無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 寺子屋の教師に任命された。



 それではどうぞ!


第80話 古明地先生と紬先生

side真

 

 まず最初の授業は弾幕。

 弾幕に関しては良く弾幕ごっことかするので知らない人はあんまり居ないと思うが念の為の授業らしい。

 後、弾幕を使った応用戦等だな。

 因みに俺は弾幕は専門外だ。弾幕で戦うよりも剣で斬った方が速い。

 

 まぁ、そんな訳で俺は弾幕の授業の先生は下ろしてもらった。その代わりにこいしと紬に授業をしてもらう事にした。

 もちろん俺も後ろの方で見守っているが、俺としてはあんまり理解出来ない領域だった。こんな事ならもう少し弾幕ごっこをやっていても良かったかもしれない。

 クレアや《限界突破》で近距離戦をした方が楽だったからあんまりやって来なかったのがここに来て仇となったか……。

 

 今教卓に立って話しているのはこいしだ。こいし先生は弾幕ごっこのプロフェッショナルだから期待大だな。

「えーっと、弾幕は一度に沢山出すパターンと個数を絞って出すパターンがあります。私は沢山出すパターンだけど海藤先生は単発パターンです」

 ここで俺にフるか? 俺は弾幕ごっこは苦手だと言うのに……。だが、考えてみるとそうだ。俺は今まで神成りを手に入れてから何度か弾幕の様なものを使った事がある。どれも単発だが。

 と言うか俺の場合、弾幕を出すのが下手すぎて一度に出すと威力がめちゃくちゃ落ちるのだ。

 

「ではどういう違いがあるのかを説明します。一度に出すパターンは威力は確かに落ちます。しかしその変わり、沢山だすので相手を追い込んだり、連撃を与えることが出来ます。それに対して単発は当てにくいです。追い込んだりも出来ないので不意をつかなければ当てるのは難しいでしょう。しかし威力は抜群です。威力は高いので当たれば強いです。なので扱いやすいのは複数型、使いにくいですが強いのは単発型です」

 なるほどな。その事は初めて知った。道理で威力が下がると思った。だが、複数型で弱くなってしまうのは俺の弾幕の扱いが下手すぎるせいなんだな。本来は敵を追い込んだりと色々出来るものだったのか。参考になるな。

 だが、今となっては剣での戦いが主になってるし、遠距離は狙撃《スナイパー》を使えばいいし、たいして困っていないのが現状。

 

「はい! 次は私だね」

 次に教卓前に立ったのは紬だ。

 紬と言えば術だろう。だが、紬も結構弾幕を使えるのだ。戦闘タイプではないが結構良い授業をしてくれそうな気がする。

「まぁ、私は古明地先生程は弾幕が上手では無いのでそこまで詳しい事は言え無いけど簡単に授業をしていくよ! じゃあ、実践で使える定石から説明していくね」

 弾幕ごっこに定石なんてあったのか? なんかボードゲーム的な話になってきたな。

 だが、多分そうなんだろう。何事にも定石ってものは付き物だ。剣術にも定石ってものがあるしな。

 

「まず一つ目は囲い。囲いとは相手の体の周りに弾幕を配置して逃げ場を少なくする方法だね。これは一番使い易いけど破られやすいのが特徴」

 なるほどなぁ。これがさっきこいしが言っていた逃げ場を無くす戦い方って事か。

「そして次にこれ、乱反射。まぁ、言葉通りに乱反射なんだけど、本当に反射しているんじゃなくて大量の弾幕が動くから乱反射みたいに見えるって事」

 何度か俺もやられた事がある。これは結構ウザイ、剣で戦う今としては絶対にされたくないものでもある。

 されたら本当に近づけないからな。

「んで、最後に突撃。まぁ単発タイプの攻撃なんだけど、特徴としてはさっき古明地先生が言ってた通り、当たりにくい。だけど攻撃力が高い。だからここぞと言う時に使うと強いよ」

 定石を三つ紹介して貰ったが、俺が出来そうなのは突撃位だろう。脳筋バトル気味になって来ている俺に頭を使えなんて無理にも程がある。

 

「「ありがとうございました」」

 

 二人はお辞儀をすると教卓の前から外れて俺の方へ来た。

 次の授業は近接戦闘なんだけど、どう授業したものかまだ考えついていないんだよな。

 剣の授業と言ってもどうしようか……。

「真、頑張って!」

「ん? おう」

 こいしに応援されたらやらない訳には行かないよな。

 

 応援された俺は物凄いやる気が漲ってきたので直ぐに内容が思い付いた。

 俺は剣士じゃないか。そして俺にはとても参考となる師匠が二人も居るじゃないか。

 妖夢、妖忌さん。あの二人を参考に剣士として剣術を教えていく。

 

「よし」

 

 次の授業が始まると同時に俺は教卓前に立つ。

 ここに一人で経つのはかなり緊張するな。学校の教師はよくやるよなと一人で関心&尊敬しつつ、俺は授業を進めていく。

「これから授業を始めます。俺は剣士なので剣術――」

「せんせー。あなたは教えられるんですか?」

「……どういうことですか?」

「だってあなたは強そうに見えません」

 

 ぐはっ……痛い所を突いてくるね……。確かに俺はひょろひょろで強そうに見えない。

 俺は筋肉質なタイプでは無いので筋トレはしていてもそんなにゴツゴツした肉体にならないのだ。その上、着痩せする。なら物凄く弱そうに見えるのも仕方が無いのかもしれない。

「すみません……私も実は」

 大妖精。君は間違ってないと思うよ。そう思って当然だ。

「あたいだったら指先一つでダウンだね」

 早苗かな? それを広めたのは。

「私もなのだー」

 多分種族的には君らには劣ってると思うよ。だけどこいし達を守る為には強くなる必要があったんだ。この実力を認められないのは少し悔しいな。それに教える為には実力を認めさせなければならない。

 この世界では一般的に男よりも女の方が強いと言う風潮がある。だから男である俺はなめられやすいのだろう。

 

「良いよ。それじゃあみんなでかかってきな」

 

 模擬戦開始だ。




 はい!第80話終了

 次回は模擬戦です。果たして真はどう戦うのでしょうか?

 それでは!

 さようなら

好きな神は?

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