そろそろジーラ戦を終わらせたいところです。
それでは前回のあらすじ
ついに復活した真はジーラと攻撃を撃ち合う。
真はジーラの能力の効果切れを狙って攻撃を連打し、ジーラは時を戻って的確に真に攻撃を当てていく。
果たして真はジーラを倒せるのか?
それではどうぞ!
side真
煙が晴れるのを待っていると突如として煙からジーラが飛び出し、こっちへと拳銃を向けてきていた。
やっぱり今の攻撃では倒せていなかった。
大丈夫だ。
俺も既に次を構えている!
ジーラが拳銃を構えているならこっちは銃弾だ。
先ほど俺が額で弾いて下に落ちた銃弾を一つ手に取るとギュッと手に握って投擲の体勢を取る。
俺のスペルカードである狙撃《スナイパー》は本来こういったものに使うために作り出したものだ。決して霊縛波を投げるために作り出したものではない。
もっと言えば刀を投げるために作ったものなのだが、この場では手数が全てだ。刀をいちいち作り出していたら時間がかかってしまって仕方がない。
だから手数を増やすために小物でもいいからどんどんと投げていく。
「狙撃《スナイパー》」
ジーラが照準を合わせる前に俺はその手に握った銃弾をジーラへ向かって放つ。
ジーラとは違って俺はずっと戦い続けてきた。さらにはクレア王を発動すると動体視力、そして反応速度も常人よりも格段にアップする。
そんな俺がジーラとAIM力で戦って負けるわけがない。
俺が銃弾を投げ飛ばすとジーラはその速度に反応することすらできずに銃弾に直撃、この投げの威力に耐え切ることが出来なかった銃弾はその場で大爆発を起こしてジーラは木っ端みじんになった。
俺が銃弾を投げ飛ばすと一瞬ぎょっとした表情になったが、すぐにその場から飛びのいて俺の銃弾を回避して見せたが、まだ終わることはない。
銃弾を投げる瞬間に俺はもう一つ銃弾を拾ってすでに構えていた。
俺の攻撃が終わることはない。
「お前が何度も繰り返して復活してくるっていうなら、何度でも殺してやるよ」
「っ!」
銃弾を一つ投げ飛ばすと、今度は弾幕を周囲に展開した。
俺は弾幕を作るのはあまり得意じゃないからほかのみんなよりも数は少ないが、その代わり回避が難しいように超高速でジーラへと解き放つ。
だが、通常はそこまで超高速に放つことはできない。クレア王の霊力を爆発させることで弾幕を弾き飛ばし、疑似的に超高速で弾幕をジーラに向けて飛ばすことに成功した。
その弾幕を回避することはできず、ジーラは弾幕の直撃を受けて地面に倒れた。死んではないが、大ダメージを受けただろう。
あの状態では回避することは不可能だ。そう判断してもう一回弾幕を放った。
その弾幕の隙間を縫って回避し、ジーラは再び俺に銃口を向けてきた。
どうやら何回も練習してきたようで、すでに俺に照準があっているため、さっきみたいにジーラに照準を向けられる前に攻撃をするという手段が取れない。
しかもあの銃は今まで使っていた銃とは違う。
おそらくさっき俺に銃弾を弾かれてしまったことからさらに威力のある銃へと切り替えたのだろう。
となると、今度も同じように弾くことが出来るとは限らない。何とかしてあの銃弾を防がなければいけないということだ。
ニヤリとジーラは笑みを浮かべつつ、俺に向けて銃弾を放ってきた。
この一撃を回避することは不可能だ。俺が回避したところで何度でも繰り返して俺に銃弾を直撃させてくることだろう。
でも問題ない。
今の俺は別に一人で戦っているわけじゃないんだから。
すると銃弾が放たれた次の瞬間、ジーラの正面に超巨大なスキマが出現し、ジーラが発砲した銃弾をスキマの中へといざなって封印してしまった。
これをやったのは紫だ。
これだけでかい壁があったらやり直して俺に攻撃を当てるということは不可能だ。あまり動きすぎると俺に動きを感づかれて当てられるものも当てられなくなるからな。
つまり、ジーラは遠距離から俺に銃弾を当てる手段がないということだ。当てようとしても今みたいにまた防がれてしまう。
遠距離だったら紫のスキマがきれいにぶっささる。
そしてスキマが出現したのを見て俺は走り始めた。
今ならばあのスキマが壁になっていてお互いが見えない状態となっている。そのため、今のこのタイミングで距離を詰めて俺の得意な距離に持ち込む。
「っ!」
俺がスキマに裏から突っ込む直前にパッと一瞬でスキマが消滅し、俺の目の前にジーラが現れた。
いや、ジーラは動いてはいないから、ジーラからしたら突如として俺が目の前に現れたということになるだろう。
もう少し戦闘経験のある相手だったらスキマが出ている間に距離を取るはずなのだが、ジーラは動かなかった。これが戦いの経験の差だろう。
ジーラは自分で戦い始めたのは最近だ。今まではバークたちに任せていただろうから。
「《霊縛波》」
「貴様ぁぁぁぁぁ」
俺の攻撃にジーラは反応できなかったのか、そのまま回避行動をとることすらできずに俺の霊縛波が直撃。極太のレーザーが霊縛波から解き放たれてジーラはぶっ飛ばされる。
ジーラの肉体強度ではこの霊縛波を耐えることはできずにぼろ雑巾の様になって地面に転がるしかなかった。
すぐに身をひるがえして俺の霊縛波を回避したジーラはすぐに俺に拳銃を向けてきたが、すぐさま俺とジーラの間にスキマが出現したため、ジーラは舌打ちをして距離を取る。
今の俺には仲間がいる。一緒に戦っている。
その事実があるだけで俺は強気に攻めることが出来る。
俺の攻撃はまだ終わらない。
はい!第219話終了
次回かその次回辺りにはジーラを倒したいなぁってところですね。
あと、先週は投稿をお休みしてしまいましたが、無意識の恋に関しては投稿頻度がかなり落ちてしまうと思いますので、定期的に休みを取ることはご了承ください。
基本は毎週投稿をしたいと思っています。
それでは!
さようなら