無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 今回の話は買い物デートです。めちゃくちゃ僕の好みが入りました。



 それでは前回のあらすじ

 ある日、突然香霖堂に呼び出された真はこいしと泣きじゃくる紬を連れて香霖堂にやってきていた。

 やってきた真たちに霖之助が見せたのは京都の無料ペア宿泊券だった。なんと、宿泊券が幻想入りしてきていたのである。

 それを霖之助は真にプレゼントし、真とこいしは外の世界に旅行に行く事になったのである。



 それではどうぞ!


記念第2話 久しぶりのデート

side真

 

 俺たちはシャロに礼を言うとスキマの中へと歩を進めた。

 スキマの中は総じて目が大量にあって不気味な空間になっている。絶対にこの見た目にしなければいけないという規則でもあるのだろうか?

 この中を少し歩くことにはなるが、距離はそんなに長くない。

 歩いていくと少しずつ随分とご無沙汰していた機械音や車の音などが聞こえてきて大変懐かしく感じてしまう。外の世界に居た頃は当たり前の環境音だったんだが、幻想郷ではそんなに騒音なんて無いから少しうるさく感じてしまう。

 そして昔住んでいた俺がそう思うくらいなのだから、こいしは余計にそう思ってしまっているだろう。

 

 少し歩くとついにスキマの出口にたどり着いた。

 こいしの様子を伺ってみると、こいしも俺の方を見てにこっと笑って頷いてくれたので、どちらからともなく手をつないで意を決して外の世界へと降り立った。

 

 出てみるとそこは薄暗い路地のようだった。

 久しぶりに見る高層の建物や路面を走る車などに少し感動してしまうが少々、いやかなりうるさいのでこいしは大丈夫だろうか?

 

「こいし、気持ち悪くなったりとかしてないか?」

「うん、大丈夫だよ。でも、結構賑やかなんだね」

 

 この騒音を賑やかという言葉だけで済ませていいものなのかは疑問だが、こいしが大丈夫だというのならば、俺は何も言うことはない。

 こいしの姿を見てみると確かにシャロの言っていた通りに第三の目のコードがきれいさっぱり消え去っていた。だが、やっぱり外の世界だと服装が少し浮いてしまっているように見える。これはまずは服を買いに行った方がいいかもしれない。

 

「なぁ、まずは服屋いかないか?」

「うん、こっちの世界の服も少し気になるから行きたい!」

「んじゃ、行くか。少し検索するから待ってくれ」

 

 幻想郷には電波は飛んでいなかったから幻想郷では滅多に使うことが無かった携帯をここで使うことになるとは……。

 俺は携帯の検索アプリに近くの服屋と入力して近くの服屋を検索する。

 どうやら近くに結構良さそうな服屋があるようだ。

 

「そんじゃ、行くかこいし」

「うん!」

 

 久しぶりのデートだ。

 俺たちは再び手をつなぐと京都の町へと繰り出した。

 


 

 少し歩くと俺たちは服屋にたどり着いた。ここはレディースの服屋だから昔こっちの世界に住んでいたころは恋人がいなかったということもあってこういうところに入ることもなかった。

 だが、今はこいしという一緒にここに入る相手がいるから堂々と入ることができる––だが、それにしても結構羞恥心を煽ってくる。

 別に俺は付き添いなんだし、やましいことをしているわけでもないんだから堂々と何も恥ずかしがる必要はないんだが、アニメや漫画で女の子の付き添いとしてレディースの服屋に入ってソワソワと居辛そうにしていた気持ちが分かったような気がする。

 

「わぁぁ、これが外の世界の服なんだね。どれも見たことが無い服ばかり!」

「好きなの買ってもいいぞ。外の世界の金は全然使ってなかったからあるんだ」

 

 物珍しそうに目をキラキラさせながら服を眺めていくこいし。その光景を見ながら近くにある服を脳内でこいしに着せてみる。

 この店にはこいしの言うとおり、幻想郷では見ない服ばかりだ。だから必然的にどれを着せても初めて見る服装になるわけなのだが、脳内のこいしが可愛すぎて辛い。

 おっとりとした清楚系の服、へそ出しの健康的な服など様々な服があるが、どれもこいしに似合いそうなだなと考えつつこいしについて行く。

 

「うーん……どっちにしようかな~」

 

 やっぱりこいしも女の子だからおしゃれには興味があるようで、とても楽しそうに両手に服を取って悩んでいる。悩んでいるといってもとても楽しそうに笑っているので俺もつられて笑顔になる。

 

「真! これとこれ、どっちの方が似合うかな?」

「ん?」

 

 そういってこいしが俺に見せてきたのは二着の服だった。

 一着は白を基調としたワンピースでとても清楚だと感じるような服、そしてもう一着の方を見て俺は息を吞んだ。

 

「それ」

「そう、お・そ・ろ・い」

 

 俺は見せられたそのもう一着の服は今俺が着ている緑パーカーのおそろいの服だ。

 俺が今来ているのよりも少し薄い緑色で少しぶかぶかとしているせいか萌え袖、そして足まで隠してしまうような丈になっている。

 そしてそれに合わせてこいしが選んでいるのはホットパンツである。しかし、この丈のパーカーを着てしまってはホットパンツが完全に隠れてしまい、まるで下には何もは居ていないように見えてしまうというとてもエッッッッな状態が作られてしまうことに……。

 

「あ、でも、このワンピースはちょっと私には可愛すぎるかな」

 

 そんなことはないんだけどなと思いながら代わりにこいしはワンピースに変わって違う服を持ってきた。

 この服は夏であるこの時期に合わせて半袖となっており、合わせて持ってきたのはこちらもホットパンツだった。

 どうやらこいしはずっとスカートばかりだったからズボンというものを試してみたいけど、足が完全に隠れるのは違和感があるからホットパンツにしたいということみたいだ。

 この服装はとてもいいと感じた。こいしの健康的な性格をよく感じるし、それに何より黒い生地の左胸のあたりに紫色の円があってその中に目の模様がある。あれは非常にこいしのサードアイに酷似していてこいしに合っている。

 

「それいいな」

「でしょ~やっぱり私にはサードアイが無いとねぇ」

「それ、目めっちゃ開いてるけどな」

 

 だが、俺もそれを似合っていると感じたのは事実なので、それにする方向で考えを勧め、近くを見渡してみるといいものが見つかった。

 

「やっぱり健康的な服装っていたらキャップを忘れたらダメだろ」

「ん?」

 

 俺は近くにあったキャップを取り出すとこいしの頭に被せた。

 こいしは突然の出来事に困惑をしていたが、俺は腕を組んで満足げに頷いた。

 俺がこいしに被せたキャップは服の色に合わせて黒色で、後ろが網になっていて髪の色が透けて見えるようになっていた。

 

 その状態でこいしに試着室へ行ってもらい、試着してもらったが非常にいいものを見ることができた。さすがは俺の嫁と言ったところだ。

 そのまま俺は会計を済ませてこいしの服は袋の中に入れて着たまま街に繰り出した。




 はい!記念第2話終了

 真はこいしにゾッコンですからね。あと、僕の癖が入ってしまいました。

 半分真をトレースして半分リアルの僕が入り込んでしまいました。

 そして次回ついにコラボキャラ登場です!

 それでは!

 さようなら
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