無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 人里で真はおっちゃんとフードを深くかぶったお爺さんに励まされる。

 そのフードを深くかぶったお爺さんはなんとあの魂魄 妖忌だった。

 妖忌と戦い、妖忌は自分よりも遥かに強いと確信した真は妖忌の元で修行することにしたのだった。



 それではどうぞ!


第39話 手合わせ ~音恩対フラン~

side音恩

 

「はあっ!はぁっ!たぁっ!」

 とサンドバッグを殴って殴って殴りまくる。

 

 僕には武器はないから素手で戦うしかない。

 

 そして手に霊力を集中させる。

 

 これは燐火さんに教えて貰った技、霊力強化

 

 これで強化すれば攻撃力がぐーんと上がるらしい。

 

「おりゃ!」

 と殴ると1発でハンドバッグを吊るしてあったチェーンが千切れた。

 

 確かに凄い威力だ。

 

 だけどまだだめだ。

 

 僕はもっと強くならなくちゃいけない。

 

 そして今度は足枷を付けて紅魔館の周りを走る。

 

「お兄様ー!頑張って!」

 と途中でフランちゃんが手を振りながら応援してくれる。

 

 よし、真さん達に置いていかれないよう頑張るぞ。

 


 

sideフラン

 

 お兄様今日も頑張ってるな~

 

 足枷を付けて走り込んでいる。

 

 その姿を見学するのが最近のマイブーム。

 

 足枷は咲夜が作ってくれた。

 

 なんでも出来るよね。

 

 そして燐火は屋根の上で寝そべりながらスノーランドの方をを見ている。

 

「はぁ…はぁ…」

 

 お兄様は紅魔館の周りを一周してきて息が上がっている。

 

 そして膝に手を付いた。

 

 だから私はお兄様にお水を渡した。

「はい」

 

「ありがとうね…」

 お兄様は他の人には敬語なのに対して、私とお姉様にはタメで喋る。更には私にはちゃん付け。嫌なわけじゃない。寧ろそれだけ気軽に喋れるような仲なんだと思うと嬉しいけど、年下に見られてるんじゃないか!?って思うことが多々ある。

 

「ふぅ…よし、フランちゃん。この後特訓に付き合ってくれる?」

 と私に頼んできた。

 

 勿論私の答えは

 

「うん!良いよ」

 


 

 そしていつもの訓練部屋にやって来た。

 

 お兄様はだいぶ強くなった。

 

 私のパンチを軽くかわせるくらいに速くなったし。

 

「行くよ」

 そう言って走ってくる。

 

 そして私はいつもの様にタイミングを合わせてパンチを繰り出す。

 

 だけどそのパンチは空を切った。

 

 横に回り込まれたのだ。

 

 だけどそれでやられる私じゃないよ。

 

 お兄様の拳を難なく避ける。

 

「行くよお兄様!」

 

 ダダダとお兄様に急接近して殴り掛かる。

 

 しかしその時にはもう誰も居なかった。

 

「こっちだよ」

 頭上だった。

 

 お兄様からは霊力の高まりは感じられないってことはただのジャンプ

 

 嘘!あんなに高く飛ぶなんて

 

「僕はだいぶ強くなっただろ」

 

 そう言って私の弾幕を呆気なく躱してみせる。

 

「そんじゃこっちからだ」

 そう言った瞬間、お兄様の目に歯車のような模様が浮かんで回り始めた。

 

「これが僕の新しい技、操符《大地変形》」

 

 そしてお兄様が壁を触ると触れた箇所から壁、床と伝わって霊力が走り出した。

 

 だけど何も起こる気配がしない。

 

 多分発動に時間がかかるんだ。なら、今のうちに

 

 そして走ろうとすると急に私の足元が盛り上がり始めた。

 

「こ、これは」

 と私が驚いていると

 

「まだまだ」

 

 そしてお兄様は壁に触れてない方で握りこぶしを作った。

 

 その瞬間、私の周りの床が盛り上がり始めて周りを囲んだ。

 

 もちろん脱出しようと飛んだけど上もすぐに閉じられてしまった。

 

「恐怖《迫ってくる壁》」

 

 その瞬間、ゴゴゴと地鳴りしながら壁が近づいてきた。

 

 普通は真っ暗で見えないんだろうけど私は吸血鬼だからよく見える為、余計に恐怖を感じる。

 

「ま、そこまでだね」

 

 そう言ってお兄様がスペルを解いた瞬間、壁や床が元通りになった。

 

 壁も無くなってお兄様が見えるようになったらお兄様の目はいつも通りだった。

 

「ふぅ…この力は体力を使うから疲れたよ」

 と仰向けに倒れるお兄様

 

 だいぶ強くなってて驚いたなー。

 

「お兄様、はい」

 とお兄様に水を差し出す。

 

「ありがとう。フランちゃん」

 

 そしてお兄様との手合わせが終わった。

 


 

side真

 

 俺はあれから残像の練習をしたり、新たな技の練習をしたりした。

 そして重りに慣れる度に重くされて行った。

 

 奴らが現れてから約1週間ほどが過ぎた。

 

 力試しはしてないがだいぶ強くなった。

 

「お主は本当に飲み込みが早いのう」

 

「教え方が妖夢に似ているからですかね?やりやすいです」

 

 そう答えると感慨(かんがい)深いそうに妖忌さんは頷いて口を開いた。

「お主の話しを聞く限り敵は強そうじゃな」

 

 確か強い…だけど

 

「俺は勝たなくちゃいけないんです」

 

 そう言って木を殴り飛ばす。

 

「そうか…じゃあわしの最高の技を教えちゃろう」

 

「え!?妖忌さんの!?」

 俺は驚いた。

 何故なら妖忌さんの攻撃技を見たことが無かったからだ。

 

「これは妖夢にもまだまだ教える予定は無かった技じゃ。何故ならこの技は腕に負担をかけすぎて暴発する危険性があるからじゃ」

 暴発と聞いて俺は生唾を飲み込む。

 

 そしてその日は新しい技の特訓で終了した。

 


 

次の日

 

 昨日帰るとすぐに「明日手合わせお願いします」と音恩が言ってきた。

 

 まぁ、俺も力を試したかったところだから二つ返事で返した。

 

 という事で早速俺は音恩の特訓場所に来て居た。

 

 参戦者も沢山いる。

 

「頑張って!お兄様!」

 フランは音恩にエールを送っている。

 

「頑張って!真!」

 今回は紬も観戦者側だ。

 

「じゃあ行きますよ真さん」

 

「刀無しでどこまで強くなったか…」

 

 そして咲夜が俺達二人の間に入ってきた。

 

「それでは行きます」

 

 そして俺と音恩は睨み合う。

 

「それでは始め!」

 

 そして俺と音恩の戦いが始まった。




 はい!第39話終了

 ついに次回、初めての対決、真対音恩。

 確か今まで戦ったことのなかったような気がします。

 さて、お二人はどのような試合を見せてくれるのでしょうか?

 それでは!

 さようなら

現在出てきているヒロイン(オリジナル)の中で一番好きなのは?

  • シャロ
  • 金糸雀優
  • 燐火(菜乃花)
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