ログ・ホライズン “円卓の従者たち” 作:よなみん/こなみん
よなみん/こなみんです!
この間のはガチったんで今回は報酬が貰える程度には様子見していきます。
それではお読み下さい。
・・・あれからカグラたちとは別行動し、俺はテンプルサイドから五大都市の一つ、ミナミへ移動しようとしていた
―ミナミ―・・・と言われて正直いい気はしない。何故なら・・・
「・・・着いた。」
ミナミへ着く。しかし、そこもアキバの街と同じく治安は荒れていた
・・・呻く声やら悲しい声・・・
・・・見てられないな
俺はある要件を済ませるために足早に移動するが・・・
「何処に行くのですか?“玲音様”」
「っ!」
聞き覚えのある声に俺は少し怯えて距離を取ってしまう
「もう・・・怖がらなくてもよろしいのに・・・」
そこには見た感じ〈大地人〉のような女性が二人立っているだけだが・・・俺は
「・・・変装か?お前ららしくないな」
「・・・玲音様にはわかってしまうんですね・・・流石“口伝”の初期成功者ですわ。」
「・・・」
目の前の女性たちは変装を解く・・・そこには
黒い服を纏った妖艶な女性と、メイド服の・・・黒いオーラを放つ女性がいた
「流石は〈茶会〉の右腕ですね」
「・・・うぜぇ」
メイド服の女性はインティクス。彼女も元〈茶会〉のメンバーだ。
もう片方は濡羽さんと言う・・・〈
・・・何故この二人が?その理由は簡単だった
「唐突に言いますが・・・玲音様?私たちと共に来ませんか?」
「〈
「・・・」
俺は沈黙を貫く
もはや知らない人がいない上に正体不明のギルド〈Piant hwyaden〉・・・それを仕切るのが妖艶な彼女“西の納言”こと濡羽とその補助のインティクスだ。
俺も何回かこの二人とはあっている以上に、フレンド登録されている人達・・・
しかもインティクスとは〈茶会〉の時から仲が良く、前後衛を組んだ時には高レベルモンスターだろうがねじ伏せたコンビだ・・・だが
今の彼女は何か違う。それこそ・・・生きている感じのない・・・
「玲音様はそれに新たな“口伝”の練習をしておられるのでしょう?」
「・・・」
俺が沈黙を貫いていると呆れたかのようにインティクスが隣まで来る
「また昔のように、私と組みませんか?そうすればこの世界で最強になれるのですよ?いい条件でしょう?」
「・・・」
俺は考え考え・・・そして出した答えが・・・
「断る。」
その一言だった
しかし、その一言は彼女たちには重たかったらしく、俺以上のダメージが彼女たちを襲う
「どうしてですか?そんなに
「・・・誰もシロさんのことは言ってないでしょ」
「・・・」
・・・新たな沈黙・・・しかし、それを破ったのは濡羽さんだった
「・・・私たちは新たな魔法、技術の研究中でして・・・それに貴方様の力が必要なのです」
「・・・俺とあなたは関係のないはずです。いきなり来いと言われても困ります」
「・・・いいえ。私は貴方を知っていますよ?それこそ〈茶会〉のメンバーでもっとも強い人なんですから」
「・・・〈彼女〉だって強いですよ。他のみんなも・・・シロさんも・・・」
「いえいえ、私が欲しいのは力ではありません」
そう言うといつの間に移動したのか、濡羽さんは俺の腕を豊満な胸で包み込み
「この、腕です」
柔らかい・・・惹き込まれる声で俺に語りかけてくる・・・まるで夢の中にでもいるよう・・・に
しかし、俺は生来女性にはあまりと言っていいほど興味が無い。そんなまやかしは俺には通用しない
俺は彼女を振り払うと再び距離を取る
「・・・警戒しなくていいんですよ?私たちは
「・・・」
「このまま私たちに溺れていいんですよ?」
「やだね。」
俺はそう言うと言葉を続ける
「魔法?技術?んなもんどうだっていいんだよ。俺達が今気にする事はこの世界の事だろうが。そんなクソみたいなことには付き合いたくないんだよ。」
「・・・クソみたい・・・ですか。そうかもしれないですが・・・場合によっては帰る方法も見つかるかもしれないですよ?」
「それは“結果”ではないだろ?“予測”だ。例え試した人が帰れたとしてそれを誰が信じる?そして帰れた人はそいつらに伝えるか?人間ってのはそんなものだ。だから統一する必要がある。俺達が今やることは団結だ。帰る方法を見つけるんじゃない!」
「・・・団結・・・ですか。」
「あぁ、個人とかで帰るんじゃない、みんなで一緒に帰るんだ。」
俺のその言葉にインティクスは黙り込み、濡羽さんは落ち込む・・・やべっ。言いすぎたか?
