無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 真たちがやってきたのは沢山の惑星のような足場が浮いている空間だった。
 そこへ現れた一人の謎の人物。
 そいつは浮いているものを操る能力を持っている。

 真はこいしと紅蓮と共に倒すことが出来るのか?



 それではどうぞ!


第123話 空間の支配者

side真

 

 俺は駆け出して霊力刀を構える。だが、それを見て奴は俺の足場を動かしてきた。

 それによって俺の歩みは止められてしまう。このまま飛んでしまうとどこの足場に飛んでしまうか分からなかったからだ。

 足場の中には常に燃え続けている足場や、トゲだらけの足場などもある。だから無闇に飛ぶことが出来ない。

 

「近づけないならば、遠距離で戦えばいい! 本能【イドの解放】」

 

 今度はこいしがその場からハード型の弾幕をやつに向かって放つ。それを見た俺はこいしほど弾幕を放つことは出来ないものの、援護するように何発かの霊力弾を放つ。

 すると、それに合わせるように浮いている物体たちを操作して弾幕の軌道を塞いでくる。

 

「いい考えだけどねぇ……俺がこの場所にあるものならばなんでも操れるって言うことを忘れちゃいけないよ。まぁ、そのチャレンジ精神は評価に値するよ〜」

「紅蓮様、俺、あいつ苦手です」

「わかるが、それで動きを鈍くするなよ」

 

 俺は嫌いな奴とは何度も会ってきたけども、性格が苦手なヤツって初めてだぞ……。

 こいつの喋り方がどうにも苦手だ。こんなにも人を苛立たせる喋り方ができるって一種の才能なんじゃないか?

 

 しかし、遠距離も防御されるとなると、近接戦しかないんだが、それも奴は近づけさせてくれない。どうしたものか……。

 どうにかして奴の足場の制御を奪えれば何とかなるけども、それは厳しいだろう。

 この空間全てから霊力を感じる。だから、恐らく俺の上書きで奴からものの制御を奪うことが出来る。だが、そんなことをしてしまうとこの空間がどうなってしまうか分からない。

 敵を一掃出来るかもしれないが、俺達も一緒に空間の狭間に閉じ込められてしまう可能性が高い。そのため、それは道連れの最終手段だ。

 みんなを俺の判断ひとつで殺す訳にはいかない。

 

「どうしたんだ〜? もう攻撃手段が無くなったとは言わないよな〜? 俺、君たちが来るのを楽しみにしていたんだよ。だって、俺は人が絶望する表情を見るのが大好きだから! だけど、こんなに早く負けられたら楽しみが少なくなってしまうよ……」

 

 こいつ、俺たちを格下認定してもう勝った気でいる。だが、俺たちの方だって攻撃を受けていないことには変わりない。

 恐らく強い攻撃手段はあまりないのだろう。だから俺たちの攻撃を防いでばかりなのだ。

 ならば、近づいてしまえばどうって言うことは無い。だが、どうするべきなのか……。

 

「あぁぁぁぁ! もう、考えるのは苦手なんだよ! 一気にケリをつけてやる!」

 

 紅蓮は刀に炎をともして、やつに向かって突っ走り始めた。その速度はものすごい速度だが、そんな紅蓮の行く手を阻むようにまた物が動いて塞いできた。

 このままではぶつかってしまう。そう思った時、紅蓮はその物体を一刀両断して強引に突破した。

 

「く、お前の剣はどうなっている! これはこの世界で最も硬い鉱物で作られているんだぞ!」

「俺は神だからな。それも力神。戦いのプロをナメるなよ!」

 

 紅蓮はどんどんと奴に接近していく。次々と足場を飛び移って接近していく。その道中を塞いでくるものは全て斬っているので、やつの能力関係なく近づけている。

 それに合わせて奴も飛び移って逃げていく。

 すると、今度は紅蓮の足場を操作し始めた。それによって、予定とは違う足場へと飛び移ってしまっているのが見て取れた。

 やはり、ものを斬ることは出来ても足場を動かされてしまったら紅蓮も上手く行動できないらしい。

 

「どうしたんだ? さっきまでの威勢はどうした。そっかー俺の力が強すぎるのか〜失敬失敬」

 

 すると、紅蓮の足から炎が出始めた。一歩歩く事に地面に炎を出している。

 見てみると、紅蓮の足運びがさっきとまるで違うものになっていた。まるで舞を踊っているようだ。

 その足運びでどんどんと奴へと接近していく紅蓮。どうやら足運びによって地面の影響を受けないようにしているらしい。

 それによって足場を動かしてくることにも対応した紅蓮。流石は戦いのプロと言ったところか。

 

「俺は戦いのプロだぞ。ナメるなよ」

 

 そして遂に紅蓮は奴のことを間合いに捉え、刀を振りかぶった。

 この攻撃は回避できない。そう思ったものの、突然周囲の重力が一方向のみとなった。俺たちから見て紅蓮は逆さまになっている。

 重力が俺とこいしの方向のみになったということは逆さまになった紅蓮と奴は落ちてくる。

 奴は下に床を移動させてきて着地したが、やつの能力によって紅蓮の下にある床が全部紅蓮を避け始めた。

 だが、空を飛ぶことが出来るので、紅蓮は落ちていく途中で飛び、落ちるのを回避した。

 

「まぁ、俺を間合いにとらえたことは褒めてやろう。だが、俺はこの空間の支配者だ。そう簡単に勝てるとは思わない方がいいよ。まずは俺に近づかないとね。さて……反撃開始と行きますかね~」

 

 すると、奴は俺たちの方へと駆け出した。それを見て紅蓮も急いで戻ってくる。だが、奴の走る速度はかなりかなり速く、紅蓮が戻ってくるのは絶対に間に合わない。

 俺たちで何とかしないとな……。

 

「クレア・装」




 はい!第123話終了

 この戦い、かなり書くのが難しいです。

 それでは!

 さようなら

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