あけましておめでとうございます!※三回目
無意識の恋、2020年最初の話です!
それでは前回のあらすじ
太陽の畑に来てこいしとイチャイチャした。
それではどうぞ!
side真
この人が風見 幽香。
雰囲気は優しそうだが、その威厳のある風貌は強さの照明だ。
この人、強い!
「へぇー貴方が噂の海藤 真」
幽香さんは俺をじっと品定めするかの如く見つめる。
俺は息を飲んだ。まるで蛇に睨まれた蛙のような気分だった。
今の俺は瞬殺される。
「クソガキから聞いてるわ」
く、クソガキっ!?
それって多分彼方の事だよな!? 彼方の奴、ここまでボロくそ言われるほど何したんだよ!
「貴方、言い鍛え方してるわね。筋肉の付き方が全然違う。強者の鍛え方ね、今まで随分いい師匠に着いてもらっていたみたいね」
それは妖忌さんの事だろう。
確かにあの人は教える事に慣れていたのだろう。良い師匠だった。
「私はその人の体を見るだけで今までどれくらい鍛えてきたかがわかる。そして目的もね」
「そうなんですか」
「なるほどね、かなり甘い考えね。自分ではなくて大切な人のため……」
「ま、まぁ、でもそれが真の良いところだから」
紬が援護射撃をしてくれる。
「多分貴方は今も尚手を繋いでるそっちの古明地妹の為に鍛えてるのかしら?」
「ぐっ!」
そう言えば手を繋いだままだった。
だが、俺とこいしは一向に手を離そうとはしない。
「まぁ、あのクソガキから言われたんだけど貴方を鍛えろと言われてるのよね」
「あ、はい」
「それじゃあ、今の弱った状態の実力を見せてくれる? それを見てからどう鍛えるか考えるわ」
そう言われて少し移動することになった。
「ここでなら思いっきり暴れても良いわね」
「分かりました!」
そして俺は霊力刀を構える。
弱体化したと言っても身体能力や、技術。それに霊力量なんかはそのままだから普通にこういう事は出来る。
まぁ他の力が使えない事で違和感を感じるが、まぁそれは仕方がないだろう。
「思いっきりぶつけてらっしゃい」
「はい!」
そして俺は思いっきり地面を蹴る。すると一瞬で幽香さんの目の前に来た。
それを見て幽香さんは驚いた様子を見せるが動揺せずに日傘で突っ込んできた俺を突き飛ばす。
そう簡単には近づかせてくれないか。
(速い、まさか私が反応にワンテンポ遅れを取るなんて思わなかった)
「面白いわね貴方、もっと本気で来てちょうだい」
「言われなくても!」
そして俺は霊力を足に纏わせ、霊力を足から噴射してスピードにブーストをかける。
そのまま前方に跳び、幽香さんに斬り掛かる。
すると幽香さんは日傘を盾にした。
日傘なんかで防げるわけが無い。そう思った瞬間、
カキン!
なんと俺の剣が日傘に弾かれてしまったのだ。
剣で傘を叩いた時の感覚は鋼鉄でも斬ってるかのような感覚。
全く歯が立たないとはこの事だ。
「それは霊力強化?」
「よく分かったわね。そう、これは霊力強化」
霊力強化は剣の場合、鋭さをアップさせる。柔らかいものなら硬化させることができるが、少しは斬れる筈だが、全く斬れる気がしなかった。
つまり、霊力の核が違いすぎると言う事だ。
「そんなんじゃ一億年経っても私に一撃与える事が出来ないわよ」
くそ、実力はそのままのはずなのに全く歯が立たないという絶対的な相手がそこに存在する。
くそ、今は100%の力を出せないとはいえ、ここまでの差があるのか?
これはクレア装を使ったとして勝てるかどうか怪しいレベルだ。
「貴方は強いわ。確かに強い、だけど突破力に欠けるわね」
「突破力?」
「そう、攻撃力。それじゃあ、今貴方が全力で私に攻撃してみせなさい」
そうか。
「なら遠慮なく」
そして地面の石を手に持つ。
「狙撃《スナイパー》っ!」
そして俺は思いっきり石を投げる。
その石を幽香さんは傘で防御するが、
「言い忘れたがそれ──」
ドカーン
「爆発するぜ?」
石が大爆発を起こし、砂煙を上げる。
「こ、これは」
その隙に俺は霊縛波を作り出す。
「これが俺の最高火力ですよ幽香さん」
そして俺はクレアを発動する。
その状態で幽香さんに突っ込む。
流石の幽香さんでもクレアの霊縛波を食らったら一溜りもあるまい!
「何!?」
「《霊縛波》ァァァっ!」
そして幽香さんは咄嗟に傘で防御するが、俺はお構い無しに傘に霊縛波を押し付ける。
すると霊縛波が発動し、超巨大なレーザーが炸裂する。
だが、その霊縛波は完全に傘に弾かれていた。
「流石の手だったけどまだまだね」
絶対的信頼を置いていた霊縛波。その霊縛波を破られて俺は何も言えなくなってしまった。
「そうね。そのランクの技が使えるならこれも出来るかもね」
そう言って幽香さんは俺を傘で突き飛ばしてある技を行う。
「《
その瞬間、幽香さんの傘の先から巨大なレーザービームが放たれ、俺の目の前まで迫ってくる。
死を覚悟した。だが、それは俺の目の前で止まった。
「これが貴方に教える技。終わりの波動よ」
「終わりの波動!?」
「ええ、これをまずはあなたに教えるわ」
そして俺は圧倒的な実力の前に敗れたが、これによって俺の問題が浮き彫りになり、修行方針は決まった。
まずは《終わりの波動》を完成させてやる。
はい!第77話終了
幽香は強いですね。
さて、次回から本格的に修行が始まります!
暫くはこんな感じの話が続くと思われますのでよろしくお願いします!
それでは!
さようなら
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シャドウ