男子も戦車道に参加できる世界   作:カット

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初めましての方は初めまして。カットといいます。

この度ガルパンの方でも小説を書いていくことにしました。ガルパンを知ったのは1ヶ月ちょっと前で最近ですがハマってしまいました。よろしくお願いします。


プロローグ

ピピピピピピピ

 

 

とある学生寮の一室に目覚ましのアラーム音が鳴り響いている。

 

 

「みほ起きろ〜朝だ〜!」

 

 

今みほという女の子を呼んだのは双子の兄、西住りく。みほはりくの妹だ、この2人には西住まほという姉がいるが今は一緒に暮らしていない。

 

 

「………朝?起きないと!?あっ」

 

 

部屋にいたみほはアラームを止めて寝間着を脱ごうとしたがすぐに手を止めた。

 

 

「そっか……もう家じゃないんだ!」

 

「家じゃないけどもう朝飯できてるから早く着替えて出てこーい」

 

「あ、ごめんお兄ちゃん」

 

 

着替えを済ませたみほはりくと一緒に朝食を済ませる。

 

 

「やっぱりお兄ちゃんの作ったご飯は美味しいな〜」

 

「みほも女の子なんだし少しは自分でできるようにしないとな」

 

「うぅ…頑張ります」

 

 

兄妹で朝食を済ませて使った食器等洗い、2人で転校先の学校である大洗学園に向かい出した。

 

 

「家の方にはないよねサンクス」

 

「たしかにな、こっちにはあるみたいだな。通学路だし寄り道もできる」

 

「向こうにいた時は考えられないね」

 

「だな」

 

 

2人は転校前に住んでいた場所との違いを比べながら歩いている。

 

 

「う〜ん♪焼きたてのパンの匂い!いたっ!?」

 

「そうだな、そして前はちゃんと見ろ」

 

 

通りかかったパン屋から漂ってくる焼きたてのパンの匂いに気を取られたのか、みほは電柱に顔をぶつけた。

 

 

「教えてよ〜」

 

「余所見する方が悪い」

 

「うっ…」

 

 

言い返せないみほであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それじゃあ私が呼んだら2人とも入ってきてね」

 

「「はい」」

 

学校に着いた俺たちは職員室に行って担任の先生に挨拶、そして朝のHRの時間になり教師前まで先生と一緒に来た。

 

それにしても……

 

「まさかみほと同じクラスになるとはな」

 

「うん、でも私は助かるかな〜」

 

「正直俺も…」

 

2人とも初対面の人に自分から話しかけていく方ではない。だから同じクラスになったのは嬉しいことだ。

 

「それじゃあ入ってきてください」

 

「おっ、呼ばれたし行くか」

 

「う、うん」

 

先生に呼ばれて教室に入って教壇のところまで行く際にざっと教室を見てみると……

 

(「男子俺だけ?」)

 

このクラスに男子はいなかった。流石に男子がいるクラスにしてくれよ……

 

というか騒がしくなったな、転校生が入ってくるとこんな感じなのか?それとも双子で顔がそっくりだからか?

 

「それではみほさんから挨拶を自己紹介をお願いします」

 

「は、はい!

 

……え、えっと、黒森峰学院から転校してきました西住みほと言います。よろしくお願いします」

 

無難な挨拶をして終わらせると次は俺の番となった。

 

「同じく黒森峰学院から転校してきた西住りくと言います。みほの双子の兄です。このクラスに男子はいなく、いきなり男子が同じクラスになって驚くかもしれませんが、よろしくお願いします」

 

「2人ともありがとう。わからないことだらけだと思うからみんな教えてあげてね。あとりく君、この学校男子は少ないけど我慢してね」

 

「まぁ少し肩身が狭く感じることあるかもしれませんけど……なんとかやっていきますよ」

 

「2人の席は近くにしておいたから」

 

せめてもの配慮かもしれないが有難いな。

 

席に着くとそのまま授業が始まった。普段はHRのあと5分間休みあるみたいだが、挨拶とかがあってその休憩がなかったみたいだ。

 

………なんか申し訳ない。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

昼休み

 

 

「やっと午前中の授業終わったか〜」

 

「お兄ちゃん寝そうだったでしょ?」

 

「っ…寝てはない」

 

退屈すぎてほんと寝そうだった。でも寝てないのは事実だ。

 

すると「あっ」という声がみほから聞こえたから見てみると……

 

「ペン落としただけか」

 

「あはは…」

 

落としたペンを拾うために机の下に潜り込んだ……が

 

「な、なにしてんだ?」

 

みほの体が机に当たり机の上にあった物が全て落ちた……ほんとなにしてんの?