・・・少しの沈黙のあと、切り出したのはインティクスだった
「いいでしょう。
そう言うとインティクスは俺の頬にキスをして、去っていく・・・濡羽さんは俺を軽く抱いた後に消える・・・
その間俺は・・・なにかに縛られたかのように動けなかった・・・
それは恐らく彼女の拘束系の魔法なのだろう・・・
「・・・なんなんだよ。」
・・・俺は魔法が解けると・・・その場で頭を抱えた・・・
◇
場所を変え、俺は再びアキバへと帰還しようとするが・・・
「・・・ん?リーゼさん?」
俺は偶然、〈D.D.D〉の訓練に遭遇、ちょうど指揮をしてるリーゼさんを発見する
「リーゼさん?」
「!?玲音先輩!?お、お、お久しぶりでひゅっ!」
「・・・ふぁっ。」
俺が彼女に声をかけ、寄るだけで彼女は顔を赤くし、さらには言葉を噛んでしまう
「・・・ごほんごほん」
「ウケる(白目)」
〈D.D.D〉に属している人もいない人も知ってる人は彼女のことを知っているのだが・・・このような一面は知らないだろう
「・・・すいません。取り乱してしまいました」
「うん。落ち着くのが一番だよ」
とりあえず彼女を落ち着かせ、話をしよう
「今は何を?」
「見ての通り訓練です。アキバの街の状況が悪い中で・・・少しでも気を紛らわすことが出来たらな・・・って」
「・・・そう。」
ここ何日、数週間たったかは数えてないから知らないけど・・・それでも状況が変わらないってことは相当この件は深刻だと言える・・・
しかし、だからと言って
「この世界で生きるのを諦める訳では無いし、世界を出るのを諦めてる訳じゃない。」
俺達が出した結論。それはこの世界をみんなで出ることだ。
それは誰もが望むだろうし・・・みんなで達成する目標である。
だから・・・
「いつか〈D.D.D〉にも協力してもらうかも・・・その時はよろしくね?」
「もちろんです!先輩のためなら!」
あれぇ!?おかしいなぁ・・・歳は向こうの方が歳上なのになぁ。
「そこまでかしこまらなくても・・・」
「いえいえ!先輩のためなんです!
「だといいけど。」
まぁ、協力してくれるならいいか。
そう言うと俺は〈D.D.D〉の訓練を少し見たあと・・・アキバの街へと帰還した・・・
「ただいま。俺のホームタウン。」
◇
あの後、シロさんたちと合流を果たした
その時はどうやらシロさんたち二人だけではなく、ちっこい子が一人
「アカツキだ。主君の忍びとなった」
「・・・へー(白目」
忍び・・・ねぇ。
女の子は忍びじゃなくてくのいちじゃない?って突っ込もうとしたけどそこは触れてはならないのだろう。
・・・さて、この人たちと一狩りに行こう。
◇
・・・さて、場面は変わり、プロローグの続き
「いやぁ、大量だな!」
「ですねー・・・余分に多く素材が取れましたけど」
「しかし、これだけ取れただけでもありがたいな」
俺たち三人で話していると、突然シロエさんの顔がおかしくなる
少し難しい顔に・・・
と、それと同時に光が森の中から見えた
「!直継!多分PK!フォーメーションはいつも通りでっ!」
「了解!レオレオ!行くぜ!」
「はいはい。」
そう言うと直継さんは前に、俺はシロさんの周辺に移動し陣形を整える
「・・・でた。ごっついおっさん達の集団だ」
そう言うと俺は速攻で演奏を開始する
―風纏う乙女のロンド―
対象の至近範囲外からの攻撃を軽減するこの曲はPK戦だけでなく幅広く使われるが効果が発動するのは一度のみ。
なのでこれは先手としてかけておく必要がある。
「へん、荷物だけ置いてけば命は盗らないぜ?」
「へん。PKが何を言うんだ」
・・・全くその通りだ。PKは最後まで命も刈り取るだろうが
「・・・僕は降参してもいいけど・・・」
シロさんが少し控えめな答えを出すが・・・
・・・PKの顔を見ると笑ってる・・・気持ち悪いなぁ・・・
