男子も戦車道に参加できる世界   作:カット

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今回はちょっと難しかった。


3、初の模擬戦

ドンドンッ!

 

 

「みほ起きろー!いつまで寝てるんだー!遅刻すんぞー!」

 

今日は本格的に戦車道の訓練開始の日……なんだがみほが起きない。昨日の夜一緒に戦車を探した翔太たちを部屋に呼んで楽しんでたせいかもしれない……というか絶対そうだな。

 

 

ガチャ

 

 

「入るぞ〜まだ寝てるのか、起きろみほ!」

 

「あれ?お兄ちゃん?…………わっ!?もうこんな時間!?」

 

だから何回も起こしてたんじゃないか……

 

…………って俺がいるのに服脱ぐなよ!?

 

「はっ!?み、見た?」

 

「何をか知らんが早く準備しろ、玄関で待ってるから」

 

「……見たんだねお兄ちゃん」

 

振り向いたらやばそうだからさっさと出ておくか。

 

結局玄関で思い切り腹パンくらったが……

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「うぅ……まだ痛え」

 

「お兄ちゃんが着替え見るから」

 

「みほがいきなり脱ぎ出したんだろうが………ん?」

 

「そうだけど……ってどうした……の?ってあの人フラフラしてる」

 

「危ないな」

 

みほと口論?しながら急いで歩いていると俺たちの前にフラフラしながら歩いてる?人がいた。大洗の制服着てるから同じ学校ってことはわかるが……とりあえず危ないし声かけるか

 

「おーい、大丈夫か?」

 

「辛い……」

 

「「えっ?」」

 

「生きるのが辛い……」

 

「「えぇっ!?」」

 

お、おい、コイツ大丈夫か?

 

「だが私は行く!うぅ……」

 

「どうしようお兄ちゃん…」

 

「……心配だし一緒に行こうか」

 

「そうだね……」

 

誰だかわからないけど1人で行かせるのは危ないし肩を貸して一緒に行くことにした。

 

ただでさえ今日は時間ギリギリに家を出た。その上歩くペースが遅くなった。

 

だから当然…………

 

「あなた達遅刻よ!!特に冷泉さんは連続245日の遅刻よ!!」

 

えぇ…………

 

245日連続って凄いな…………

 

「えっと……西住みほさんとりく君、今度から途中で冷泉さんを見かけても先に登校するように!!」

 

「いつもこんな感じなんですか?」

 

「そうよ!」

 

逆に凄いなそれ……

 

「そど子……」

 

「その名前で呼ばないで!!とにかく早く教室に行きなさい!」

 

そど子って名前なのか?知らないからやりとりを見てることしかできないな。まぁ普段は遅刻しないし関わることないだろ。

 

「すまなかった、今度借りは返す」

 

風紀委員から離れ教室に向かう途中で冷泉さんと呼ばれてた人が謝ってきた。

 

「いつものことなのか?」

 

「まぁな」

 

まぁなって……

 

「私のことは気にするな、今日はありがとな。それじゃあ」

 

「行っちゃった……私たちも急ごっ!」

 

「…………そうだな」

 

俺たちも時間ギリギリ……というか過ぎてるし急いで授業場所に向かった。つーか戦車道じゃん!?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「2人とも遅いから来ないかと思ったよ〜」

 

「みっちゃんはともかくりくまで遅れるとはな〜」

 

戦車倉庫前に着くとすぐに沙織と翔太に言われたが……みほはともかくってどういうことだ?

 

「ねぇ翔太くん?私はともかくってどういうことか教えてくれるかな?」

 

「っ!?え、えっと……」

 

みほを怒らせるとヤバいからな〜朝俺が悪いわけじゃないのに腹パンくらったくらいだし……

 

ニコッとみほが笑うと……

 

「ぐはっ!?」

 

朝俺にやったような腹パンを翔太にもくらわせた……翔太ドンマイ

 

「それより教官ってどんな人なのかな?」

 

「これをそれよりで済ませるとは……武部殿やりますね」

 

「さぁな〜とある人みたいな適当な指導する人じゃなきゃいいけど…」

 

「適当な人って……「教官が来たぞ!」」

 

沙織が何かを言おうとした時きにちょうど指導してくれる教官が到着したみたいだ。

 

 

ガシャン

 

 

「学園長の車が!?」

 

戦車にパラシュートをつけて降下してきたと思ったら……

 

車1台潰してしまった。しかもそれが学園長の車みたいだ。

 

というかまさか乗ってる人って……

 

「みんな注目!今日来てくださった方は自衛官の蝶野亜美一尉だ!これからも何回か来てもらうつもりだ!失礼の無いように!」

 

『はい!』

 

