それでは前回のあらすじ
ついに始まった紅蓮対パラレル真
力の神の実力は凄まじいものだった。
しかし、パラレル真の闇に飲み込まれそうになったその時
「和菓子が欲しがったら本気を出しなさい」と言うシャロのodosiによって本気を出した紅蓮は炎のフィールドを作り出してそこで紅蓮とパラレル真の最終決戦が行われることとなった。
それではどうぞ!
side真
未来の俺と紅蓮の周りが炎のフィールドへと変化した。
「さぁ、ここからが本当の勝負だ」
そう言って刀を抜く紅蓮
神でも刀を使うんだ。
そして刀が燃え出した。
刀にまとわりつくゆらゆらと揺れる炎はまるで正義を訴えている紅蓮そのもののようだった。
「なら、こっちも本気を出すかな」
そして未来の俺がキッと睨むとオッドアイが輝いて背後からデカイ時計が出現した。
そしてその時計は狂ったように針が回り出して、そこから真っ黒な霊力が出てきた。
その霊力は壁のように広がって俺達を囲った。
そして、炎と時計だけが霊力の内で光っている状態だった。
「これがお前の本気か…確かに威圧感があるな」
と、笑いながら言う紅蓮
「これが俺の本気だ」
「真…それにしても大丈夫か?」
そして俺は何が?とライトを見る。
「電気の檻」
そう言えば入れられてたんだっけ?
そう思って周りを見てみる。
やっぱり檻に電流が走ってバチバチ言っていた。
「なんかやばそうだぞ。髪も逆立って電流が走ってるし、」
と、言われて頭を触る。
確かに逆立っている。
これは電流に当てられ過ぎて俺の【致命傷を受けない程度の能力】と化学反応を起こして体制が出来てたり?
となるとお約束は
「もしかして、出来ちゃったりするかな」
そう思って近くの石を拾い上げて投げる。
「レールガン!」
すると、電気を帯ながらいつもの何倍ものスピードで未来の俺に向かって一直線に飛んでいった。
すると、未来の俺は気がついた見たいで大きく後ろに飛び退ける。
そして未来の俺が避けたことによって未来の俺の背後に当たって爆発する。
そしてその煙は電気を帯てバチバチと言っている。
「てめぇっ!」
「よし、紬。行くぞ!」
そして俺は刀を弓矢のように構える。
「電府《レールガン》」
そして思いっきり投げる。
すると、未来の俺の片腕に突き刺さった。
「ぐわぁぁぁっ!」
ドカーン
刀が未来の俺の腕に刺さった状態で爆発したため未来の俺の片腕がふっ飛んだ。
「ぐはっ!」
そして爆風により未来の俺はかなりの距離ぶっ飛ぶ。
「まさか、電流を我が物にするなんてな」
とライトは感心している。
感心してる場合じゃねーよ!
「まぁ、取り合えず」
そして格子を握る。
さすがに電気を帯びれても痛い。
だが俺はその痛みに耐えて格子に力を加えて間を開ける。
「おりゃぁぁぁっ!」
俺は目一杯の力を格子に加えた。
すると、腕から白色のオーラが出てきた。
無意識なのか知らんが俺は今、腕に霊力を加えてるのだ。
そして暫く力を加えてるとどんどん格子が歪んで広がり始めた。
そしてついに完全に広がり、人一人通れる広さとなった。
「紬!こっちにこい!」
すると、【神成り】は紬に変化してこっちに駆け寄ってきた。
「よし、【神成り】」
と、俺のところに来たところで【神成り】に変化する。
「未来の俺。これで三対一だ」
と、本気の戦いが始まる前に間に合った。
「共闘か…面白い。足手まといになるなよ」
そして俺とライト、紅蓮は三人で未来の俺を囲む。
未来の俺は立ち上がった。
しかし、その表情は敵が三人に増えた事への絶望の表情ではなく。何かを企んでいるような不適な笑みだった。
「ふっはは。ふっはっはっは!」
と突然笑いだした未来の俺
「この闇のボールの中は俺の縄張りだ」
それだけ言うと未来の俺は綺麗さっぱり消えてしまった。
霊力を感じない…
すると、突然背中に強烈な衝撃が走り、前方に吹っ飛んだ。
そして受け身を取りながら後ろを見る。
するとそこには未来の俺がいた。
「いつの間に」
そして俺は倒れて体を引きずって地面を滑る。
「この中なら俺はワープも可能だ」
なんだと!ワープされたら敵いっこねーじゃねーか。
どうすれば良いんだよ。
「ほう…」
そしてゆっくりと紅蓮は未来の俺に寄っていく。
すると未来の俺は姿を消した。
危ない!
