ヤンデレアイドルから逃げるお話   作:S人

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やっと本編です。ヤンデレ成分少なめかもです。あさきの雫聞きながら書いてたらこうなりました。どうぞ


本編
本編 1話 さよならべいびぃ


丸山から逃げた俺は、小6の時と同じく友達の家にご厄介になることにした。その友達の家ではちょうど別の人が十人くらい泊まっていたが、全員知り合いなので気まずくはない。むしろ思い出話で盛り上がりつつある。

 

「そういやさ、」

 

「ソイヤッサ!!」

 

「今思い出したんだけどあの話が最強じゃない?飛田っていんじゃん。そいつ夜10時ぐらいまでショッピングモールまでいて、そんで警備員に見つかって追っかけられてたじゃん。そんでそいつトイレしたかったんだけど追っかけられてるからできなくて、階段でなんとかまいて、そこでタチションしやがってwwwww。そんで別の警備員にその現場見つかってボコボコにされたって話wwwwww」

 

「それは伝説だわwwww」

 

「もうその話今の一年でも知ってるよな」

 

「あと化学の先生が暑いからエアコン付けたじゃん。そんで天国原が『寒いです』って言ったら、先生が『お前その一言がどれだけの人に迷惑かけるか分かってんのか?みんな寒いならしょうがないから消すけど、寒いやつ手あげ』って言ったら全員手上げて、『お前らなぁ、俺だって暑いの我慢してんだよ。これだってまだ全然暑いくらいなんだぞ』って言ったら、誰かが『ジャージ脱げよ』小さい声で言ったら、『誰だジャージ脱げって言ったやつ!!!!』ってガチ切れしたっていうwwwwww」

 

「あれ意味わかんないww」

 

「あのデブ何で暑いのにジャージ着てんの意味わかんない」

 

と、こんな感じで話に花を咲かせている。やっぱりこの時が一番楽しい。

 

「眠いから先寝かせてもらうわ」

 

寝転がって考える。これからどうすべきか。第1希望高校丸山に言ってしまったから絶対俺を追って入ってくるだろうし、今さら高校変えるのも、、、ん?そうだ!!変えればいいんだ!!もう一人暮らしできるはずだし、東京のどっかで一人暮らし始めればいいんだ!そうすればあいつに会うことなんてないし、最強じゃん。早速高校と近くの物件探そ。

 

いい物件が発見した。さすが東京は住環境がいい割りに家賃もバイト頑張れば自分でも何とかなる安さ。しかも近くの高校が原付バイクOKという特殊すぎる高校だった。普通なんだけど。そこに決まった。

 

翌日、丸山に見つからないように家に帰る。ん?丸山から逃げたとき家の鍵閉めてなかったろって?大丈夫さ。うちの鍵はオートロックで指紋認証と6ケタのパスワードを打たないと開かない。しかもパスワードを5回間違えると某レスリング金メダリストが直々にタックル決めてくるという実に優れものだ。なので問題ない。

 

鍵を開けて入ると、そこには丸山はいなかった。部屋にもいない。帰ったらしい。今は親もいないので、電話で一人暮らしを交渉してみる。

 

「もしもし?今ちょっといい?」

 

『へーい!』

 

「一人暮らししたいんだけど」

 

『おう?舐めてんじゃねえぞ?』

 

「いやめっちゃいい物件あったんだよ。そこならいいでしょ?」

 

『いいお』

 

「んじゃよろしく」

 

交渉成立。毎月20万の仕送りしてくれるというのでしばらくは安泰だ。

 

その後高校は合格し、物件の部屋も確保。原付バイクの免許も一発合格し、バイクも購入。

 

これで準備満タンだ。あとは荷造りだけだ。

 

ピンポーン。

 

誰か来たようだ。今日は親がいるので別に関係ない。はよやらんと。

 

「冴和〜。彩ちゃんが来たけど」

 

「ファ!?」

 

「話があるって」

 

「今いないって言って」

 

「この人間の屑がこのやろ〜」

 

追い出された。玄関へ行くと丸山が泣きそうな顔でそこに立っていた。

 

「何だよ話って」

 

「...引っ越すってほんと?」

 

「!!なんで引っ越すんだよ」

 

「だって友達から聞いたんだもん。嘘だよね?私から離れないでよ...お願いだから」

 

「風の噂ってこともあるだろ?」

 

「そうかなぁ」

 

「悪いがそれだけだったら帰ってくれたら有難い。今忙しいので」

 

「う、うん。ごめんね。じゃあね」

 

丸山は帰っていった。引っ越さない的なこといったかもしんないけど別に引っ越さないとも言ってないし、引っ越しても問題ないよね。急ぎましょ。

 

一通り荷造りが終わり、大きい家具などは後で引っ越し業者が持って行ってくれるので、先に新居へ行くことにしよう

 

新品の原付に乗って、しゅっp「嘘つき!」

 

...い つ も の

 

「どうして嘘ついたの?やっぱりどっか行っちゃうんでしょ?何で言ってくれなかったの?」

 

「もう俺たちは離れるべきなんだよ。お前だってアイドルだから、俺みたいなやつがより一層釣り合わなくなった。もう終わりだ」

 

「それだったら私アイドルなんてやめr「黙れ!!」

 

「お前にとってアイドルってそんなもんなのかよ。どうしてこんなに俺についてくんだよ。バンドの方だって、お前がボーカルなら代わりになんてどこにいんだよ。そういう風にお前は俺以外の人をたくさん迷惑かけてんのわかんないのか」

 

「でも、でも...」

 

丸山はすでに大泣きしていた。大粒の涙が止まらない。でもそれに構わず、

 

「じゃあな。テレビで応援してるからよ」

 

バイクを発車させた。

 

「待ってよ!!」

 

サイドミラーには必死に追いかけてくる丸山の姿が写っていた。原付に追いつくわけないじゃん。さらに加速させ、いつのまにかまいたようだった。

 

これであの生活から完全に解放されると思うと、これからの生活が楽しみだ。

 

さて、さっさと向かいますか。




急いで打ったところがあるので誤字があるかもしれません。見つけた際は遠慮なく誤字報告の方よろしくお願いします。
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