こいつらはただの悪人なのだ。俺や直継さんが嫌いなのは知ってるし、アカツキさんだって嫌いなはずだ・・・だから
「でも、降参するのはもっと好きじゃない。」
「おけおけ。やろうか。」
「ちっ・・・なら
「おらっ!来やがれ!」
その声を合図に武士のような攻撃職が直継さん向け攻撃を開始する
「行くぜっ!アンカーハウルっ!」
直継さんが詠唱すると敵のヘイトが直継さんに向く、そうすることで後衛の俺たちのヘイトが少しでも減るのだが
〈エレクトリカル・ファズ〉
シロエさんの杖から放たれたバチバチと放電する雷の玉を敵の集団へとぶつける
「なんだ!お前〈
と、馬鹿にしたのがあかんのよ。
〈猛攻のプレリュード〉
進撃を予感させるこの音色は〈風纏う乙女のロンド〉の後に続けて詠唱していたものだ。あの時間で二回詠唱。二回分の攻撃強化がシロさんにかかったのだ
もちろん効果があるのはシロさんだけじゃない。
「くそっ!この〈
「へっ!俺たちのコンビは最強なんだよ!」
この曲の効果は全体に行き届く・・・だからだ。
相手もこの効果を知らない。そして〈
そして地味。味方の補助なら〈
だから〈
「くそっ!なら先にあの〈
ちっ。やっぱりそうなるか。PK戦はこれだから嫌いなんだよ
俺はシロさんから離れ、陣的には中衛に移動する
「あいつは俺が倒す!行くぜっ!〈シールドスウィング〉!」
「ちっ。」
PKの〈
〈レイザーエッジ〉
決して威力は高くないものの、当てた部位を弱点として扱うまさに相手を丸裸にする技。
しかし、同時に俺にも攻撃が当たるわけで、俺の体力も減っていく・・・が。
「おい!こいつら回復してくぞ!」
「へへっ!まだまだ行くぜ!」
直継さん、俺の体力が回復していくと、リーダーを初め、PKたちは動揺を見せる
同時詠唱していた〈慈母のアンセム〉の効果がようやく出てきた
〈慈母のアンセム〉は全体を回復するが、逆に自分のヘイトも増えていく、歌である・・・ちっ。ほら来た
まぁ、こっちは強いからいいけど・・・
と、近づいてくるPKに変化が。
「っ!なんだこれは!」
〈ソーンバインド・ホステージ〉それはシロさんの使う設置型攻撃呪文だ
単体射出型の呪文や範囲型のものとは違い起動が複雑の魔法なのだが・・・流石シロさん、最高に早いな
と、感心してるのもつかの間・・・相手の回復の方がだいぶ早い・・・つまり
「・・・
それは理解してた・・・けど
「なんだ!?どうした
「・・・そっちさんのヒーラーがうごいてるかなっ!?」
「ちっ・・・なら総力戦だ!潰してやれっ!」
やっぱりそうするよね。・・・でも
「残念だな。自分たちのことも理解してないんだから」
「んなっ!?」
後ろからの援護がないことに野盗のリーダーは動揺する。
その間に、俺たちは他のやつの体力を減らす
「くそっ!なんでこんなヤツらに!」
「敗因は貴様が馬鹿だという事だ」
野盗のリーダーに慈悲のない声が当たる。その声は俺たちとは違う。女の子の声だった
「・・・おお。」
「ふん。主君とそこの帽子のお陰で気付かれずにこいつらを始末できた」
そう言ってアカツキさんは森から現れ、野盗のヒーラーたちを引きずり出してくる、うわぁ・・・力がすごいなぁ
「・・・?寝てる?」
「いやぁ・・・あははは」
おそらく寝てるのはシロさんの魔法なんだけど・・・何かは知らない。やべえ、〈
と、後悔してると、野盗のリーダー向け、アカツキさんの刃が首に
「どうせ殺したってすぐ復活だ!怖くない!」
・・・そう言われた数分後・・・そこには血しぶきが舞った・・・
・・・これだからPKは嫌いなんだよ。
ヒロイン決まったわ。インティクスかな。
もしくはゲームオリジナルのキャラから何人か出そうかな。
てことでお読み頂きありがとうございました!
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