 

「あはは……これでよし」

 

「ヘイか〜のじょ!一緒にお昼食べない?」

 

「「っ!?」」

 

なんだ今のは…ナンパみたいな声のかけ方だが女子が女子に言うセリフか?

 

あ、別に俺がナンパしたことあるってわけじゃないぞ?

 

「へっ?もしかして私?」

 

「今教室に俺たちしかいないしみほだろ?」

 

「いきなりでお2人とも驚いてますよ?」

 

「あはは、ごめんごめん」

 

今声をかけてきた2人はたしか五十鈴華さんと武部沙織さん……だったかな?みほと2人でクラスの人の名前覚えてたしあってるはず…

 

「それでよかったらどうかな?」

 

「私たち2人と話してみたかったんだ〜」

 

よかったなみほ、話してみたいって言われて……ん?2人?

 

「もしかして俺とも?」

 

「他に誰がいるの?」

 

はい、ごもっともです…

 

「せっかく誘ってくれたんだし一緒に食べるか?」

 

「そうだね!お願いします」

 

「「うん(はい)!」」

 

正直食堂の場所とかわからないし助かる。それにしてもまさか俺にも声かけてくれるとはな。

 

「さっきも教室で言ったけど私たち2人と話してみたかったんだ〜あ、私たちはt…」

 

「武部沙織さん、6月22日生まれO型」

 

「五十鈴華さん、12月16日生まれのB型」

 

「凄い!誕生日まで覚えてくれてるんだ!」

 

「しかもお2人とも」

 

ふぅ…事前に覚えておいてよかった。

 

「うん、クラスの名簿見て覚えたの!」

 

「ちょっと時間かかったけどな」

 

「お兄ちゃんの方がね」

 

「うっ…」

 

そこは言わんでいい!

 

「ふふっ、2人とも仲がよろしいのですね」

 

「さすが双子!ねぇねぇ、2人のこと名前で呼んでいい?」

 

「名前で?」

 

「うん!みほ!りく!ってね」

 

まぁ名前で呼ばれ慣れてるからそれは構わないけど…すげぇな武部さん、初対面の人にここまで言えるなんて。

 

「では私も呼ばせて頂きますねみほさん、りく君」

 

「許可する前に呼んだな〜いいんだけど…君付けされるのはちょっと…呼び捨てでいいぞ」

 

「そうですか?ではりくと呼びますので私のことも華と呼び捨てで構いません」

 

「私も私もー!」

 

「了解、みほもいいよな?」

 

「うん!すっごい友達みたい!わっ」

 

「「「わっ!?」」」

 

嬉しくなってくるっと1回転したが躓いてころびそうになった。3人で抑えたから大丈夫だったが…

 

「よかった〜友達できて、私たちこっちに知り合いいないからできて嬉しいんだ〜」

 

「そうなんだ〜でもまぁ人生って色々あるよね〜泥沼の三角関係だったり告白する前に振られたりとか」

 

「え、えっと…」

 

「まさか沙織なそんな経験が?」

 

「ないよ〜」

 

「そもそも告白されたことすらありませんよね?」

 

なんだ、本人が経験したわけじゃないのか。まぁ三角関係の方は経験あったらやばいかもだけど……

 

「となるとご家族に不幸が?骨肉の争いとか遺産相続とか?」

 

これまたやばい発想にいきついたな…

 

「そんなんじゃないって」

 

「ちょっと複雑な事情があって…ごめんね?言いたくないの」

 

「そっか〜なら無理に聞かない」

 

「冷める前に食べちゃいましょうか」

 

言いたくないと言ったら、それ以上は気を使ってくれたのか華も沙織も聞いてこなかった。ありがたいな。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「西住ちゃ〜ん!それにお兄さんの方も、ちょっといいかな?」

 

教室に戻ると3人組の生徒が入ってきた。

 

つーか誰だ!

 

「えっと…」

 

「なぁ、この人たちは?」

 

「生徒会長と副会長、それと広報の人だよ。」

 

なるほど、話しかけて来た人は生徒会長みたいだ。つーか先輩か。

 

「私たちのこと聞いたみたいだしそろそろいいかな?そんなに時間は取らせないから」

 

「「はぁ…」」

 

廊下に連れ出されたけど何の用だ?もしかして職員室だけじゃなくて生徒会にも挨拶しに行かないといけなかったとか?

 

「ごめんね昼休み中に、大事な話があるんだよ〜」

 

この時、俺は大事な話ならあらかじめ先生を通して言っておいて欲しいと思った。

 

だがこの後話されることによって、そんな考えはどうでもよくなった。

 

まさか今話すことが、俺たちのこれからの運命を変えることになるとは思わなかったからだ……

 




プロローグの割に長すぎるような気が…

投稿間隔は不定期になっていくと思いますがこれからよろしくお願いします。
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