待ってくれていた人いるかわかりませんが、待っていてくれた方はお待たせしました。やっとできたので投稿します。
誤字等あるかもしれませんがどうぞ!
「集まったのは20人か…思ったより集まりませんでしたね」
「私たち3人を入れて23人、男子の参加者は2人でそのうち1人はサポート役希望です」
「まっ、これでやるしかないか」
いよいよ戦車道の授業初日、戦車道を選択した生徒はグラウンドに集まっている。
そこには生徒会や男子を入れて23人集まっていた。
「今日から大洗学園で戦車道を始める!まず最初に数少ない男子希望者の紹介だ。まずは佐藤から前に出てこい」
「はい」
生徒会広報の河島桃が仕切る中、佐藤と呼ばれた男子生徒が前に出た。それを見てある2人がとても驚いていた。
「普通Ⅱ科2年C組の佐藤翔太です。戦車に乗る方ではなく、みんなのサポートを希望しています。よろしくお願いします」
「「翔太(君)!?」」
「ん?えっ!?りく!?それにみっちゃん!?」
とある2人とはりくとみほ。実はこの2人は初対面じゃなかったのだ。
「なんでここにいるんだ!?」
「いやそれこっちのセリフだから!?2人とも黒森峰だったろ!?」
「はいは〜い、悪いんだけどそういうの後にしてね〜」
「会長の言う通りだ、それじゃあ次は西住兄!」
せっかくの再会だったが会長と広報の人によってりくの自己紹介へと進行していった。
「最近転校してきた西住りくです。サポートではなく戦車に乗っていくことを希望しています。よろしくお願いします」
「それじゃあまず今ある戦車見せるね!」
男子2人の自己紹介が終わると会長が今ある戦車を見せると言ってシャッターを開けた。
するとそこにはIV号戦車が1台あるだけだった。しかもかなり汚れている状態で……
ほとんどが戦車道初心者、そのためIV号を見てこの戦車で大丈夫か不安になったが…
「これなら掃除すれば大丈夫そうだな」
「そうだね」
戦車道をやっていた西住兄妹は近付いて触ってみて大丈夫だと判断。それを聞いたみんなが安心そうにした。
「さて!西住兄妹から大丈夫だと言ってもらえたしかーしま〜」
「はっ!それでは今から戦車を捜索する!」
『えっ!?』
突然広報の河島が戦車を捜索すると言い出した。突然のこと過ぎてみんな声を揃えてしまっている。
「まぁ冷静に考えてIV号だけじゃみんな乗れないもんな。それで手がかりはありますよね?」
「ないよ?」
「は?」
「だから手がかりはないよ!」
「(まっ、廃校を防ぐために動いてただろうし仕方ないか)」
手がかりはないという会長の言葉に学校の事情に気付いていたりくは仕方ないと思う、でも他のみんなはそうでもない。
しかし文句を言っても仕方ないと思ったのか、何人かのグループに分かれてそれぞれ探しに行った。
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戦車を探し始めた戦車道を履修した生徒達、りく、みほ、翔太、華、沙織は5人で探しに移動し始めたが、その後ろに1人の生徒がついてきていた。
気付いていたりくとみほは同時に振り向いた。
「あなたも私たちと一緒に探さない?」
「いいんですか!」
「俺たちは構わないぞ?というかつけられてるみたいについて来られてもな…」
「そ、それは失礼しました!」
「ん?秋山さん?」
「佐藤君?」
みほやりくが誘った相手を翔太は知っていた。なぜなら…
「翔太知ってるのか?」
「そりゃあ同じクラスだからな」
「あの……私、普通Ⅱ科2年C組の秋山優花里と申します!」
翔太と今名乗った秋山優花里は同じクラスだからだ。
「そうだったのか」
「あ、私は武部沙織!」
「私は五十鈴華と申します」
「私は……」
「存じ上げています!西住みほ殿とお兄さんの西住りく殿ですよね?」
「そ、そうだけど…」
「どうして知ってるんだ?」
沙織と華が自分の名前を名乗りその後にみほとりくが名乗ろうとしたら……
なんと秋山優花里は2人のことを知っていた。そのため名前を言われる前に秋山さんの方から名前を言ってしまった。
「それはまぁ…私戦車道好きですからそれで……」
「「な、なるほど」」
それだけで納得してしまった2人であった。
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りく視点
「とりあえず戦車探そっか?」
「そうですね、そのために歩いてるわけですし」
「でも手がかりなしじゃ難しいと思う…」
沙織の言葉で再び戦車探しを再開したが、みほの言う通り難しい、当てもなく探すのはな…
「たしかに手がかりはありませんが悩んでいても仕方ありません!」
「おっ、秋山さんいいこと言うね〜」
「では行きましょう!パンツァーフォー!」
な、なんか急に秋山さんが仕切り出したぞ!?
