無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 ついにジーラと遭遇した面々だったが、突如、真が驚きの一言を言い放った。

 それは自分一人でジーラと戦うという言葉だった。

 強くなり、実力が未知数となったジーラと一人で戦うのは危険だと彼方は止めるものの、真は止まらない。

 そこで龍生が真を鼓舞し、真の中で絶対に勝つという決意がみなぎる。

 ついに始まる真対ジーラ。

 果たして勝者はどっちか!?



 それではどうぞ!


第217話 勝利(敗北)

side真

 

『いくよ、真』

「あぁ、いくぞ、相棒!」

「なぁにごちゃごちゃ言ってやがるんだ!」

 

 俺は神成りを構えてジーラへ突撃し、それと同時にジーラは拳銃を構えて発砲してきた。だが、ただの拳銃の速度だったら今まで戦ってきたやつらの攻撃の方がよっぽど速かったため、この程度の速度の銃弾が俺に当たるわけがない。

 冷静に飛んできた銃弾を刀で受け流し、全力で地面を蹴ることによってジーラに急接近して刀を構えた。

 

 こいつはあの時はものすごく弱かったが、今となってはこの規模の異変を起こした元凶だ。油断することは絶対にない。

 

 刀に霊力と妖力を流し込んでコーティングし、鋭さを上げる。俺の剣士としての火力はあまりないが、これで少しで火力の底上げを行う。

 そして俺は振りかぶってジーラへと刀を振った。

 ここで強者ならば余裕でこの一撃は回避してくるであろう。だが、ジーラは全く微動だにする気配もなく、このままでは俺の刀で首を飛ばしてしまう。前回と同じようにあっさりとした決着を迎えてしまう。

 

 そしてその考えは正しく、神成りはきれいにジーラの首を斬り飛ばしてしまった。

 

 俺の刀はジーラに直撃することはなく、ジーラは直前で回避をして俺の背後に回り込んできた。

 

「しまっ」

「今の俺にはお前を殺すことができるほどの力があるんだ!」

「ぐっ!」

 

 俺はジーラに蹴り飛ばされてしまい、体が宙を舞った。

 その隙にジーラは拳銃を再度構え、俺に向けて発砲してきたので、俺は何とか空中で身を捻り、その銃弾を回避した。俺は何とか空中で身を捻って回避したものの、その後すぐにもう一発の銃弾が飛んできたため、俺は回避しきることができずにもう一発の銃弾が俺の体に直撃してしまった。

 

「ぐ、が」

 

 焼けるような痛み。

 あの忌々しい戦いを思い出すような鮮烈な痛みに苦痛の表情を浮かべてしまう。

 今までこの程度の痛みは何度も食らってきたはずだし、なんならこれ以上の痛みも食らってきたはずなのに、この痛みは今まで食らって来たどんな痛みよりも痛く感じた。

 

「お前の攻撃は当たらない。だが、俺の攻撃は当たった、これがすべてだ。もう今の俺はお前を優に超えている!」

 

 確かに俺の攻撃は当たっていないし、ジーラの攻撃は俺に直撃してしまっている。それは確かに事実だ。

 だけど、なんだこの違和感は。

 事実を捻じ曲げられているかのような強烈な違和感がある。

 さっきの攻撃だって直撃するはずだった。あの一撃で終わるはずだった。

 だけど、気がついたらジーラは俺の攻撃を回避していて、俺の背後に回り込み、代わりに俺がピンチになってしまっていた。

 

「真!」

「大丈夫だ、これくらいじゃ俺は死なない」

 

 彼方が心配して声をかけてくれるが、俺は心配をさせないように大丈夫というが、結構重症である。

 どうやら心臓付近を銃弾が掠めたようで血も大量に出ているし、ダメージによってふらふらとする。

 

 それにさっき胸を貫かれたダメージがまだ残っているみたいでこれだけで瀕死になってしまっている。

 

「おやおや辛そうじゃないか。今楽にしてやるよ!」

 

 ジーラは俺に向かって再度拳銃を構えるとそのまますぐに俺に向かって発砲してきた。

 今のままだとやられてしまう、そう考えた俺は戦いが始まってすぐではあるが、クレアを発動させ、銃弾を回避してジーラへと急接近した。

 

「それはバークと戦っていた時の奴だな。だが、無駄だ! 俺にそんなものは通用しない」

 

 俺が刀を構えて再びジーラへと刀を振るといともたやすく刀はジーラの胴体を一刀両断した。いともたやすく回避されてしまい、先ほどと同じように背後を取られてしまった。

 だが、そう何回も同じ手に引っかかると思ったら大間違いだ。

 俺はこの展開が読めていたため、足にクレア装を纏わせ、背後で銃を構えている手に向けて回し蹴りをしてジーラの拳銃を弾き飛ばし、ジーラの心臓目掛けて突きを放った。

 するとこれにはジーラは反応することができなかったようで、身動き一つできずに俺に心臓を一突きされた。

 だが、この一撃はどうやら読まれていたようでこの突きは半身になって回避され、今度は逆に俺が腹にジーラの膝蹴りを食らってしまった。

 

 なんとか直撃する寸前にクレア装を腹に纏わせて硬化させていたからダメージはあまりないが、全くダメージを与えることができずに、しかも攻撃を食らい続けていたらいくらジーラが強力な技を使ってこないと言えども体がもたない。

 

「諦めるこった。お前では俺には指一本触れることは不可能なのだよ!!」

「真、戻って! 戻って一緒に戦おうよ!」

 

 彼方の必死の声が聞こえてくる。今の俺の姿を見たら誰だって心配になるし、敗北を考える。

 だが、もう少しで何かが分かりそうな気がするんだ。何か違和感がある。

 さっきからずっと俺の攻撃は直前で回避されてしまっているんだ。そしてジーラの攻撃は確実に当たるタイミングで放たれている。回避するとその回避した先にすでに攻撃があるんだ。

 まるで未来でも見えているかのような回避精度と攻撃配置。

 

 全く……なんで異変を起こす奴らってこんなとんでも能力なのかね。

 

「お前ら全員で挑んできたっていいんだぜ? どうせ俺は負けないがな」

「馬鹿を言うな。お前の喧嘩の相手はこの俺だ」




 はい!第217話終了

 ついにラストバトルが開始したわけなのですが、真がぼこぼこにされてしまっています。

 それに取り消し線で隠されているところを読んでみると何度も真がジーラに勝利しているといっても過言ではない展開があります。

 まぁ、この章の初めの方を覚えている人はわかるかもしれませんが、どういうことなのでしょうか!

 ちなみにジーラ自体は弱いです。くそ雑魚です。防御力カスです。真の普通の斬撃でも一撃で絶命させることができます。霊縛波なんて使ったらオーバーキルもいいところです。

 しかし、鬼流やデイでは勝てないんですよね。

 それでは!

 さようなら

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  • 海藤真
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