しっかりしてるな〜これでみほを脅して戦車道をやらせるなんてことなかったらマジで尊敬できたんだろうな〜今のところはだが

 

「みんな初めまして!蝶野亜美です!初めましてじゃない人もいるわね」

 

俺のことか、まぁ男子だし見つけるの楽だよな。

 

「りく君と……あら?あなたも西住流の」

 

「は、はい……」

 

「家元にはよくお世話になっているのよ、お姉さんは元気?」

 

家のことにあまり触れられたくないみほは表情が曇っていった。俺もできれば触れられたくないんだよな。

 

西住流としているわけじゃないんだし……

 

「まっ、姉ちゃんのことだし元気にしてるんじゃないですか?」

 

「教官!西住流ってなんですか?」

 

「西住流って言うのはね〜……」

 

1年生の質問に蝶野さんは答えているけどみほはさっきよりも暗くなってきている。

 

それに気付いた沙織が

 

「教官!やっぱり教官はモテるんですか!?」

 

と聞いてくれた。ナイスだ沙織

 

「う〜ん…モテるかどうかはわからないけど…狙った的はりく君以外外したことないわ!」

 

「おぉ〜」

 

「……って俺狙われてたの!?」

 

「冗談よ!」

 

「はぁ……」

 

思わずため息をついたけど、教官ってこんな人だったな。

 

「それで教官!今日はどのような訓練をするのですか?」

 

「そうね〜じゃあ早速模擬戦をやってもらいましょうか!」

 

『えぇぇえ!?』

 

ちょっ!?嘘だろっ!?

 

「蝶野さん真面目に言ってますか!?」

 

「大真面目よ!習うより慣れろよ!大丈夫、戦車なんてバーッと動かしてドーンッと撃てばいいんだから!」

 

「あ、アバウトすぎ……」

 

「自由だね」

 

流石の会長も苦笑い、だけどみんな何を言っても無駄そうだと判断して各自戦車に乗り込んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『各自開始場所に着いたみたいね』

 

無線で蝶野さんの声が聞こえてきた。俺たち以外も場所に着いたみたいだな。

 

しかし大変だった。戦車倉庫では前でなく後ろに進んでもう少しで壁にぶつかるところだったし、途中車長が進む方向を肩を蹴って教えると言ったらハンドルにぶつかるくらいの勢いで蹴ったし……

 

1番びっくりしたのは戦車のエンジンを入れた時に優花里が

 

「ヒャッホォォォウ!!最高だぜぇぇぇえ!!」

 

「「パンツァー……ハイ」」

 

「「兄妹息ピッタリ……」」

 

とテンションがめっちゃ上がったことだな。みほと同じこと言ったくらいだし。

 

まぁ色々あったが開始地点に到着できた。

 

『戦車道は礼に始まり礼に終わる、一同!礼!』

 

『よろしくお願いします!』

 

模擬戦開始、さぁて、みんなどう動くかな?

 

「ねぇ!まず最初に生徒会チーム潰そうよ!」

 

『え?』

 

「なんでだ?」

 

沙織の突然の発言がよくわからない、何故最初に倒そうとするんだ?

 

「だって教官のことで騙されたもん!」

 

「そ、それは沙織が勝手に勘違いしたからじゃ……」

 

「車長がどうするか決めていいんでしょ?だったら生徒会チームから潰すよ!」

 

「「…………」」

 

こういう性格のやつに車長は向かないな。今回はくじ引きで決めたけど

 

「じゃあ車長の言う通り生徒会チームから狙うか」

 

「りく!ありがと!」

 

「でも他校との試合で自分勝手な意見は怒るからな?」

 

「うっ……気をつけます」

 

「それじゃあ華、運転頼む」

 

「わかりました」

 

初めての模擬戦だし今回はいっかって感じで沙織の言う通り生徒会チームを狙うことにした。

 

しかし

 

 

ドガァーン!!

 

 

『っ!?』

 

 

砲撃されたらしく、乗っているIV号の近くに着弾した。

 

すぐに周りを見てみると八九式と三突がすぐ近くに来ていることから、この2両に攻撃されたことに気付けた。

 

…………これ砲手だけでも経験者だったらやられてたな。

 

「沙織指示!車長はお前なんだからこういう時は指示出せ!」

 

「っ!?ごめん、まずは前進!一度距離を取って!」

 

「わかりました」

 

一度距離を取るため前進、沙織の指示で動き出しこの場でやられることはなくなった。でも2両に追われてるから危険な状況でもある。相手が経験者ならその分作戦も読みやすいけど、初心者だと何やるか予想できないから逆に読みにくい。

 

どうするか……

 

「っ!?危ない!?」

 

「え!?」

 

この状況をどうするか考えていたら、突然みほから危ないという声が聞こえた。今の慌てようだと近くを砲弾が通過したとかではないだろうが……

 

 

バン!

