無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 親方〜っ! 空から女の子がっ!



 それではどうぞ!


第65話 破壊神

side真

 

「「彼方様!?」」

 二人揃えて叫んだ。

 

 と言うかあの二人が様付け? どういうことだ?

「ふみゅ〜」

 とりあえず痛がってるようだから撫でてあげようかな?

 

 そして撫でてあげると更にシャロと紅蓮の恐怖に染まった顔は更に酷く崩れた。

「な、なんて事をするんだ」

 紅蓮はぽつりと呟いた。

 いや、お前らがなんて事をするんだよ。この子完全に目を回しているじゃねーか。

 

「ん?」

 お、目を覚ました。

 そして暫くぼーっとした瞳で俺を見つめる。

「ふへへへ」

 急に女の子は笑いだした。

 

「お、おい。絶対あれは油断させといてパコーンのパターンだぞ」

「そ、そうか!! じゃあ真君は──」

「ああ、もう助からないだろう」

「そ、そんなぁ〜」

 お前ら変な考察するな。

 どう見ても喜んでるだけじゃないか。

 

「所で〜」

 女の子が初めて口を開いた。

「君は誰?」

 そうだったな。なんか自然に撫でていたけどもそういや初めて会うんだったな。

「俺は海藤 真。君は?」

「私は彼方。よろしくね?」

 俺もよろしくと言ってとりあえず離れようとすると何故か着いてきた。なんで?

 

「私は君を気に入ったよ」

 なんか会って1秒で気に入られたんだけど? どゆこと? 本当にどういうこと?

 俺って小さい子に気に入られるオーラでも出てんの? 紬や優ちゃん然り。

「そ、そうか」

 ルンルンと俺の膝の上に座って足を交互に上げ下げする彼方……様?

 その光景を見て更に青ざめるシャロと紅蓮。

「ぜ、絶対油断させた所にパコーンだよ」

「あれはやばいぜ。今にも小僧を殺しそうな目をしている」

 今にも俺を殺しそうな目ってなんだよ。そんな目をしてるの? 俺からは見えないんだけど?

 と言うか殺されるとしたらお前らだよ。先から滅茶苦茶失礼な事をペラペラと喋ってるじゃないか。

 

「ねぇ、二人とも」

 すると彼方……様はシャロと紅蓮の二人を呼んだ。

 すると二人は慌てて反応し、こっちに慌ててきた。この二人のこの姿は貴重だな。スマホが手元にあったら撮るんだけどな。

「正座!」

 彼方……様にそう命令されると素直にシャロと紅蓮は並んで正座した。すげー速い。

 

 二人が正座すると彼方……様は俺の膝の上で二人に説教しだした。

 内容はさっきから二人が彼方……様を殴ったことに関してだった。

 まぁ、自業自得で怒られてるから可哀想とは思わないけど、俺の膝の上で怒っているからかあんまり迫力を感じない。それでなくとも迫力は感じないのに。

 

「まぁ、これくらいでいいでしょう」

 一時間くらい説教したら気が済んだのか、そこで説教を終えた。

 

「そう言えば気になってたんだけど、シャロ達はなんでそんな下に出てんの?」

 俺は気になった事を聞いてみた。

「真君。この方は破壊神なんだよ! 僕らとは別格の存在なんだよ!」

 なるほど。神様の上って事か。

「紅蓮君もかなり上の位と言うか同じ位だからそんなペコペコしなくても良いのに」

 あ、そうなんすね。

 紅蓮はシャロと同じかと思ってた。と言うか口ぶりからシャロは下なのかな?

「シャロちゃんも」

 あ、皆同じなんすね。

 

「いやぁ、他の人が居る手前って言うか……あなた怒ると直ぐに破壊しちゃうじゃないですか〜?」

 シャロが説明する。

「え? そうだっけ?」

「そうだな。お前さ、前に飯がまずいとかで空間一つ破壊したじゃないか」

 そ、そんな事が!?

 紅魔館にも同じような力を持ったフランとか言う破壊神も居るけど、フランよりもヤバいんじゃないか? 空間を破壊って……規模が違うな〜ハハハ……。

 

 空間ってのはあれだろ? 世界の事だろ?

「ぐぬぬ……そう言えば紅蓮君、見てれば相変わらずの脳筋バカだよね」

「やめて! いくら何でも本当のことだとしても言ったら可哀想でしょ!?」

 シャロお前の方が酷いこと言ってるぞ!

「あん? お前ら俺に喧嘩売ってんのか? 買うぜその喧嘩。力神であるこの俺の【天地万物すべてを燃やし尽くす程度の神の能力】の真価見せたるぞ!」

「紅蓮君のその能力で破壊神である私の【天地万物すべてを破壊し尽くす程度の神の能力】に勝てると思ってるの!?」

「やめろ。お前ら」

 俺は二人が喧嘩しそうになった為、彼方を宥めて紅蓮を止めた。

 この二人が戦ったら幻想郷なんてあっという間に木っ端微塵になってしまいそうだからそんな危険は事前に取り除くに限る。

 

「地上のものに纏められる神ってなんだかな~だよね。ちなみに私は【時を越える程度の神の能力】だよ。そして紅蓮はもう一つ能力が有って【空間を移動する程度の神の能力】だよ」

 突然シャロは説明口調で語り始めた。

「シャロ、お前は一体誰に説明してるんだ?」

「気にしないで~」

 気にするなって言っても気になるもんは気になるんだよ。

 

 とりあえずまぁ何とか二人は落ち着いてくれたけど、神って皆こんなに落ち着きが無いのか?

 紬も姿を見てからは威厳を感じないし、シャロの威厳は最初だけだ。

 紅蓮はなんか厨二だし、彼方……様にはそもそも威厳を感じないし。

「ねぇ、シン」

「ん?」

 彼方……様が俺の名前を呼んできた。何の用だろう。

「この世界を色々見て見たい!」

 その言葉を聞いて俺は昔を思い出した。

 そういや昔は俺も見て廻りたくてしょうがなかったな。

 

「よし、んじゃ案内するよ」

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ねぇ」

「ああ、言いたいことは分かっている……」

「「真って実はすごい人なんじゃ?」」




 はい!第65話終了

 今回から第肆章スタートです!

 彼方と言う破壊神が登場しましたね。

 それでは!

 さようなら

現在出てきているヒロイン(オリジナル)の中で一番好きなのは?

  • シャロ
  • 金糸雀優
  • 燐火(菜乃花)
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