今回から新章突入します。
それでは前回のあらすじ
シャロ達に置いていかれて真は幻想郷に残ることになった。
一方パラレルワールドの未来では未来の真が死の世界へと変えてしまった。
それではどうぞ!
第17話 迫る危機
side真
俺は気を失ったシャロを連れて永遠亭に来ていた。
散歩してたら急に上から落ちてきた。
そしてシャロはいきなり気を失った。
気を失う前に見せた安堵の表情からして恐らく安心して気を失ったんだろう。
しかし、何があったんだ?
シャロほどの人物がここまでボロボロになるなんて…
「お待たせ。悪かったね。いきなり倒れて」
すると奥から先ほど倒れたはずのシャロが出てきた。
まぁ、俺も同じようなもんだし驚かないけどな
「なぁ、何があったんだ?」
するとシャロは顔を俯かせた。
「僕、パラレルワールドに行ってたんだ」
そこですべてを聞いた。
パラレルワールドの未来であったことすべて。
俺が世界を滅ぼすために動いていた。
シャロでも敵わなかったこと。
俺はそれを聞いて歯を食い縛るしかなかった。
俺がそんなことを…
「真君はみんなのヒーローなんだから。こんなことしないでね」
でも、俺はそんな話を聞いて逆に興味が出た。
なぜ未来の俺はこんなことをしたのか。
その時
嫌な霊力がこの世界に出現したのが分かった。
この方向は…人里の方向か!?
「真君。君は避難誘導に専念して」
そう言ってシャロは飛んでいってしまった。
「大丈夫だろうか?」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
取り合えず文に伝えて危機を知らせた。
恐らくこのシャロの焦り様。間違いない。未来の俺だ。
「お主。悪の味方か何かか?」
と、急に話しかけられた。
悪の味方?
「おじいちゃん失礼だよいきなり」
と、後ろから紬くらいの見た目の女の子が出てきた。
「お主の霊力。悪の霊力と似ている。この里の近くの平野にいるであろう悪に」
そうか…ってこの人霊力がわかんのか?
霊力とかが分かるのは妖怪や手練れだけだと思ってた。
もしかして一般人にも分かったり?
「わしは霊媒師。霊力を読むことなど造作もない」
「私はまだ未熟だし、読めないけどね」
そう言うことか…
これほどの邪悪な霊力と俺の霊力がそんなに一致してたら警戒するのも無理は無いな。
霊力の質は一人一人違うんだ。
だから霊力を使った行動も得意な行動、苦手な行動。それぞれ違うんだ。そして敵はパラレルワールドの俺とは言え俺だ。同じ霊力を持っているのだろう。
厄介な相手だな。
恐らく俺と能力は一緒。致命傷を与えることはまず無理だ。
呪いの類い?
いや、それも効くかすらも怪しい…
「お主は敵なのか敵じゃないのかどっちだ」
「少なくとも俺は敵じゃないと思ってます」
そう言うと、霊媒師のおじさんは未来の俺が居るであろう場所へと歩いていった。
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sideこいし
「真遅いな~」
ずいぶん前にちょっと出掛けてくるって行ったっきり暫く帰ってきてない。
その次の瞬間
「無意識が増えた!?」
すると紬も気がついたみたいで驚いて立ち上がった。
「真!?」
私たちは慌てて地霊殿を飛び出した。
真の霊力と無意識が二つあって、もう片方は嫌な感じがする。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私と紬は嫌な感じがする方に向かった。
そして着くと真っ先に視界に写ったものは、
「し、ん?」
それは真がシャロの胸ぐらをつかんで持ち上げている光景だった。
シャロはボロボロで誰がどう見ても満身創痍だった。
「にげ…て」
と、私と紬に避難をうながす。
「ちっ、こいしと紬か…」
すると真は一拍置いてからこう言った。
「今回は見逃してやる」
そう言って真はシャロを離してどこかに行った。
真…どうして
「あいつはパラレルワールドの未来の真。真の可能性」
そして私たちはパラレル真について教えてもらった。
あのパラレル真はパラレルワールドの未来の世界を壊し回ってて、どうしてだかこっちの世界に来る術を見つけ出し、こっちの世界に来たんだって。
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side真
未来の俺が移動を開始した?
そして霊力の単知力を強める。
すると、シャロの霊力、神力が極端に弱くなっており、近くにこいしと紬の霊力を感じる。
取り合えず急がないとヤバイかも知れない。
そして急いでみんなの元へ向かう。
「こいし!紬!シャロ!」
すると三人は俺に気がついたみたいで、こっちを向く。
「「「真!」」」
シャロはボロボロで地面に倒れている。
未来の俺…
許さねぇ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
???
「おい。悪」
と、呼ばれパラレル真は呼ばれた方を向く。
「誰だ貴様」
「お主を成敗しに来た陰陽師だ」
「愚か者が…調子にのるんじゃないぞ」
そして陰陽師は数珠を取り出す。
「じいさん。俺は霊じゃないぞ」
「わしの得意分野は霊退治ばかりじゃないんだぞ」
そうして走ってパラレル真に近づく陰陽師
「はぁ、全く元気なじいさんだぜ…死にな」
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side女の子
おじいちゃんはこっちに来たはすだけどどこに行ったんだろう。
おじいちゃんはいきなり走っていって置いていかれたけど…
その時私の視界に最も見たくないものがあった。
「おじいちゃん!?」
おじいちゃんが血まみれで倒れてる。
お、じいちゃん
しなないで!
はい!第17話終了
次回から真達とパラレル真の戦いが始まります。
それでは!
さようなら
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