 

 

っ!?今度はなんだ!?砲弾が当たった時とは違う音がしたが……

 

「大丈夫ですか?……あなた朝の」

 

ん?朝の?

 

「あ、朝会った……たしか冷泉さん……だったよな?」

 

「あれ?麻子じゃん!」

 

「「知り合い?」」

 

「うん、私の幼馴染の麻子だよ」

 

朝会った女子はどうやら沙織の幼馴染みたいだ………ってそんなこと言ってる場合じゃないな

 

「とりあえず今外は危ないから中に入ってくれ」

 

「ん、わかった…」

 

とりあえず冷泉さんを中に入れたはいいが……やっぱり5人乗り戦車に6人はキツイな……

 

「やっぱり6人乗ると狭いね、ごめんね沙織さん、くっついちゃって」

 

「いいのいいの、麻子があんなところで寝てたのが悪いんだから」

 

というか今授業中だよな?まさかサボり?

 

「そのまさかだ」

 

「思考読むなよ!?つーかサボるなよ!?」

 

「気にするな」

 

「…………」

 

これはアレだな、今相手にする必要ないパターンだなこれ。

 

 

ドカーン!!

 

 

「っ!?近くに着弾したな、橋があるけどどうする?」

 

「渡ろう!私が前に出て誘導する、華さんは誘導に従って運転して!」

 

「大丈夫なのみほ!?」

 

「大丈夫、次打ってくるまでに時間があるはずだからその間に進んでおこう」

 

「みほ気を付けろよ!華運転頼むぞ」

 

「わかりました」

 

念のためみほにロープをつけてもらって橋に降りてもらう。

 

みほの誘導に従って華が運転するが、戦車の幅がギリギリなのか、橋のワイヤー部分に当たり切れてしまった。それで橋が揺れたが戦車もみほもなんとか落ちずに済んだ。

 

…………が

 

 

ドカーン!!

 

 

「華!?」

 

「みほ!!華が失神した!!戦車に戻れ!!」

 

「っ!?わかった!!」

 

操縦手である華が、八九式か三突かどちらかわからないが砲撃を受け失神してしまった。

 

「 華は休ませておこう。みほ装填交代、俺が運転する」

 

「わかっ……「その必要はない」えっ?」

 

「えっと……冷泉さん?」

 

俺の代わりにみほに装填してもらおうとしたが、途中で乗り込んだ冷泉さんがその必要はないと言う。

 

どういうこ…………え?普通に動かしてる!?

 

「冷泉さんってもしかして戦車道の経験者?」

 

「運転凄い上手」

 

「今マニュアル見て覚えた」

 

「「…………えぇー!?」」

 

「流石学年主席……」

 

学年主席なのにサボってるのか……まぁいいや、とにかく運転は任せよう。

 

「じゃあ冷泉さん操縦よろしく!みほは指示出してくれ!装填は俺に任せろ!優花里砲撃は任せた!沙織は華のこと頼む!」

 

『了解!』

 

アレ?なんか俺車長みたく指示してねぇか?まぁいっか。

 

「まずは一度下がるぞ、ここだと危険だ」

 

「了解です、お兄ちゃん装填はできてるよね?」

 

「誰に言ってるんだ?できてるし次の装填の準備も完璧だ!」

 

「だと思ったよ、それじゃあ優花里さん、車体が安定したら砲塔を回転させてまずは三突を狙ってください!」

 

「了解であります!……ってりく殿!?左右それぞれ砲弾もってるでありますか!?」

 

「?そうだけど?」

 

「「「…………」」」

 

「クスッ」

 

何かおかしいか?俺が左右1つずつ砲弾持ってるって言っただけでなんでみほ以外黙ったんだ?

 

というかみほは笑ってるし……

 

「ねぇゆかりん……砲弾って男子なら片手で持てるものなの?」

 

「いえ……男子でも難しいはずです……というかゆかりん?」

 

「あ、ごめん…」

 

「いえ、驚いただけなので問題ありません」

 

「関係ない話してる場合じゃないぞ〜」

 

「「そうだった!」」

 

いやいや、そうだったじゃないって……まぁいいや。

 

「それじゃあ冷泉さん、後退してください」

 

「わかった」

 

不安定だった場所から後退し、安定している場所まで下がることに成功。それにしても冷泉さんほんと操縦上手いな。

 

…………戦車道やってくれないかな?

