無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 前回は二種類あった。

 燐火に止めを刺して、その後全員殺されるbad end

 そしてもうひとつが燐火を見逃して元気付けると言うものだった。

 そして真はすべての元凶を倒すと心に誓う。

 その前に腹ごしらえだ!



 それではどうぞ!


第惨章 紅に染まる大地 ~死守する自由と言う名の希望~希望の章
第36話 新たな仲間


side真

 

 俺は燐火と共に晩飯を食いに来ていた。

 

 辛いことを思い出させてしまったから、これだけで気晴らしになるか分からないけど

 

 人里の俺の伝がやってる店だ。

 

「おー。真君。いらっしゃい」

 

「おっちゃん。今日は二人で頼む」

 

「なんだい?こいしちゃんとでも来たのかい?」

 

 以前何度かこいしと来たことがあるので大将はこいしのことを知っている。

 

 因みに大将は俺とこいしが付き合ってることも知っている。

 

「今日は違うんだ」

 

「あれ?じゃあ誰だい?」

 

 そう大将が言うと燐火が入ってきた。

 

 フードは被ってない。

 

「こいつはえーっと…」

 

「私は菜乃花(なのはな)。海藤とは…どんな関係?」

 

 確かにな、前は敵同士で今は同盟的な関係だ。

 

 複雑な関係だ。

 

 というか、俺が燐火をどう紹介しようかと考えたっけ、別の名を名乗ったな。

 

 もしかしてこれが本名?

 

「まぁ、知り合いだよな」

 

「そうね」

 

「そうかそうか。じゃあ注文決まったら伝えろよ。とびきり美味いもんを作ってやらぁ!」

 

 そう言って腕の筋肉を膨らませてその筋肉をもう片方の手で叩く。

 

 このおっちゃんの料理は俺が保証する。

 

 以前、このおっちゃんの娘が妖怪に襲われているところを助けると、お礼にと飯を作って食わせてくれた。

 

 その時の料理がとても美味くて、店をやってるって聞いたからこうやってよく来たりしてる訳だ。

 

「いやー。ここの味は俺じゃ再現できないくらい美味いから期待して良いぞ」

 

「え?海藤でも?」

 

「まぁ、俺は昔ちょっとだけ料理関係の仕事してたってだけだからな。全然違うわ」

 

 そんなことを話していると俺がいつも頼むやつが届いた。

 

 まだ頼んでもないが、いつも必ず最初に頼むものだからすぐ届いた。

 

「注文してないのに」

 

「常連だから俺の頼む料理をしってんだろ」

 

 まず届いたのはきゅうりの漬け物だ。

 

 俺は普段漬け物などあまり食べないが、ここのきゅうりは定期的に食べたくなってしまう。

 

 ちなみに初めておっちゃんの料理を食べたときにもあった。

 

 そして一つ箸でつまんで口にはこぶ。

 

 パリッと言う野菜を噛む音がなる。

 

 この野菜はおっちゃんが作ってるらしい。

 

 取れたてでとても生きがよくて美味い。

 

「うまいぞ」

 

 そう言って差し出す

 

 すると燐火も箸で一つつまんで口にはこんだ。

 

「あ、美味しい」

 

「だろ?」

 

 そしてどんどん食べる燐火

 

 そしてやがて注文した料理が届いた。

 

「これも美味しい…」

 

 燐火の表情は既にもとに戻り、というか最初の表情より楽しそうに見える。

 

 そして暫くそこで色々なものを食べた。

 

 あー。また稼がなきゃな。

 

 一気に俺の財布が涼しくなってしまった。

 

「ご馳走さまおっちゃん。また来る」

 

「おうおう。いつでも来い。あんたなら大歓迎だ」

 

 そして手を降って店を出る。

 

「さて、燐火。帰るか」

 

「帰るってどこに?」

 

「決まってるじゃねーか。紅魔館にだよ」

 

「でも会わせる顔が」

 

 と、また表情が暗くなる燐火

 

「それくらいで人を拒絶するようなやわな奴は俺の仲間にはいない」

 

「帰ろうぜ。皆の元へ」

 

 と、手を差し出す。

 

 するとまた泣き出した。

 

「おい、どうしたんだよ!」

 

「何でもない…」

 

 そして俺の手を握る燐火

 

「着いていくよ。何にたいしても甘々な天然タラシさん」

 

 そう言って俺の手を引いて走り出す燐火

 

「え!?それってどういう意味だ!」

 


 

紅魔館

 

「帰ってきたわね」

 

 俺たちが紅魔館に着くと皆が門の前で待っていた。

 

「0時跨いだのに待っててくれたのか?」

 

 そう聞くと

 

「そんなの当たり前。真が戦ってるのに私たちだけのうのうと中で待ってることなんて出来ないわ」

 

 と、レミリアが言ってきた。

 

 それに皆が頷く。

 

「あ、そうだ。あと一人、泊める人を増やしても良いか?」

 

 そう言って俺の後ろで隠れてた燐火を出す。

 

「やっぱりそうなったわね。ちゃんと準備してあるわよ」

 

 とレミリアは胸を張ってそう答えた。

 

 さすが運命を操れる吸血鬼だ。こうなることも分かってたって事か。

 

「皆!聞いてくれ。俺は燐火と共に燐火達のアジトに乗り込んで潰してくる事にした。だから燐火とは同盟関係になった。俺達とこいつは敵同士じゃない」

 

 そう言うとやっぱりと言う顔でこっちを見られた。

 

「やっぱり真はこうじゃなくちゃね」

 

「だな」

 

「それでこそ真さんです」

 

 そして燐火は正式に一員として選ばれた。

 


 

「燐火はもうダメだな。完全に海藤 真にそそのかされている」

 

 暗い部屋の中、男が言った。

 

「はい!しかし、彼女は我が組織のエリートのなかではまだまだ弱い人材です」

 

 と、男が言うとボスらしき男がにやっと笑いながら言った。

 

「次はお前が行け」

 

 「はっ!」と、返事して一人の男は出ていった。

 

「我々が殺せない相手など居ないのだ」

 


 

次の日

 

 俺が起きると扉の外に霊力を感じた。

 

 無感情?

 

 これは一体誰だ?

 

 そして誰かが入ってきた。

 

「見つけた」

 

 そういった瞬間、窓が霊力の圧によって割れてしまった。

 

 この圧は普通のクレアじゃない。

 

「貴様が海藤 真だな。俺の名は殺し屋隊幹部の一人、コードネーム、能封(のうふ)。あなたの唯一の天敵となりうるものです」

 

 と言って両刃の剣をこちらへ向けてくる。

 

 殺し屋か…

 

 恐らくこいつはリーダーの差し金だろう。

 

 倒す。そしてリーダーも




 はい!第36話終了

 今回は新たな敵、能封が出てきました。

 さて、真は能封に勝つことが出来るのだろうか?

 それでは!

 さようなら

現在出てきているヒロイン(オリジナル)の中で一番好きなのは?

  • シャロ
  • 金糸雀優
  • 燐火(菜乃花)
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