それでは前回のあらすじ
だいぶ強くなった音恩。
ついにはフランを本気ではないとしても倒すことに成功した。
そしてついに真と音恩の手合わせ。果たしてどちらが勝つのか?
それではどうぞ!
side真
「それでは初め!」
咲夜がそう言った直後、音恩の目に何かが浮き出始めた。
「初っ端から飛ばしますよ。ギアモード」
すると音恩の目に歯車の様な模様が浮かんで回り始めた。
なるほどギアか。お手並み拝見と行こうじゃないか。
「行きますよー!」
そう言った瞬間左手を床に付ける。
すると霊力が部屋の壁や床、天井に行き渡ったのが分かった。
ほう…
「あれは私を倒した技」
ほう…フランを倒した技か…それは興味がある。
その次の瞬間、俺の立っている床が盛り上がり始めた。
「恐怖《迫ってくる壁》」
すると盛り上がった壁や床、天井に囲まれてしまった。
押しつぶす気か
「チェックメイトです」
なるほどね。
そして俺は呆気なく押しつぶされた。
side音恩
勝った。真さんに勝った!
「よっしゃー!ついに勝ったぞ!」
それにしては随分呆気なかったような気がするけど。
すると不意に肩を誰かに叩かれた。
僕は誰かと思って後ろを振り向くと
「誰が倒されたって?」
そして人差し指で頬を押された。
いつの間に後ろに?
そして
「ちょいと強めのパーンチ」
と強めに殴ってきた。
すると凄い僕は吹っ飛んで反対側の壁に激突した。
side真
ふぅ…危ねぇ…今の避けてなかったら今頃ミンチだ。
感のいい人は気がついているだろうがあれは残像だ。
完全に囲まれる前に危険を察知して残像を作って回避したんだ。
周りを見てみると皆が唖然としていて言葉も出ないようだった。
「いってて…痛いですね」
そして何事も無かったかのように立ち上がる君も相当だけどね。
「もうちっと強くしますか…ギアモードLv
すると中心のギアの周りに一つギアが増えた。
「行きます」
すると壁が生きているかのように動き始めて握りこぶしの形になった。
やべえ…これは食らったら一溜りもねーな。
よし、
「残像」
すると5人程の残像を作り出した。
「!?これは」
本気で驚いているようだった。
ただ、これは一人以外は全員残像。本体を入れて六人、確率は6分の1だ。
「なら、」
すると俺達全員を囲むように床が盛り上がった。
そして天井も盛り上がってきて囲まれてしまった。
まずい。脱出できてない。
side音恩
今度こそ、
そして握りこぶしを作る。
そしてどんどん囲いが縮まっていく。
そしてついに潰れる直前で
「霊縛波!」
と籠ったような声で聞こえてきた。
その瞬間、バコーン!と壁が破壊された。
「ふぅ…危なかった」
と手を押し付けるようなポーズで出てきた。
僕の操ってるものは僕の霊力で硬化されているからそう簡単には壊れないはずなのに
「いやぁ~思わず使っちゃったけど、まだこの程度か…まだ不完全だな」
いや、僕の技を突破しといて不完全って僕のプライドズタボロだ!
「さて、そろそろやりますか」
side真
「さて、そろそろやりますか」
と軽くジャンプしながら言う。
そして拳に霊力を込める。
「
そして拳を振り下ろすとその軌道上に拳が飛んで行った。
音恩には躱されたものの、音恩の背後の壁を貫通して外まで開通した。
「なっ!?」
とレミリアが白目を向いて倒れてしまった。
「お、お嬢様!」
悪いことをしたなぁ…
そして後頭部を守るように掌を向ける。
するとそこに蹴りが飛んできた。
「バレた!?」
これが妖忌さんに教わった技の一つ、霊力探知
これを使えば全ての霊力の持つものの位置が丸わかりだ。
「音恩、やっぱ今のお前じゃ今の俺には勝てない」
だって俺はまだ本気じゃないからな。
「く、くっそー!!ギアモードLv
すると一気に霊力量が上がって、目のギアが更に三つ増えた。
すると
「はーい。そこまでねー」
と間に割って入ってきたのは燐火だった。
「どいてください燐火さん。今から真さんを倒してみせます」
「そうかー。じゃあ、私を倒してからにして」
と殺気だけの霊力を放つ燐火。クレアだ。
「くっ…」
それを感じた音恩は怯んでしまって何も言い返せなくなってしまう。
「それと海藤。これ」
と一枚の紙を渡してきた。
それを読んでみる。
請求書
壁の損壊、及び床の損壊により30円を要求する。
それを見た瞬間、今度は俺が白目を向いた。
30円と言っても日本の通貨は使えない。
30円は現代日本で30万円と同等なのだ。
つまり、今まで貯めた俺の金が全て吹っ飛びました。
しかしまぁ、現代日本では考えられない30円の請求というパワーワード。
でもまぁ、かなりの金額なんだよな。
俺の手持ち金、30円と二銭銅貨が20枚と一銭銅貨が10枚。日本円で30万5千円である。
財布が寂しくなるなぁ…
そして俺はレミリアの元に向かってお金を払った。
残り金額5000円。俺のしたい事はこれだけじゃ全然足りないんだよ…
また明日から仕事漬けだな。と落胆していると音恩が隣で肩を叩きながら。
「ざまぁねぇぜ」
と一言
それに対して俺はニッコリと笑顔で無言のまますれ違いざまに
「ごふっ!」
ガツンと腹に一発。
修行の時間取れるかな?はぁ…
俺の能力は都合の良い状況を作り出す程度の能力だが、今日は厄日らしい。
はい!第40話終了
今回は真と音恩が戦いました。
お二人共強くなってましたが、真の方が一歩上手だったようですね。
それと途中に出てきたギアモードLv5と霊縛波とは一体どんな技何でしょうか?
では今後もお楽しみに!
それでは!
さようなら
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紬
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シャロ
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金糸雀優
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燐火(菜乃花)