 

そう考えていると三突と八九式から砲撃が飛んできた、でもIV号には当たらなかった。正直当てろよと言いたいが初心者だ、これから特訓あるのみだな。

 

「みほ!」

 

「うん!優花里さん砲塔を回転させて三突に向けてください!」

 

「はい!」

 

三突と八九式が打ってきた、次の発射までに時間があるからそこで決める!火力の高い八九式を先に狙うのはナイス判断だ。

 

「砲塔がこっちに向いてるぜよ!?」

 

三突の車内では突如慌て始めたがそんなこと御構いなしに

 

「撃て!」

 

「はい!」

 

 

ダンッ!!ドカーン!!

 

 

みほが発射の合図を出し優花里が発射。そして見事に命中した。

 

初めてのはずなのにいきなり命中させるとはな、冷泉さんにしろ優花里にしろやるな。

 

ついでに、砲撃する少し前に華が起きていたらしく、今の砲撃に感動したみたいだ。

 

『Cチーム三突、走行不能!!』

 

共通無線から蝶野教官の報告により近くにいたBチーム八九式の他、DチームM3リー、Eチーム38tも状況を知ることとなった。

 

「装填完了!優花里!そのまま八九式に照準合わせろ!みほ!」

 

「了解であります!」

 

「うん!………よし、撃て!」

 

みほの指示で再び優花里が発射すると見事に命中した。

2連続で当てるとは、やるな。

 

 

『Bチーム八九式、走行不能!!』

 

 

再び無線が入り、今度はBチームである八九式が走行不能となったことが知らされた。

 

「まともにスパイクくらったー……」

 

車内ではバレーボールに例えて攻撃をくらったことを言っていた。さすがバレー部……

 

そして教官は翔太と今の出来事について話している。

 

「やるわね、砲手は誰がやっているのかしら?」

 

「さっきみっちゃんがキューポラから顔を出してたので、少なくともみっちゃんではないでしょう。りくの可能性が高いんじゃないですか?」

 

「いえ、りく君は装填をやってるわ。あの装填速度はりく君の装填速度よ。まぁ本気の装填速度よりは遅いけどね」

 

この時翔太は、もし装填がりく以外の人だったらこの教官は驚くんだろうなと思った。

 

 

「優花里やるじゃん!」

 

「そ、それほどでも」

 

「そんなことないよ!ゆかりん初めてで2連続当てるなんて凄いよ!」

 

「私もお兄ちゃんや沙織さんと同感かな」

 

「あ、ありがとうございます。なんか照れちゃいますね」

 

あ、これ言うタイミング間違えたな。まだ2両残ってるんだし気を引き締め直さないとな。

 

「今言ったのは本心だけど照れるのは終わってからな」

 

「はっ!?そうでした!」

 

「ふっふっふ、ここがお前らの死に場所だー!」

 

「……とりあえずついて行こ」

 

おっ、ちょうどお客さんが来たみたいだな。ってこれはまずいな。つーか砲塔の回転間に合わないか。まっ、やるだけやってみるか。

 

「急いで砲塔を回転させろ!橋の向こうに38tが来てる!装填は完了させた!」

 

「了解であります!砲塔を回転させます!」

 

急いで回転させてるけど間に合わないか、38tの砲塔がもうこっちの方向いてるよ。完全に向いてるわけじゃないがこっちより先に照準を合わせられるだろうな。

 

「ふっふっふ、くらえ!」

 

「は?」

 

「お、お兄ちゃん……みんな初心者なんだしそんな反応しないであげよ?」

 

いや、みんな初心者なのはわかるけどあまりにも酷すぎるだろ……全然違う方向に撃ってるし。

 

「優花里…お手本見せてやれ」

 

「お手本ですか!?が、頑張ります」

 

「大丈夫、向こうの砲手より上手いから。じゃあみほ」

 

「うん、………撃て!」

 

「はい!」

 

みほの指示で優花里がまた撃つ。するとまたしても命中した。

 

ほんと上手いな。

 

『Eチーム38t、DチームM3リー走行不能!よってAチームIV号の勝利!』

 

「「え?」」

 

なんで?

 

白旗上がってる位置見る限り38tの後ろにいたみたいだけど……あとで原因聞くか。

 

『走行不能となった戦車はこちらで回収班を向かわせます。みなさんは戦車を置いて戻って来てください。Aチームは乗ってきても置いてきても構いません』

 

「とりあえず戻ろう。冷泉さん、戦車倉庫前まで頼む」

 

「了解だ」

 

俺たちAチームは戦車で、それ以外のチームは歩いて戻ることになった。ちなみに、IV号で6人は狭いから俺は戦車の上に座ることにした。

 

みほには羨ましがられたけどな。

 

 

俺たちが着いてから少し時間が経つと、他のチームの人たちも全員戻ってきた。

 




今回はここで終わらせます。戦車の砲撃音とか着弾音書くの難しいですね。最後の方もう省略しちゃいました……

次回投稿いつになるかわかりませんがお楽しみに

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