無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 ついにアイスランドへ向けて出発することにしたが、その際に数人だけ連れていくことにした。

 そして真は次々と指名していく。

 そして真の策略によって妖夢と妖忌が再開出来ました。



 それではどうぞ!


第42話 出発

side真

 

「もう大丈夫です」

 

「そうか」

 

 妖夢は落ち着いたのか妖忌さんから離れる。

 

「それじゃ今からそのすのーらんととやらに向かうわけじゃな?」

 

「そう。今から向かう。途中で野宿することも覚悟しておいて」

 そう言って最新版の幻想郷地図を開く。

 

「ここがスノーランド。ここに行くには妖怪の山を横断していって、更に冬の人里を越えていく。越えた先にデスマウンテンって言う山があるんだけど、本来はここを通らないんだけど、トンネルが工事中だから越えていくよ。越えた先にスノーランドがあるんだけどそこのスノーレストって言う人里があるからそこで拠点を構えてから乗り込むよ。質問はある?」

 めちゃくちゃ丁寧に説明してくれてありがとう。

 

 って言うか何個かヤバそうなのがあるんだが…

「あのー。妖怪の山を越える必要って…」

 そんなことを思ってたら音恩が代わりに質問してくれた。

 

「近いからよ」

 

「それだけではあそこを通るの危なくないですか?」

 そう音恩が言うと燐火は刀を見ながら不敵に笑った。

 

「もしそうなったら」

 と言いながら刀を撫でだした。

「ふぎゅっ!」

 だから俺は燐火の頭を叩いた。

 

「俺達の見てる前で無関係者の殺害禁止な」

「むぅー…」

「なんだその目は」

 と俺はジト目で燐火を見た。

 

「まぁ、良いよ。話し合いでケリを付けよう」

「お前が言うと話し合いかっこ物理にしか聞こえないんですが?」

「それ以上茶化すなら君と話し合いの実演をすることになるよ」

「すいません」

 少しやりすぎたな。

 

 しっかし、厄介なことになっちまったな…

 

 こっちから乗り込むなんて、罠のある所に足を突っ込むことになる。

 

「さて、それじゃそういう訳で出発するよ」

 

『おーっ!』

 

 そして俺たちは妖怪の山を目指して歩いていった。

 


 

「久々だな。妖怪の山なんて」

 

「真さんはそうでしょうね。ですが、最近は守谷が問題を起こすことも多く、それを解決した霊夢さんが宴会の準備めんどくさいという理由で結構守谷神社で宴会してるので僕は結構来ますね」

 

「うんうん」

 そんな会話を俺と音恩、紬の3人でしていた。

 

 他愛もない世間話じみたことをこいつらと出来るってのもシャロのお陰なんだなと思うと威厳がとか考えてた自分を責めたくなる。

 

 そして音恩は常にパソコンを開いて敵が近くにいないかを見ている。

 

「そう言えば真は外の世界でこの数年間何してたの?」

 と突然紬が俺の外での事を聞いてきた。

 

「あ、それ僕も気になりますね」

 と音恩も同調する。

 

 まぁ、教えて困ることもねーし。良いか。

 

「主に人助けだ」

 

「人助けですか?」

 と復唱(ふくしょう)して聞いてきた。

 

「ああ、まずは勉強をした。必死にやって大学まで卒業した。その後は仕事をしながら人助けだな」

 

「やっぱり真はどこに行っても真だね。優しい真だ」

 

「いや、俺だっていつ未来の俺(あいつ)みたいになるか分かったもんじゃないからな。この前だって居酒屋のおっちゃんと妖忌さんが居なかったら多分未来の俺(あいつ)になってた」

 と本心を打ち明ける。

 

 俺は怖いんだ。いつ俺じゃない俺が出てきて、そんでもっていつ今の俺をいつ食い殺していくか分からない。

 そんな不安に俺は今(さいな)まれている。

 

 多分、この異変()が全て解決しない限り俺は安眠を取ることすら許されないんだろうな。

 

「そんなことないよ。たとえ他人の力を借りたとしても、その絶望の(ふち)から()い上がってきたのは他の誰でもなく、それは全て真の力なんだよ。もっと自信もって」

 

「ありがとな紬。ちょっと楽になったような気がする」

 

「それは良かった」

 紬は自慢の相棒だ。

 偶にふざけて俺の彼女とか言ったりしてこいしを泣かせたりしてるけどなんだかんだ言って俺は紬が居ないとダメなんだろうな。

 

「まぁ、それはさておき。そんな話をしている場合では無くなりそうですよ」

 と真剣な声色で言う音恩。

 

「あなた方を侵入者と見なし、排除します!」

 と獣耳(けもみみ)がついた女の子が空から向かってきた。

 

 あの姿、見たことあるような?

 

 と少し考えると思い出せた。

「あー。犬走(いぬばしり) (もみじ)か…」

 そう言うと音恩はそうか。と言ってパソコンを操作する。

 


 

数分後

 

「ねぇ君。Mなの?」

 

「ち、違う!」

 

「じゃあなんで自分の体を自分で縛ったの?器用だな~。手馴れてるな~。あ、こいつ常連だな~って思って見てたんだけど」

 そう。椛は音恩の操作により自分で自分を縛り上げるというなんとも器用な何も知らない人が見たら、こいつMだと思うような事をしたのだ。

 

「え、Mじゃない!勝手に体が」

 そして俺達はそこには椛を放置して素通りしようとする。

 

「そ、そうはさせない」

 とロープにぐるぐる巻きになりながら言ったが全然迫力を感じられない。

 

「私達はこの先に用があるの。通して…くれないかなっ!」

 と殺気だけの霊力を放つ燐火。

 

 すると周りの鳥達も一斉に逃げていった。

 

「ふぎゅっ!」

 まずいと思った俺は燐火の頭を叩いた。

「こんな所でクレアを使ってんじゃねーよ。余計にややこしくなる」

 そう言うと音恩は苦笑いしながらこう言った。

 

「手遅れみたいですよ。彼らに僕達は敵と認識されてしまったようです」

「なっ!?」

 

 すると頭を抑えて蹲ってた燐火急に立ち上がった。

 

「こうなったら話し合いをするしかむぐっ!」

 

 また厄介事を増やしそうな燐火の口を押さえて引きずっていく。

 

「はいはーい。彼らのナワバリに勝手に入ったのは俺らだからねー。戦うの禁止ー」

 と言いながら俺は燐火を引きずっていく。

 

「とりあえず走ればいいのじゃな?」

 

「はい!とりあえず一刻も早く逃げましょう」

 そして俺達は全力疾走した。




 はい!第42話終了

 次回はここの続きからになります。

 それでは!

 さようなら

現在出てきているヒロイン(オリジナル)の中で一番好きなのは?

  • シャロ
  • 金糸雀優
  • 燐火(菜乃花)
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