まぁでも秋山さんの言う通りだし探しに行くか……って思ったら
「パンツのアホ!?」
と沙織が言って秋山さんがガックシと肩を落とした、まぁ知らない人からしたらそんな勘違いもするか。
この後みほが苦笑いしながら"戦車前進って意味だよ"と教えてた。
「この道どっちに進む?」
少し進むと左右に分かれてる道を発見、どっちに行くか俺がみんなに尋ねると
「「右(です)!!」」
と翔太と華が同時に答えたけど……
なんで?
「五十鈴さんももしかして匂いで?」
「えぇ、こちらから微かに鉄と油の匂いがします」
「「「「…………」」」」
え?なにこの2人の嗅覚……
「と、とりあえず右行くか?」
「そ、そうだね、翔太君と五十鈴さんを信じよう」
「そうだね…ほんとにあったらすごいけど…」
「了解であります!」
2人に従って右へ進む……すると
『ほんとにあった!?』
「だろ!」
「やはりありましたか」
戦車が落ちていた。これは……38tか。これだと4人は乗れるか。
最初にあったIV号は最大5人乗り…となるとあと13人分乗れる戦車を探さないとだな。まぁ他の人も見つけるだろ。
「五十鈴さん凄い!あと翔太君も!五十鈴さんは華道やってるから?」
「そうかもしれません。それとみほさん、私のことは華でいいですよ」
「私も私も!沙織でいいからね!」
あれ?この2人前にも言わなかったっけ?俺の気のせい?
「私も優花里で構いません!りく殿もです!」
なんか秋山さんまで乗ってきた!?それじゃあ遠慮なく優花里と呼ばせさせてもらうか。
「じゃあ俺も翔太でいいぞ!」
「もう呼んでるじゃん!?それじゃあ華さん、沙織さん、優花里さんって呼ばせてもらうね!」
「「「うん((はい))!!!」」」
「あ、ついでに翔太君もね」
「俺はついでか!?」
「ついでだな」
「りく!?」
「ついでだよ」
「みっちゃんまで!?」
『アハハハハハ』
みんなで笑いあった後戦車が見つかったことを河島先輩に報告して俺たちは戦車倉庫の前に戻った。
どうやら運搬は自動車部がやってくれるみたいだ………そんな部あるのか!?
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俺たち以外にも各チーム1つずつ戦車を発見して集まっている。
「集まった戦車はIV号、38t、Ⅲ突、M3、八九式か」
「ま、とりあえず全員乗れそうですね」
河島先輩が集まった戦車を見て、翔太が全員乗れそうだと言った。たしかに全員乗れる。あとはどの戦車に乗るかだな。
「会長、誰がどの戦車に乗るんですか?」
「ん〜見つけた戦車でいいんじゃない?」
俺が聞くと会長は見つけた戦車でいいと言う。となると俺たちはIV号に乗った方がいいな。
「それじゃあ会長たちは俺たちが見つけた38tに乗ってください。りくたちは5人なのでIV号に乗ってもらいましょう」
「そうだね〜西住ちゃんたちもそれでいい?」
「わかりました」
乗る戦車は決定だな。さてと、それじゃあ掃除しないと。
「それじゃあみんな!戦車の洗車にかかれ!」
『……………』
……………河島先輩、みんな黙っちゃったよ。狙って言ったんじゃないよな?
