無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 真の実力を生徒達に認めさせることになった。



 それではどうぞ!


第81話 認めない

side真

 

「はぁ? あなた、なめてるの?」

 

 そう言って出てきたのは俺に一番最初に文句をつけてきた女の子。

 剣士なのか、剣を机の隣に置いている。多分同じ剣士として俺の実力を確かめたいのだろう。

 だが、そこで普通ならなめていると思う台詞を言ったので怒ったんだろう。

 

「いいや、なめてなど居ないさ。みんなの実力を見てみたい、それだけさ」

「いいわ、見せてやるわよ!」

 

 そう言って真っ先に飛び出して来たのはその女の子。屋内乱戦はあまり好きでは無いので俺から率先して窓から庭に飛び出した。

 それに釣られるように全員が飛び出してきて俺に飛びかかってくる。

 まず最初に来たのはやはり剣士の女の子。サラサラとした空色の髪の毛を靡かせながら剣を持って走ってくる。

 構えは完璧で隙を感じられない。

 

 だが、俺が妖忌さんにうるさいくらいに言われた事がある。それは、型に頼りすぎるなって事だ。

 型に頼りすぎると少し予想外の動きをされたら対処が出来なくなる。

 

「私達を侮辱した事を後悔なさい!」

 

 うーん……侮辱した訳じゃないんだけどなぁ。

 とりあえず走ってきた女の子を最小限の動きで躱して足をかけようとする。

 しかし、女の子もそれは読めたようで横凪をしてきた。

 それを瞬時に霊力刀を使って防いだ。その一撃だけで分かった。この子は強い、剣が重い。

 

「君、名前は?」

「……ルー」

「ルーちゃんか……。君は強いね、将来物凄い剣士になるよ」

「誰目線よ。あんたは私より弱い!」

 

 あんまり調子に乗られると成長に悪影響だな。

 現実ってのは辛いからさ、あんまり突き付けたくは無いんだが、成長を促す為には必要な事だ。

 少し本気を出すか。

 

「な、何。この霊力」

 

 威圧感。それは自分より圧倒的に強いであろう力とぶつかった際に感じる物だ。

 それを今感じたらしいルーちゃんは怯んでしまう。その瞬間を狙って峰打ちをしようとする。

 しかしその瞬間、氷の礫がこっちに飛んで来たので飛び退いて躱す。

 

「あたいのさいきょーの力にひれ伏せ!」

 

 チルノだ。正直バカの相手をしている暇は無いんだけどなぁ。ルーちゃんの剣術をもっと見たいって気持ちがある。

 その時、急に俺の周囲が真っ暗になった。この能力はルーミアの能力か。多分俺の視界を奪って奇襲する気なのかもしれないが、そんなに殺気立ってると妖力が溢れ出ててそれが逐一俺に位置情報を伝えてくれている。

 それを頼りに突っ込んでくるルーミアを的確に躱すと次に来たのはチルノだった。

 はっきりとは見えないが多分この霊力は多分チルノだ。

 

「あたいの勝ちだ!」

 

 まぁ、ここまで霊力を放出されたら分からないはずがないんだが、これは態と受けてみる事にした。

 すると、俺の胴体にザクッ。

 そうか、あの氷の能力を剣を精製することに使ったか、少しは考えたな。

 だがなチルノ、そこは手だぞ。何の手違いで動いても居ない敵の手に突き刺すんだよ。

 

「く、やるな」

 

 く、やるな。じゃねぇよ。俺がマジの敵だったら手に刺した瞬間、もう片方の手でサクッといかれちゃうぞ。

 視界が戻った瞬間、みんながチルノを見て呆れているのが分かった。

 でも痛いもんは痛いから抜いてもらうか。

 そして俺はチルノを蹴り飛ばした。

 

「ち、チルノちゃんをぉぉぉっ!」

「え!?」

 

 すると大妖精が怒りで物凄いパワーアップを見せてきた。この力知ってるぞ。俺もだからな。

 その状態で大量の弾幕を放ってくる大妖精。

 ちょっと待て! それは反則だろ!

 

 流石にそれは躱し切れずに当たってしまった。

 

「分かった? あんたは私達より弱い」

 

 ちょっと油断したなぁ。まぁいいか。何人かの実力は分かった。特にルーちゃんの力は凄い

 

(なんだったんだろうさっきの威圧感は……この人が私達より強いわけが無い)

 

 とりあえずここまでにして剣を消す。

 本当は最後までやるつもりだったが、やる事が出来た。

 

「真、みんなに実力を認めさせるんじゃなかったの?」

「ん? ああ、そうだけどさ、招かれざる客がさ」

「招かれざる客?」

 

 その瞬間だった。

 寺子屋の堀を破壊しつつ、数名の男達が入って来た。殺気しか感じれない所を見ると男達は俺らを殺すつもりなのだろうか?

 

「動くんじゃねぇぞ。動いたら殺す」

「何よあんた、急に入って来て」

 

 その瞬間、男から弾幕が飛んで来た。それを足元にあった石を拾い上げて狙撃《スナイパー》で相殺した。

 確か単発の弾幕は威力が凄かったんだよな。これに当たったら大ダメージだ。

 

「何があったんですか」

 

 慧音先生も気がついてこちらに来た。

 

「動くんじゃねぇ。殺すぞ!」

「あんた生意気ね! 私が斬ってやるわ!」

「っ! やめろルーちゃん!」

 

 ルーちゃんが男達に向かって走って行った。

 まずい。こう言う時に先走るのが一番危ないんだよ。だが、この子達も守らなきゃいけないし……よし、

 

「こいし、この子達を守ってやってくれ。慧音先生もお願いします」

「あなたは何するんですか?」

「俺はルーちゃんを助けます」

 

 そう言ってから俺もルーちゃん同様走り出した。

 走り出すと俺は久しぶりに叫んだ。

 

「来い『神成り』!」

 

 その瞬間、紬が刀になって俺の掌に収まった。これで戦える。これが俺の戦闘スタイルだ。

 ルーちゃんが危ない。男は弾幕を放った。そのタイミングに合わせて俺はまた狙撃《スナイパー》で石を投げつけて相殺した。

 

「あ、あんたは退いて!」

「強くがるのは良いが、時と場合を考えろよ」

 

 俺は神成りに霊力を込めた。

 刀に霊力を込めて放つのは、

 

「ルーちゃん、今から良い技を教えてあげる」

「あんたに教えられることなんて無いわよ!」

「良いから見てろって!」

 

 霊力を限界まで込めると俺は神成りで横凪をする。

 すると霊力の斬撃が飛んで行った。そう、霊力斬だ。

 この霊力斬は霊力コントロールが出来ないと使えないが、ルーちゃん程の腕前だったら確実に出来るようになる。そう思ったからこれを教えることにしたのだ。

 この霊力斬は男達を一掃。これでこの子達の安全は守れた訳だ。

 

「霊力斬……」

「そう、覚えてみる気は無いか?」

 

 とりあえずこんなものだろう。さて、男達の後片付けは慧音先生にお願いして授業に戻るかね。




 はい!第81話終了

 まぁ、無理矢理感がある流れですが、許してください。

 それでは!

 さようなら

好きな神は?

  • シャロ
  • 紅蓮
  • 彼方
  • シャドウ
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