無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 温泉郷の真の1日

 並みが外れすぎて人間技じゃない。絶対人間辞めてる!

 そして体の事をさとりとこいしに心配される。

 しかし案の定倒れましたとさ。チャンチャン



 それではどうぞ!


第参章 紅に染まる大地 ~死守する自由と言う名の希望~自由の章
第29話 紅の殺し屋


side真

 

 う、ここは?

 

 目が覚めるとそこは永遠亭だった。

 

 そうか…あの時倒れて…

 

「漸く目が覚めたみたいね」

 

 と、入り口から永琳先生が入ってきた。

 

 呆れ顔で

 

「そんなに過労になるまで何してたの?」

 

「あはは」

 

 これに関しては本当にすみません。返す言葉がございません。

 

「大事な時期だと言うのに」

 

 ん?大事な時期?

 

「それってどういう?」

 

 すると永琳先生はやってしまった…と頭を抱える。

 

 うっかり口を滑らせてしまったのか…

 

 するとしょうがないと言う顔になって永琳先生は話し出した。

 

「殺人鬼よ」

 

 殺人鬼ぃ?

 

 そんなやつがこの幻想郷に現れたのか?

 

 俺達の知らないうちに

 

「正確には殺し屋ね。近いうちに退治してもらおうと思ってたのよ」

 

 殺し屋が

 

 永琳達は誰だか分かってるらしい。幻想郷では有名なのだと言う。

 

 名前というかコードネームが【(くれなゐ)の殺し屋】燐火。真っ赤な赤い髪が特徴でグレーのパーカーを来てフードを目深にかぶっているらしい。

 

 そして冷徹無情。目標(ターゲット)を殺す事しか考えてないこの世で最もロボットに近い人間なのだとか。

 

「そいつが殺しを…」

 

 でも殺し屋ってことは雇っている人物がいると言うこと。

 

 だとしたら許せない。

 

 殺しを行っている本人もだが、雇っているやつも許せない。

 


 

退院

 

 俺は退院して人里に来ていた。

 

 過労で暫く仕事を止められるなんてざまねぇな。

 

「ははっ」と少し自傷気味に笑う。

 

 だけどこの暇になった時間はどうするかな…

 

 労働していた頃は休みが欲しいと思ってたけど、いざ仕事を奪われると手持ち無沙汰でなんか落ち着かない。

 

 適当にこの里をぶらぶらするか…

 

 まずはこいしに紹介してもらった甘味所

 

 餡蜜やみたらし団子などが有名でこいしのお気に入りでもあるらしい。まぁ、実際に旨い。

 

 あと、俺お気に入りの店。この店はシチューが旨いんだ。

 

 こんな感じで回っていた。

 

 すると偶然ミスティアの屋台を見つけた。

 

「よ!ミスティア」

 

 すると営業スマイルとか言うやつをしながら

 

「あ、真さん。いらっしゃいませ」

 

 そして俺は席に座る。

 

 ってか今日は食ってばかりだな。

 

「じゃあ焼きと」

 

「歌いますよ」

 

「ごめんなさい!」

 

 少々ふざけすぎた。今のミスティアめっちゃ怖かったぞ。

 

 殺気が…ミスティアに本気の殺気を向けられたら常人だったら死ぬね間違いなく。

 

「じゃあ八ツ目鰻で」

 

 そう言うとミスティアは八ツ目鰻を焼きだした。

 

 こんがりと焼ける良い臭いが俺の鼻腔を擽る。

 

 すると待ち時間に隣に違うお客さんが来た。

 

 フードを目深にかぶってフードの隙間から真っ赤な髪が少し出ている。

 

 女性だ。

 

「私にも八ツ目鰻を」

 

 と、落ち着いた声で言うが、若干声に幼さが出てる気がする。

 

 女の子か?

 

 すると突然俺に話しかけてきた。

 

「あなたは人生が楽しい?」

 

 と、

 

 どういう意図なのかは知らないけどこう答えた。

 

「楽しいんじゃないかな?」

 

 すると

 

「そう…」

 

 と、女の子は言った。

 

 何だったんだ?今の質問は

 

「じゃあ色で表すと何色?」

 

 と、第二の質問を繰り出してきた。

 

 色か…なかなか難しいな…

 

「いろんな色が当てはまるな。悲しさの青。だったり、楽しさや情熱の赤だったりだな」

 

 と、答えた。俺の回答はおそらく妥当な所だろう。

 

「そう…私は赤」

 

 淡々と言う女の子。

 

「へー。どういう意味?」

 

 そう聞くが

 

「ご想像にお任せする」

 

 そう言っていつの間にか出されていた八ツ目鰻を食べ終わって屋台から出ていく女の子。

 

 不思議だ…つかみ所が無い。

 

 そして俺も八ツ目鰻にかじりつく。

 

 うん。旨い。

 

 いつも通りのミスティアの味だ。

 

 そして食べ終わって空を見上げる。

 

 まだまだ明るいな。せっかくだし紅魔館でも行くかな

 


 

紅魔館

 

 俺が門につくとそこには音恩が居た。

 

 そして横で美鈴は変な踊りをさせられてる。

 

 そして音恩はパソコンを打っている。

 

 何となく状況が読めた。

 

「音恩、やめてやれ」

 

 と、肩に手を置く。

 

 音恩はパソコンを使ってありとあらゆるものを操る。だから今は美鈴を操ってたんだろう。

 

「僕だってやりたくないんですが咲夜さんに怒られてしまうので」

 

 咲夜に頼まれた感じね。

 

 …まーた居眠りしてたのかこの門番は

 

 だから魔理沙に本を盗まれるんだ。本当に不用心だな。

 

「で、真さんはこんなところへ何しに?」

 

 と、パソコンを弄る手を止めないで聞いてきた。

 

「いやまぁ、お前と約束してたろ?勝負」

 

 すると音恩はニヒヒと笑った。

 

「負けませんよ~」

 

「望む所だ」

 


 

「咲夜、この勝負いつまで続くのかしらね?」

 

「さあ?分かりかねます」

 

「お兄様~!がんばって~!」

 

 いつの間にかギャラリーが増えていた。

 

 と言うものの、会場が紅魔館なだけに俺は完全にアウェイ。

 

 音恩はめちゃくちゃ強いよ。前負けたしね。

 

 だけど負けるか~!

 

 それから数時間。結局決着は着かずに引き分けで終わった。

 


 

 俺は地霊殿に戻ってからすぐに布団に入った。

 

 そして殺し屋の事を考えていた。

 

 パーカーを着てて、フードを目深にかぶって、真っ赤な髪

 

 ん?

 

 なんか引っ掛かるな…

 

 まぁ、良いか…今日はもう寝よう。

 

 そして俺は眠りについた。




 はい!第29話終了

 日常に近い話しですが、ちゃんと新章入ってますよ。

 それでは!

 さようなら

現在出てきているヒロイン(オリジナル)の中で一番好きなのは?

  • シャロ
  • 金糸雀優
  • 燐火(菜乃花)
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