「かぁしま上手いね〜座布団1枚」
「そんなつもりで言ったんじゃありません!」
さっ、生徒会のコントはほっといて洗車始めっか。
みんなも同じ気持ちなのか一斉に洗車を始めたけど……
「翔太どうした?」
「………」
翔太だけある1点を見つめて動かない。その視線の方を向けて見ると……
「会長も手伝ってください!」
小山先輩が水着で洗っていた。なるほど、それを見ていた………って
「小山先輩ばっか見てないでお前も手伝え!」
バシッ
「いてっ!?なにすんだよ!?」
「お前こそ何してるんだ?」
「そりゃあもちろん水着姿の小山先輩を見て………あっ」
あっさり白状しやがった…てか「あっ」ってなんだよ……
「よーし着いてこい翔太」
「いててて、どこ行くんだ……ってIV号?」
こいつには1番大変な場所をやらせるのがいいよな〜
「お兄ちゃん?なんで翔太君を無理矢理連れてきてるの?」
「IV号の戦車内は翔太がやってくれるってさ」
「ほんとに!?お兄ちゃんもやるの?」
「俺は生徒会の方手伝ってくるよ。会長が全然手伝ってないみたいだし大変そうだからな、それにこっち5人いれば大丈夫だろ?」
「う、うん…でも翔太君1人に任せるのは…」
「たしかに匂いすごいし男子がやってくれるの嬉しいけど……翔太君1人にやらせるのはどうなのかな」
おぉ〜みほはわかってたけど沙織も優しいな。やらせるほんとの理由言ったらどうなるかな。
「そうですよりく、佐藤君1人にやらせるのはどうかと…」
「みなさんの言う通りであります!」
華と優花里も反対か〜
「いや〜翔太がさ、1人だけ水着でやってる小山先輩のことじっと見つめて動かなかったからさ〜」
「「「「…………1人で頑張ってください」」」」
「は、はい………」
手のひら返し早いな〜まぁ庇うつもりはない、ドンマイ翔太。
「そんじゃこっちは頼んだぞ」
「任せてお兄ちゃん!」
IV号の方はみほたちに任せるとして………会長にも手伝わせるか。
「会長も手伝ってくださいよ」
「また今度ね〜」
「そんなこと言わずに会長もちゃんとやりましょうね、俺も手伝いますから」
「りくりく!?」
りくりく?会長……それなんすか?まぁ呼び方はいいか。
「手伝ってくれるのは嬉しいけどりく君いいの?妹の西住さんたち手伝わなくて……」
「そうだ!こっちは私たちだけで充分だ!」
「戦車の中今入りたくないですよね?匂いすごいですし、ですから俺が中やるんで会長入れて3人で外の方お願いします」
「えっ、私も?」
おいこら会長……なに当たり前のこと言ってるんだよ。
「当然ですよ。まぁ会長が戦車道やらないなら別ですけどね、それで学校が無くなっても俺は知りません」
「いや〜りくりく随分意地悪な言い方するね〜まぁいいや」
「いいやじゃなくてやってください!じゃあ俺は中入るんで後お願いしまーす」
「はいよ〜」
「りく君凄い…私が何を言ってもダメだったのに…」
「疲れて倒れられても困りますから。それじゃあまた後で〜」
なんとか会長を手伝わせることに成功して、俺も翔太みたく戦車内の洗車を開始した。
中で掃除してても外の声聞こえてくるけど……楽しそうにやってるな〜つーか遊んでるような声も聞こえる。ちゃんとやってるんだろうな?
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「みんなご苦労!明日から訓練に入る!」
(「小山先輩大丈夫ですか?」)
(「大丈夫、ごめんね?肩借りちゃって」)
(「いえいえ、気にしないでください」)
洗車が終わり最後に集合してるが、俺は小山先輩に肩を貸している。ふらふらしてて危なそうだったからな。
念のため言っておくが、決して翔太みたいな下心があるわけじゃない。
それより明日から訓練か……
「明日だれか講師とか来るんですか?初心者ばかりですしいた方がいいと思うんですけど」
「その点は心配しなくていいよりくりく、ちゃんと呼んでるから!」
「さすが会長…その辺はちゃんとやってるんですね」
洗車はなかなかしなかったみたいだけどこう言うことは早いんだな。
「その講師の人イケメンですか?」
「さ、沙織?」
「重要でしょ!?」
そ、そうか?
どっちかというとちゃんと指導できる人が必要じゃないか?蝶野さんみたいないい加減な指導の仕方の人より……
まぁ蝶野さんって言っても多分みんなわかんないだろうけど。
「楽しみにしててね〜」
「えへへ」
沙織……嬉しそうにしてるけどイケメンって決まったわけじゃないぞ?期待外れならガッカリするパターンだろこれ。
「それじゃあ今日は解散!」
『お疲れ様でした!』
河島先輩の号令で今日の活動は終わった。明日から本格的に始まる。正直楽しみではある。
この日の夜、沙織、華、優花里、ついでに翔太の4人が俺とみほの部屋に来ることになって一緒に夜ごはんを食べることとなった。
料理をしたのは基本的に沙織と俺だったけど……
俺の作った料理褒めてくれたけど…正直沙織の作ってくれた料理の方が美味かったな。
今回はここで終わりです。誤字やクラスの間違えがあったら指摘お願いします。
呼び方に関してはアニメと変えるかもしれません。
次回いつになるかわかりませんがお楽しみに。