が揃ってクリスマス! そして大晦日にお正月だー!」

 

「ふふっ」

 

 いつもよりも明るく振る舞う友奈を見て、本当に日常が返ってきたのだと東郷は思った。

 個室に勇者部の笑い声が響く中で、自然と東郷も小さく微笑を浮かべるのであった。

 そんな彼女たちを夕刻の陽射しへと変わりつつある――太陽が見下ろしていた。

 

 

 

 ---

 

 

 

「――――」

 

 そっと肺から息を抜きながら病室の引き戸、扉に掛けた手を亮之佑は無言で引き戻した。

 何てことはない、あの優しくも暖かな空間には少し入りづらい物を感じたからに過ぎない。

 

「――――」

 

 病院の屋内とはいえども、流石に薄手の病院服で廊下を歩きまわるものではない。

 襟や裾から冷たい空気が入り込み、寒さに体を震わせ、自分の病室へと歩き出した。

 静寂に満ち、無音に支配された白い病棟をスリッパで歩き、数分で自分の個室に辿りついた。

 

「よいしょっと……」

 

 年寄りのような独り言を呟きながら個室内部、どこにでもあるような患者用の寝台に亮之佑が腰を掛けると、ギシッと音を立てて体が少し沈み込んだ。

 先ほど目を覚まし、壁に配置されたアナログな時計は小さく針を刻み、夕刻を示していた。

 

「――――」

 

 あれから。

 園子の満開によって生じた戦艦に全員が乗り、東郷がいるブラックホールに向けて飛翔し、

 途中で熱波による暴風や、13星座の内の数体のバーテックスと交戦しながら、その近くまで辿り着いた。

 

 赤黒い世界、初代のいる指輪の世界と似た暗い空であれど、似て異なる冷たさを感じる空の中心。

 轟と噴き、火炎と星屑が渦巻くブラックホール周囲を飛翔する鳥を模した園子の戦艦は、

 

「私が、行ってくる……!」

 

 迫る敵を撃退しながら、辛うじて友奈がブラックホール内部へと潜航することが出来た。

 そうして僅か数分程が経過し、突如ブラックホールは膨大な光と共に赤黒い天上から消え去った。

 そんな中、気絶した東郷と、彼女を抱える友奈を船に回収することに成功したのだった。

 

「かっきー!」

 

「東郷さん!」

 

 途中から追ってこなくなった星屑やバーテックスに疑問を覚えつつも、

 壁内へと俺たちは無事帰還することが出来たが、どうやらそこが体力の限界であったらしい。

 

 薄れゆく意識と狭くなる視界の中、もたれ掛かった園子に抱きかかえられながら、

 高熱を発したらしい俺と意識の無い東郷は、共に大赦が経営する病院へ運ばれたらしい。

 つまり、いつもの病院で、いつものナース服のお姉さま方、そして禿げ医者が見下ろしていた。

 

「―――ぁ」

 

「やあ、意識も戻ったようで何より。今回は少しマズかったね」

 

「――。……と、言いますと?」

 

「うん。風邪を放置しすぎて肺炎になりかけだったんだよ。そのうち死んでたかもね」

 

「―――。知っているのだぜ、先生。医者っていうのはオーバーな事言って患者を大人しくさせる生き物だってな……!」

 

「――――」

 

「え、本当に?」

 

 ダンマリを決めた知人である禿げ医者に無言の圧を掛けられた俺は、2日ほど入院となった。

 大赦からも何か言われたか不明だが、今までの風邪よりも少し辛かったので有難かった。

 目覚めた俺にもその後、先程風たちが言っていた内容を大赦より伝えられたのだが、

 

「外の世界の炎が沈静化した、ね……」

 

『結局、その事も大赦が確認した事を彼女たちに話しただけだったろう?』

 

「あんな確かめれば分かる嘘を言って何がしたいのか……」

 

 寝台に寝転がり楽になった体を丸めていると、妖艶な声音が背後から囁くように聞こえた。

 風たちは単純に、勝手に姿を眩ました東郷を奉火祭を妨害して奪還することに成功したことで、

 既に異界の事への関心は大赦からの言葉のみで納得する程度の意識しか持ち得ていない。

 

『昨日の深夜に病院を抜け出したキミが壁の外に行った結果、炎の勢いは弱まってはいなかった』

 

「生贄が中途半端に逃げたからだろうな。神なのに器が小さいな」

 

