それでは前回のあらすじ
【能力を奪う程度の能力】それは凶悪な能力だった。
幻想郷のさまざまな人の能力を駆使するパラレル真
しかし、それに対抗して真は【上書きする程度の能力】を発動させる。
しかし、真達はピンチに陥ってしまう。
そんなとき助けが入った。
その助けに入った人物は何者なのか?
それではどうぞ!
side真
紅蓮?なんか聞いたことあるような…
「お前は誰だ!」
と、驚く未来の俺
何で驚くんだ?そっちにもそいつは居たんじゃなかったのか?
「グレン!」
と、シャロが駆け寄る。
「どうして」
「たまたま寄ってみたらこの有り様だ…そうなったらやらずにいれねーだろ」
さっきまでのおちゃらけたムードは
「おい、未来の俺。あいつを知らないのか?」
すると、困惑しだす未来の俺
どんどん目の輝きを失っていく。
「し、知らない。あんなやつ」
と、頭を抱え込む。
何で知らないんだ?パラレルワールドでも大抵は人とか一緒なんじゃないのか?
「さぁ、青い悪魔。俺を初めて見たことにより、さぞかし驚いているだろう」
コンコンと未来の俺に近づく。
霊力を感じない。それどころかすべての力を感じない。
極限まで押さえ込まれてるような感じだ。
「教えてやろう。なぜお前の世界に俺が居なかったのか」
居なかった?
「それは俺が全空間上に一人しか居ないからだ」
空間上に一人ってことはパラレルワールドにも居なくて、紅蓮が居る世界に一人しか居ないってことか。
「俺は空間神だからな。自分が司る物ならその中に一人しか居ないんだよ」
なるほど
だからシャロも時空上に一人だったのか。
それにしてもこれは願ってもない″好都合″だ。
未来の俺が知らない相手ってことは対策が出来てない可能性が高い。
ん?好都合?
・・・
【都合が良い状況を作り出す程度の能力】←これか~!
「パラレル真…お前の命運はここで尽きたようだな」
と、胸ぐらを捕まれたままライトは未来の俺に良い放つ。
すると、ライトは凪ぎ払うように投げられた。
「がはっ」
そして紅蓮の前に立って睨み会う。
未来の俺にとっては初めての相手。警戒するのも無理はない。
「お前はシャロよりは出来そうだな」
「さぁて…シャロをここまで手こずらせたお前はどれだけの力の持ち主なのか見させてもらうよ」
そして未来の俺の背後から大量の黒い霧が出てきた。
すると、紅蓮の片腕が燃え出して、どんどん炎が大きくなって腕全体を炎が覆い尽くした。
そしてその霧は紅蓮に向かって伸びていく。
「《炎のハンマー》」
そして紅蓮が空を殴ると、デカイ炎の拳が出現して、殴った方向に伸びていく。
そして真っ黒な霧にぶつかって、互いに押し合う。
未来の俺は霊力を強くし、紅蓮は腕に力を込める。
そしてやがて二つの力は相殺しあって、消えてなくなる。
消えてなくなる瞬間、ものすごい衝撃波が辺りを包んだ。
「す、すごい。あの霊力の塊と対等にぶつかり合えるなんて」
と、ライトは驚きの声をあげる。
正直俺も驚いている。俺は《
す、すごい!あれが力の神
「すごいなお前。俺にここまでの力を使わせた人間は初めてだ」
と、殴った方の手を開いたり閉じたりする紅蓮
これがシャロの言っていた奴の実力
やっぱり戦闘専門の神って強いんだな。
「よっしゃ。わくわくしてきたぜ」
なにこの人、命を懸けた戦いでワクワクしちゃってるよ。
この人
ってか紅蓮で本当に未来の俺に勝てるのか?
未来の俺はめちゃくちゃ強いぞ。
「さすが力の神様だ。流石だ。しかし、次はそうはいかないぞ」
すると、未来の俺の体から真っ黒なオーラが出始めた。
そして紅蓮の体からは真っ赤な炎が体のあちこちから出ていた。
こっちまで熱気が伝わってくる。
「今度は俺の闇でお前の正義の炎を飲み込んでやるよ」
そう言って、更に霊力を高める。
俺達はそんな二人のやり取りに押し潰されそうだった。
「そうこなくちゃおもしろくない」
それに合わせて紅蓮も神力を高める。
そして、二人のオーラがぶつかり合って境目が出来ていた。
俺たち程度の実力じゃ着いていけそうにない。
「正義《
そして紅蓮がスペルを使うと、紅蓮が火柱に包まれた。
「悲壮《悲しみの闇》」
未来の俺も対抗するようにスペルを使う。
そしたら、未来の俺の周りが真っ黒な闇の柱に包まれた。
そして二種類の柱は拡大していってぶつかり合う。
客観的に見て若干未来の俺が押しているように見える。
「飲み込まれてしまえ!」
そして炎の柱が闇に飲み込まれ始めた。
俺は焦っていた。
ここで紅蓮がやられたら今度は本当に太刀打ちできずに全滅させられるかも知れない。
俺たちみんな焦ってるのに対し、シャロはやけに落ち着いていた。
「紅蓮…遊んでないで…おー。そうだな…じゃあ、すぐに終わらせないともう回復させてあげないよ」
シャロは紅蓮にそう言い放つ。
え?遊ぶ?
すると、一瞬物凄い量の神力が放たれて、両方の柱が相殺された。
「そ、それだけはご勘弁を!」
「もしかしたら好物の和菓子ももう食べられないかもね」
和菓子が好きだったんすか!
「よっしゃ~!頑張っちゃうぞ!」
シャロさん。もしかしてそれってodosiって奴じゃないですか?
この二人の力関係っていったい…
今までの元気とは違って紅蓮の元気は空元気にしか思えない。
「火府《フレイム・フィールド》」
すると、紅蓮と未来の俺の周りが燃え出した。
「さぁ、ここからが本当の勝負だ。この世界のため。そして和菓子の為。お前を生かしてはおけない!」
8割方和菓子の為だと思うのは俺だけか?
そして紅蓮対未来の俺のラストバトルが始まった。
はい!第25話終了
次回から紅蓮の本領発揮!炎の使い手であり、力の神の実力は如何程か?
それでは!
さようなら
現在出てきているヒロイン(オリジナル)の中で一番好きなのは?
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紬
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シャロ
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金糸雀優
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燐火(菜乃花)