それでは前回のあらすじ
各々最後の特訓をしていた。
霊夢と魔理沙は手合わせをしてみたり、真と奏も手合わせを。
そして、この世界で作ったスペルカードしか使えないことが判明
多世界チームに大きなハンデが加わった。
今回からバトルスタート!
果たして勝つのは早苗か?それとも誠哉か?
運命のバトルが今始まる。
それではどうぞ!
side真
『第一試合!幻想郷チーム″東風谷 早苗″選手。対する多世界チームは″広野 誠哉″選手』
そして、誠哉はフィールドに上がる。
すると早苗は誠哉をまじまじと見る。
「あなたが私の相手ですか?ひょろひょろすぎて相手になる気がしないんですが」
と、ちょっと煽り文句を誠哉に言う。
「ご心配には及びません。恐らくあなたが退屈することはありません」
と、返す誠哉
その瞬間誠哉がニヤリとしたのを俺は見逃さなかった。
『それでは始め!』
と言う合図と共に早苗は動き出す。
しかし、誠哉はピクリとも動かずじっとしている。
そして、早苗は誠哉の背後に回り込み、地面をおもいっきり蹴って誠哉に近づき
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
side霊夢
「早苗は肉弾戦を申し込む気ね」
「そうですね。そしてあのひょろ男が早苗に勝つはずはありません!」
そう。どう考えてもあのひょろひょろ体型で早苗に勝てるはずがない。
勝てるはずがないのに…何この嫌な予感。
その瞬間ひょろ男がニヤリと口元を歪め左手で握りこぶしを作ったのが見えた。
危ない!
「早苗!今すぐそいつから離れて!」
私がそう言った瞬間早苗は戸惑いながら地面を蹴って背後に飛ぶ。
そして早苗が飛んだ瞬間、さっきまで早苗のいた場所にひょろ男が殴りかかっていた。
「ちっ…避けられたか…」
「霊夢、何で分かったんだぜ?」
「勘よ。そしたら攻撃をしてくるモーションを始めたような気がしたから指示したまでよ」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
side真
流石霊夢だ。今のを完全に読むなんて
さて、この状況で誠哉はどうするか…
「やるな、あそこの司令塔も、あの体制から交わせるお前も」
「だてに巫女やってませんから」
あれ?巫女ってそう言う職業だっけ?
「次はこちらから…」
その瞬間、誠哉の目が光ったような気がした。
「さぁてと…百人《分身》」
と、誠哉がスペルを使った瞬間、おびただしい量の分身が早苗を囲った。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
side霊夢
「何よあれ」
フランの《フォーオブアカインド》とは比べ物にならないくらいの分身の数
これは厄介ね。しらみ潰しに攻撃するとしてもきりがない。しかも攻撃してる間に本体にステージから突き落とされるかも知れない。
「早苗のやつ。結構ピンチなんじゃないか?」
「そうですね。下手すればやられます」
早苗はどうするんだろう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
side真
『おおっと!早苗選手の周りを誠哉選手の分身が囲った!』
『これはすごい数の分身ですね』
「甘いなあいつ」
「そうですね」
と、ガルッチと善
なぜスペルを持ってんだ?
もしかしてあの短期間で作って習得しちゃったのか。
完璧にするにはもう少し時間が要る筈だけど
流石だ。あの二人も分かったか。この技の弱点に。
そして、あの霊夢がこんなにも分かりやすい弱点がわからないはずがない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
side霊夢
どうにかあの技の弱点を見破らないと…
ん?そう言えばさっきから何で攻撃してこないんだろう…
そう考えていると急に分身がひとつに集まり、本体が露になった。
そして
「おらぁぁぁっ!」
と、あいつは殴りかかる。
そして早苗は防御するも少し飛ばされる。
「ちょっとあなたの攻撃重くないですかね?」
そしてまたあいつが分身を作り出す。
もしかして、分身を作り出してる間は…!?
でも、敵の技の弱点を伝えるのは戦いとして公平さが失われるんじゃ?
あー!もう…もどかしいわね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
side真
どうやら霊夢にも分かったみたいだな。
さぁて…早苗はこの事に気がつけるかな?
「あなた…どうして攻撃してこないんですか?」
と、早苗
「別に今ここで攻撃してやっても良いんだぜ」
「いえ、そんな強がりは良いです。出来ないんですよね?攻撃」
と、早苗が言うと『何!?』と驚く。
流石幻想郷選抜チームだ。こんな簡単弱点位簡単に見破れるか。
「さぁ、その技を解いてください」
早苗がそう言うと誠哉は分身を解く。
そして解いた瞬間、誠哉は殴りかかる。
しかし
「あなた程度の力の持ち主はこの幻想郷には五万と居ます。あまり幻想郷をなめないで下さい!」
「ごふっ!」
早苗は誠哉の鳩尾に蹴りを入れる。
そして誠哉は蹴られた部分を押さえながらうずくまる。
「ふ、ははは。あーははははっ!」
と、突然笑い出す誠哉
「何がおかしい!」
「そろそろ本気出してやるか…」
そう言うと、場の空気ががらりと変わった。
誠哉の本気…か
「これが本気だ。減速《スロータイムLv1》」
と、スペルを使う誠哉
しかし、何も変わった様子がない。
「何ですか?はったりですか?はったりごときで私が挫けると思ったら大間違いですよ」
「気を付けて!早苗!」
と、叫ぶ霊夢の声が聞こえる。
俺もただ、誠哉がはったりをかましただけには思えない。
「さぁ、一気にけりをつけますよ!」
と、早苗が誠哉に近づこうとした瞬間
「遅いねぇ…」
と、いつの間にか誠哉が早苗の背後に回り込んでいた。
「この技はネタバレしちゃうとだな。世界の時間を2分の1倍速くするものだ」
2分の1倍速く…って半分のスピードにするってことじゃないか!
「しかもこの技にはなLv4まであって最大16分の1倍まであげることが出来る。つまりはお前らじゃ俺のスピードに着いてこれないってことだ」
なんだよ。そのチート能力!
「さぁ、ここからが本当の戦いだぜ?」
はい!第7話終了
いやー。こんなに戦闘シーンが長くなったのははじめてです。
それでは!
さようなら