後ろから突然抱きつかれ、振り返ると、満面な笑顔をした丸山がいた。
「ダメだよ〜さーくん。こんなところで遅くまで遊んじゃ。さ、一緒に帰ろ?」
ボクハマダ、シニタク、ナイ!(某ちゃん風)
「あ、ライス原元太だ!」
「え!!どこ!?」
ちょろ。急いで逃げた。
もう時刻は7時を回っていた。そろそろ帰らねばまずい。だけど家に帰ったら当然あいつが待ってる事だし、そもそもあいつの家がおれんちの前にあるというチート。そうだ、友達の家に泊めてもらおう。
友達の家に電話をかけ、泊めてもらうことにした。親には後でメールで連絡した。
友達に事情を話すことにした。
「いやさぁさぁ、お前丸山彩って知ってるでしょ?」
「当たり前だよなぁ」
「あいつってさ、よく俺に付きまとってくるじゃん」
「やりますねぇ」
「それでさ、今日あいつに一緒に帰ろって誘われてさ。突然小さい時に交わした結婚の約束(仮)について迫られたの」
「ほう͡° ͜ ʖ ͡° )」
「それで逃げて、家に帰ったのさ。そしたらあいつ俺が寝てる間に侵入しやがって、逆レされかけたの」
「先輩!まずいですよ!」
「そんで偶然手錠と足枷が鍵かかってなかったから逃げたの」
「やりますねぇ」
「んでゲ行って、ニンチやったの。混沌理論値とった」
「は!?お前それについて詳しく」
「あそこさーさー奏法で通るよ」
「なるほど」
「んであそこはデデデ奏法。あとはばばばばばば奏法で通るよ」
「わかった。今度やって見るよ」
「あと玩具と炎上も理論値とった」
「お前頭おかしいよ」
「わかる!!」
「てか今度ゲ行こうぜ」
「お、そうだな」
また何か忘れた気がしたけど。まいっか。
その後音ゲー発狂pms段位OverJoxを友達と一緒に完走するなど、いろいろなことをした。
翌日。土曜日だった。お世話になった友達の親に感謝し、家に帰った。本当になんか忘れてるんだよなぁ。なんだっけ。
「おはよ、さーくん」
後ろからまた抱きつかれた。丸山でした。
「もういい加減にしろよ!!お前の気持ちはよくわかった!」
「ほんと?じゃあこれからも付き合ってくれる?」
「むぎ。そもそもこんな陰キャオタクと付き合う時点で間違っている。もはや嫌味だわ」
「さーくんは陰キャじゃないよ!!イケメンなオタクじゃん!私はそんなさーくんが大好き!!」
もうどんだけ!マーク使ってんのうざったるいな。
「もうやめてくれ。もううんざりなんだよ。なんだよイケメンのオタクって。それイ◯◯トじゃん。もうお前まじでない。話しかけてこないでくれ」
俺はその場で去ろうとすると、丸山が泣きながら「待って!!」と追いかけてきた。もう走らせないでくれと思いながら逃げた。
それから小学校では極力丸山との接触を避け、中学では近くの学校ではなく、ギリギリ学区である遠い中学校へいった。朝早く出なければいけないので、丸山とすれ違うこともない。
これで、丸山と会うことはないと思ってた。
しかしそう上手くいかないものである。
ウニのレピソを聞きながら書くとこうなっちゃいました。次回はグスタフ聞いて書きたいと思います。