スマホ片手に生き抜こう(凍結)   作:麻婆被験者01

7 / 10
反省と後悔はしている、だが懺悔はしないっ!
いえ、嘘ですすみません。
まぁ、ある程度開けての投稿になったねぇ。
こんな感じで結構不定期投稿になるけど、是非も無いよネ!
ああ〜、どんどん色んな小説の二次が浮かぶのだぁ・・・。
あ、感想に評価どんどん頂戴ね〜!


貴方の全てを、私に頂戴?

剣を振るう。剣を突く。剣を薙ぐ。剣を右に、左に、上に、下に、右斜め、左斜めetc・・・。

次は闇に持ち替える。矢を射つ。矢を射つ。矢を投げる。矢を放つ。弓を刺す。弓で架空の敵の首を・・・

「マ、マスター!まて、まてぇ!」

「・・・ハッ!」

敵の首だと思っていたのだが、実際はエミヤの首だった。危ない危ない。・・・まぁ、一応英霊だから問題は無いと思うが・・・。

今はちょうど訓練場で訓練をしているところだった。エミヤとの試合のせいか、メルドさんにクラスメイト達とは別の場所で訓練をするようにと言われ、仕方なく弓術を磨くために場内の隅で壁に矢を射っていた。

「・・・はぁ」

「どうしたんだ、マスター?」

「いや、なんでもない」

実際、こうして剣なり弓なり槍なりを振るっているわけだが、正直意味があるようには思えない。実際、原作では人の死に関する事が起こった時、クラスメイト達は動かなくなっていた。

それに関してメルドさんが悩んでいるのは分かるのだが・・・。

「もう少し、実践的な事は出来ないのだろうか・・・」

「ふむ、私と戦っても、あくまでも模擬戦。実戦的な事は流石に私では出来ないからな」

「確かに・・・」

もう少しリアリティのある事をするには、どうすればいいのか。こうやって動かないまとを射っていても、意味があるとやはり思えないのだ。

「実戦、実戦・・・」

・・・南雲氏や他のクラスメイト達には悪いが、早くオルクス大迷宮に行きたいな。こんな風に普通なら忌避するべき殺傷行為に対して何も感じていない時点で、俺には何かしらなくなってしまっているのだろう。

『あ〜、あ〜。てすてす、マイクテストだ。どうだい、立夏くん。いや、今の名前は確かケイ君だったかな?』

「はぁ、いきなり話しかけて来ないでくれるか、ダヴィンチちゃん」

変人奇人が揃うカルデアの英霊達の中でも、自身が召喚していない変人にして奇人にして天才にして変態。それが今話しかけてきたレオナルド・ダ・ヴィンチ。

『いや、なに。こちらとの連絡なりなんなりが出来るようになったからね、そちらに対しての援軍として何人かそっちに送ろうと思っているんだ』

「・・・エミヤがいるわけだが?」

そう、そこが一番の問題点なのだ。俺も一度は英霊達を召喚しようとは思った。しかし、決定的にコストが足りないのだ。

『うん?いや、なに。前と同じように、そちらでのコストをこちらで背負えば良いんだよ』

「・・・その手があったか」

自身のコストを削るのではなく、カルデアの方から魔力を回してもらって、こちらで維持する。そもそものカルデアのシステムが今の俺の状態に近いのだ。

カルデアでは世界を救う為に、多くの英霊達を召喚して電力で魔力を補っている。本来の英霊召喚とは、自身の魔力で補うところを電力で補っているのだ。

つまり、俺自身の下にカルデアから英霊達を送り込むという形が落ち着くのだ。

『というわけで、何人か送ろうと思っているんだけど・・・流石に今はやめた方が良さそうだね』

「まぁ、こうやって住まわせて貰っている身で、更に住人を増やすのはなぁ」

別に、英霊達は霊体化すればいいだけなのだが、それでは他のクラスメイト達からしたら傍迷惑な事になってしまう。っと、そうだ。前々から考えていた事を本人に確認しないと。

「ダヴィンチちゃん、ちょっと佐々木小次郎を呼んでくれないか?」

『ん?別にいいけど・・・彼に何か用かい?』

「ああ、そんなもんだ」

ダヴィンチちゃんに佐々木小次郎を呼んで貰って、話をつける。取り敢えずは本人からの許諾は取れた。次は、雫に許可を貰わないとな・・・。

さて、一度自分のステータスを確認するか。

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現堂ケイ 17歳 男 レベル:5

天職:召喚士

筋力:500

体力:250

耐性:1000

敏捷:750

魔力:5000

魔耐:5000

技能:契約・召喚・憑依[+自身憑依][+他者憑依]・召喚可能対象確認[+天界を治める者][+己が記憶を求める者][+運命の冠位を巡る者][+聖剣の王の器を持つ者]・言語理解

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「雫に一つ聞きたい事があってな」

「ええ、いいわよ」

「雫にとある英霊を憑依させて・・・って、いいのか?!」

「もちろんよ、ケイが私の事を思って言いだしてくれているんでしょ?それなら、別に拒んだりなんてしないわよ」

自惚れかもしれないけれど、恐らく彼女は俺をある程度信頼してくれている、筈だと思っていた。それでも受け入れてくれるかどうかに関しては、分からないでいた。だが、こうもあっさり受け入れてくれるとも思っていなかったのだが・・・。

「はぁ、ねぇケイ。貴方と私、幼稚園より前からの付き合いよね?」

「・・・そういえば、そんなに長い付き合いだったんだな」

思い返せば父に道場に連れて行かれて、そこからの付き合いだ。その後も小学校、中学校、それに高校も同じだった。

「ケイは私にとって何よりも代え難くて大切で縛って縛られたい人」

・・・あれ、なんか変な言葉が聞こえたなぁ(棒)。

「だからこそ、私はケイを信じている。ケイ以外を信じなかったら、誰を私は信じればいいの?私はケイに全てをあげる。私はケイが望むのなら何でもする。私はケイが私を見てくれるのなら・・・私は他の何もいらない。私はケイのもの。ケイは私のもの。だから、信じるとか信じないとか、そういった話じゃないの。自分を信じなかったら何を信じるの?」

・・・愛と信頼が重い。けれど、本人が良いといっている。俺の所有者で所有物の彼女が良いと。なら、俺はそれに応えたいと心の底から誓おう。俺は彼女のもので彼女は俺のもの。そう、心に刻もう。

「・・・それじゃあ、やるぞ」

「ええ」

雫の手を取りながら、技能を発動する。技能からどのようにすればいいのか、それに関する知識が俺の中に入ってくる。

「古今東西、遍く世界に語り継がれし英霊よ。汝らの主たる俺、現堂ケイが望む。彼女、八重樫雫の力となれ、佐々木小次郎っ!」

風が吹き荒れる。雫の中で力が混ざっていくのを感じる。恐らく雫の状態としては、マシュが一番近い状態として当てはまるだろう。

そして、カルデアの令呪とは別に左手の手の内に、令呪が浮かび上がってくる。そして、目の前で吹き荒れていた風が治ると、そこには和服を着て刀を腰に携えた雫がいた。

「サーヴァント、アサシン。佐々木小次郎の力を借りたみたいだけど・・・。ねぇ、ケイ。私は貴方に全てをあげる。だから、私に貴方の全てを頂戴ね?」

・・・雫が仮とはいえ、英霊になってしまったようだ。はぁ、どうやって話をつけよう。




活動報告にて、この小説の今後についての質問をあげましたっ!
今後も一作ごとにこんな事を聞くかもしれないので、返答もらえると嬉しいですっ!
以上っ!
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