俺がそう思った瞬間、紅蓮は後ろに振り向きながら後ろを殴った。
「ぐはっ!」
すると、紅蓮の背後に現れた未来の俺が腹を押さえて後退しはじめた。
「おい。
すごい。動きを読んだのか。
これが力神の実力
「じゃあ…そろそろ…業火《ドラゴン・フレイム》」
すると、紅蓮は左手を高々と掲げた。
そしてその左手から火柱が上がって、その火柱が竜の形になった。
「ドラゴンファング!」
そしてその竜が意思を持っているかのように動いて未来の俺を飲み込んだ。
そして竜が爆散して未来の俺が落ちてきた。
「が、は」
すごい。俺たちじゃ敵わなかった相手をここまで追い詰めるなんて。
「さあ、終わりだ」
すると、力尽きたのか霊力の壁が消えた。
「まだだ」
そして未来の俺は浮き上がってスキマを開いて手を突っ込んだ。
そして取り出したのは
「お兄ちゃ~ん!」
優だった。
そして未来の俺は霊力刀を作り出して優の首に当てた。
「それ以上近づくなよ。こいつがどうなっても良いのか?」
優を人質に取られてしまった。
場の空気が重くなる。
「くそ!きたねーぞ!」
と、抗議する紅蓮だが、全くもって怯まない未来の俺
誰も手が出せない状況だ。
どうすれば…どうすれば助けられるんだ。
「お…兄ちゃん…助けて」
「お前には助けられない。今の弱いままのお前にはな」
どうすれば優を助けられる…
俺は考えを巡らせるも全くいい案が浮かんでこない。
その時、俺の手が柔らかいもので包まれた。
俺は驚き俺の手を見ると、こいしが俺の手を包み込むように握っていた。
「大丈夫だよ。真なら。これまでだってなんとかなってきたじゃない。お得意の好都合って言うやつで…」
そしてこいしは続ける
「安心して、真。ここには真が失敗しても咎める人なんて誰もいない。もしいたとしたら、私が懲らしめてあげる。だから安心して。真が信用できる人だってこと、彼女の私がよく知ってるんだから」
その時、こいしの姿が俺には輝いて見えた。
誰よりも安心できるその言葉
これで俺の迷いは吹っ切れた気がする。
「ふん。そんなことで俺をなんとか出来ると思うなよ!」
そう言って剣を俺達に向ける未来の俺
俺は…もう迷わない!
「こいし!力を貸してくれ!」
俺がそう言うとこいしはニコッと笑って片手で手を力強く握ってくれた。
これはこいしなりの返事なのだろう。
そして俺とこいしは繋いだ手を未来の俺に向ける。
そして
「これが俺たちの思いの力だ!」
その瞬間、俺とこいしの辺りが輝き出す。
未来の俺は驚いて優を掴んでいた手を緩めて落としてしまう。
それをすかさず紫が回収した。
そして危険を察知したみんなは俺とこいしから距離を置いた。
「な、なんだ?」
その瞬間、衝撃波が俺とこいしの周りを円を書くように広がり、霊夢達の前で消えた。
そして、数秒後、俺達の地面以外が衝撃波が広がっていった範囲で崩れる。
そしてその中には未来の俺も居た。
「ぐ、ぐぁぁぁっ!ま、まさかこんな!こんなことで終わるなんてぇぇぇっ!昔の俺。必ず復讐してやる!覚えてろよ!」
そう、捨て台詞を吐いた未来の俺は崩れ去っていく物と同じように崩れて消えた。
「今の能力は!?」
と、龍生が驚いたように言う。
「崩壊…ね。古に伝わりし能力。この能力も消滅したと思ってたのだけど」
と、みんなの問いに答えるようにシャロはそう言った。
「どんな能力なんだ?」
と、音恩が聞いた。
「名前の通り一定範囲に崩壊をもたらす能力よ。能力名の定義に合わせるなら【崩壊させる程度の能力】よ。ただし、発動には条件があってね。二種類あるんだけど。一人の発動のトリガーともう一人の強い思いによって発動される。もうひとつは…いや、これはあってほしくないし言わないでおく」
「この場合どっちがトリガー何ですか?」
と鈴音が聞く。
「恐らくトリガーは真君だろうね。で、思いが強いパートナーと言うのがこいしちゃん。あの二人が居て初めて成立する能力だね」
俺は霊力の残量がギリギリのため疲れて倒れ込む。
「見たか。未来の俺。これが友情。信頼。仲間の力だ。お前の忘れてしまった心の一部だ」
そして俺は気を失うように眠った。
第弐章完結
はい!第26話終了
ついに第弐章完結
そして次回は多分宴会ですかね?
ちょっと終わらせ方強引だった気も
それでは!
さようなら
現在出てきているヒロイン(オリジナル)の中で一番好きなのは?
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紬
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シャロ
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金糸雀優
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燐火(菜乃花)