 前回の奉火祭、西暦時代に行われた催事では、巫女の命を以て天の神に赦しを乞うことで完遂を果たしたという。つまり、東郷が脱出を果たしたことで現状はふりだしへと戻ったに過ぎないのだ。

 

「けども、そもそも放っておいてもいいんじゃないか」

 

『寝ぼけてるのかい、半身? 如何に神樹の結界がこの箱庭を護っているといっても、その耐久性は有限なんだ。加えて―――』

 

「神樹の寿命も長くはない……か」

 

 西暦2019年より、現在神世紀300年を迎えるまで、神樹は四国の結界に力を入れつつ、

 約300年にわたり四国の人々が生き残る為に有限のリソースである恵みを与えてきたのだ。 

 西暦の時代が終わる少し前に、現在の四国結界はより強化された物となり、それによってようやくバーテックスが侵攻できなくなったらしい。

 

 だが、それも初代曰く終わりが近い。

 回復手段が無く、西暦の時代から神の力を行使し、延々とリソースを減らせばどうなるか。

 加えて神樹の結界は確実に弱体化をし、その上異界の炎の所為で更に削れているようだ。

 

『想定よりも多少の期日はあるにせよ、このままいけば近い未来に人類は何も出来ずに押し切れられる』

 

「……焼かれたくはないな」

 

 いずれ来るであろう遠くない未来を語る初代、その言葉に小さく亮之佑は軽口を叩いた。

 大赦側は何も言ってこない。その事が不愉快で不穏で、何よりも信用が置けない。

 もしも、大赦の組織力と勇者の戦闘力が上手く噛み合えば、状況は打破出来たのかもしれない。

 

 ――太陽が見下ろしていた。

 

 寝台から足を下ろし、そろそろカーテンを閉めるべく亮之佑は窓際へと駆け寄った。

 ペタペタとスリッパが音を立てる中、窓越しで見る外は寒々しく紅葉は既に散っていた。

 見上げる空、黄昏時で朱に染まり、遠くの地平で好ましい黒い夜の色が迫ろうとしていた。

 

 ――太陽が見下ろしていた。

 

 気まぐれに窓を少しだけ開けると、やはり肌寒い風が亮之佑の肌を悪戯に擽る。

 心地良さを期待したのだが、想像よりも冷たい風が黒い髪をなびかせ、慌てて窓を閉め直した。

 

「例えば、国土を増やせれば神樹はその力を増せるんだよな?」

 

『増加もだろうけど、かつて日本と呼ばれた国土を取り戻せば、まず間違いなく天と地での完全な拮抗まではいけるかもね』

 

「なるほど。防人たちがやってたのって、つまり俺が今言った国土の奪還の準備だったり?」

 

『――。恐らくだけどもね。それよりも、眩しいからカーテンを閉めてくれるかな?』

 

「ん? ああ」

 

 初代に言われ、立ち話をしていた亮之佑はようやく灰色のカーテンを引き、部屋が日光を遮断する。

 そうして本来のカーテンを閉めるという目的を果たし、スリッパの感触を足裏に感じながら、

 

「あっちもこっちも、協力なんて考えずに自分のことばかりか」

 

『そうだね。……その点に関しては、キミも他の人の事は言えないけどね』

 

「――かもな」

 

 寝台に戻り、顔をしかめた亮之佑の言葉に軽い毒を吐きながら初代が同意する。

 今後の大赦がどのような活動をするのか、その犬である防人がどう動くか。

 天神によるこの箱庭への火炎の温度は上昇し続け、人類を守護する神樹の活動時間も足りない。

 ――分からない事だらけではあるが、

 

「まあ、これからも頼りにさせてもらうからな、初代」

 

『そういう契約だからね。こちらこそ、キミがどうこの世界を救済へと導くか楽しみだよ、半身』

 

 だが、あいにく相談相手だけは困ることはない。

 壁に目を向け、夕飯までは少し時間的な余裕があるのを亮之佑は理解した。

 病院暮らしをしていると、家事や食事の用意をしなくて楽でいいと思うのはどうなのか。

 そんな益体の無い考えが過るが、頭を振って苦笑した。

 

「それじゃ、残りの話はそっちで始めますか」

 

 枕に頭を乗せ瞼を下ろすと、あらゆる光の届かない世界へと己の意識が導かれるのを感じた。

 

 

 

 ――太陽が見下ろしていた。

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。