男子も戦車道に参加できる世界   作:カット

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日が空いてしまいましたね。
今回は短いですが劇場版編スタートです。


25、エキシビションマッチ<前編>

 

「茶柱が立ったわ。イギリスのこんな諺を知ってる?茶柱が立つと素敵な訪問者が現れる」

 

「お言葉ですがダージリン様、もう現れています。素敵かどうかさておき……」

 

 

聖グロリアーナ側の戦車、チャーチルの中でダージリンが紅茶を飲んでいた。その飲んでいる紅茶に茶柱が立ち、イギリスの諺を言ったが、訪問者が現れるの部分でペコがもう現れていると言った。ペコの言っている訪問者は、今年の戦車道大会優勝校の大洗学園、そして同じチームで戦っている知波単学園だ。

 

 

「反撃しこないね〜」

 

「どうせまた紅茶でも飲んでるんじゃないですか〜」

 

「ではこちらは緑茶にしますか?」

 

「ミルクセーキがいい!」

 

「卵もミルクもクーラーボックスに入れてるので作れますよ」

 

「おおー!」

 

「それよりみぽりんどうする?」

 

 

反撃して来ないグロリアーナを見てどうせ紅茶を飲んでるのではないかという予想、それに対抗して華が緑茶でもというと麻子がミルクセーキがいいと言い出した。試合中に何を言っているのやら……

 

 

「今のうちに包囲の範囲を狭めます。守備隊の状況はどうですか?」

 

「じわじわと来てるよ〜」

 

「もって5分ってところかな」

 

「5分だって!どのみちそんなに長くは保たないよ?」

 

「了解しました。それでは前進します。パンツァー・フォー!」

 

 

守備隊の状況を確認しつつ、みほは包囲の範囲を狭めるように指示、大洗学園の戦車が前進しているに対し、知波単学園の戦車は止まった

ままだ。それには理由がある……

 

 

「あの……西さん?」

 

「すみません西住さん……ぱんつぁーふぉーって……」

 

「あっ、戦車前進って意味です」

 

「なるほど!勉強になります!」

 

 

知波単が動かなかった理由は単純に、みほが言ったパンツァー・フォーの意味がわからなかっただけだった。

 

 

「大丈夫か知波単は…」

 

「ま、まぁ……ふざけてるわけじゃないしいいだろ」

 

「戦車前進!」

 

「それでは改めて、パンツァー・フォー!」

 

 

パンツァー・フォーの意味がわかった知波単隊長の西は、味方に戦車前進の指示を出し、改めてみほは号令をかけ、大洗知波単連合は包囲を狭めるため前進した。

 

 

「停止!」

 

 

みほの号令で全車停止、そしてそのまま

 

 

「砲撃開始!」

 

 

合図で砲撃を開始した。この砲撃でマチルダを2両倒すことができた。しかしここで知波単学園がみほの指示を聞かずに前進し始めてしまった。

 

 

「勝手にスコーンが割れたわね」

 

「あとは美味しくいただくだけですか」

 

 

ここまでまとまっていた大洗知波単連合であるが、知波単学園がいきなり突撃を開始してしまったために分かれてしまった。そこをグロリアーナが見逃すはずなく、次々と知波単学園の戦車を倒していった。

 

 

「ったく、勝手に突撃しやがって……守備隊はどうなってる!?」

 

「こちらまもなく突破されそうです」

 

「そっか……みほ」

 

「うん、一度撤退します!市街地を目指してください!そして各自戦力の分散に努めてください!」

 

『了解!』

 

 

守備隊も突破されそうということもあり、みほは撤退することに決めた。この指示に知波単学園の西と福田は文句を言うが、西は自分から、福田は大洗の戦車に無理矢理押される形で撤退していった。守備隊が離れるとすぐ、グロリアーナ側のもう一つのチーム、プラウダ高校がやってきた。守備隊が相手をしていたのはプラウダ高校だった。

 

 

「待たせたわね!」

 

「待ちくたびれて紅茶が冷めてしまいましたわ」

 

「思ったより手強かったのよ!!」

 

「迂回すればよかったのです」

 

『このゴルフ場で決着をつけるつもりですか?』

 

『ええ、上手くいくと良いのですが』

 

「ノンナ!クラーラ!日本語で話しなさい!」

 

『はい?』

 

 

プラウダの隊長であるカチューシャは、撤退した守備隊を追いながら無線を飛ばしている。そんな中、ノンナとロシアから来ているクラーラがロシア語で話していた。その内容のわからないカチューシャは、日本語で話すように言うが意味はなかった。

 

 




次回でエキシビションマッチは終わりにします。
本当はエキシビションマッチを1回で終わらせようと思ったけどさらに日が空きそうなのでやめました。
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