無意識の恋 Second stage   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです



 それでは前回のあらすじ

 ついに始まった真対バーク再び。

 真は初めから全力でぶつかって行くが、バークはいとも容易く真をあしらう。

 新技、イナズマTPを使うも、無意に終わってしまった。

 遂にクレアを発動するも、バークには敵わない。

 そんな真の取った策は《限界突破》

 果たして真はバークに勝てるのか?



 それではどうぞ!


第71話 圧倒的 再『真対バーク』中編

side真

 

 俺とバークの拳がぶつかった瞬間、辺りに衝撃波が走った。

 そしてその衝撃波によって部舞台が更に破壊される。

 

「ほう? 俺のパワーに着いてくるか」

「俺だって無駄に修行しているわけじゃ無いからな!」

 そして拳を合わせたままバークを足の裏で蹴り飛ばす。するとバークはやっと少しだけ吹っ飛んだ。

 

「今のは良い一撃だ」

 先程の圧倒的な力の差を一気に埋めることに成功したものの、その程度の実力差しか縮まってない。

 悔しい。力不足の俺が悔しい。

 

 《限界突破》でもこんなに力の差があるって言うのか? 冗談キツすぎるだろ。一応神の力だぞ。

 しかし、力の差が埋まったおかげで飛ばすくらいの力の差は埋まったことだけでも良しとしよう。

 


 

sideこいし

 

「紬、あれって神の力なんじゃないの? それでも勝てないってことはバークって奴は」

「うん。私達、妖神と知神を余裕で越えてるだろうね。だけど問題はそれだけじゃないんだよ」

 それだけじゃない? 紬が意味深な事を言ってきたことによって私は疑問が浮かんだ。

 

 そしてそれを尋ねようとすると聞く前に紬は続けた。

「真の中に流れている霊力、妖力、神力。真はその全てを完璧に使い分けれてるつもりだけど実は完璧じゃないんだよね」

「どういう事?」

「真は完璧に純度100%の神力だけを取り出す事が出来ない、神力の中に霊力だったり、妖力だったりが常に少しだけ混ざってる状態。そんな状態で技の100%の力を出せるわけがない」

 真の中には色々な力が流れすぎてて完璧にコントロールするのが難しいってことみたい。

 

「あと、真の中を流れる神力が極端に少ないのも問題だね。少なすぎて霊力や妖力に掻き消されそうになっている。まるで消えかけの炎みたいだよ」

 そんなに深刻な状況なんだ。そんな状態でバークに勝てるの?

 


 

side真

 

 くそ、まずいな。押し負けている。何とか奴の体に傷を付けるくらいの攻撃をしたい。だが、今のままだとダメだ。

 やはりクレアと《限界突破》を……いや、彼方と使わないって約束したからな。

「バーク。俺がいつまでもやられっぱなしだと思うなよ」

 そして右手に霊縛波を作り出す。

「せめて大ダメージを与えてやる」

 そして俺は更に霊縛波に霊力を加える。

 これは反動がでかいからあんまり使いたくなかったが、やるしかない!

 

「フルパワーだ!」

 フルパワーの霊縛波。これは《限界突破》の状態でもかなりの負荷がかかるということで霊縛波の出力を抑えていたのだが、使う場面は今しかない!

 

 しかしフルパワーの霊縛波だったが、瓦礫を投げつけられ、その衝撃で霊縛波が暴発。《限界突破》が解け、絶望的な状況に。

「終わりだ」

 そしてバークが最後の一撃を俺に食らわそうとしたその時だった。

 急にみんなの顔が脳裏に浮かんだ。こんな所で死ぬなとそう呼びかけてきていた。

 

 そうだよな、死ねないよな。

 未完成だが発動だ!

「クレア装!」

 するとバークの体を少しだけ吹き飛ばすくらいの威力のある衝撃波が出た。

「このパワーは!?」

 全身から力が湧き出てくる。

 ただクレアの霊力を装備しただけだというのに。ここまで力が湧き出てくるとは思わなかった。

 

 これがクレア装だと言うのか?

 今の俺の全力だ。

「バーク、待たせたな。全力でぶつかってやる」

 


 

sideこいし

 

「あれはクレア装!!」

「クレア装?」

 普通のクレアなら聞いたことがあるけどクレア装は聞いたことがない。

「うん。クレア装はクレアの霊力を全身に巡らせることによってクレアの鎧を纏ったように防御力が上がり、更に攻撃力までも上がる。だけど常に霊力を安定させないと維持出来ないから習得難易度はすごく高い。もしかしてここの所ずっと修行していたみたいだけどずっとこれを?」

 

 そんな技を真が?

「だけど修行日数が少ないから安定力が足りない。これでも勝てるとは言えない」

 確かに真が修行を始めたのは私達が紅魔館に戻る少し前から。そしてすぐにこの戦い。十分な修行を出来たとはとてもじゃないけど思えない。

 

「だけど信じてるよ真を」

 ずっと一緒に戦い続けてきたパートナーさんからの信頼は厚いようだ。

 

 私も信じるよ。

 


 

side真

 

「クレア装、面白い。さぁ、その力を見せてみろ!」

 そして思いっきり地面の瓦礫を蹴り、走り出す。

 

 体が軽い。とてつもなく軽いおかげで物凄いスピードで走れる。恐らくノーマル時の数倍のスピードは出ていることだろう。

「速い」

 バークも驚いているって事はバークにとって予想外のスピードなのだろう。

「残像!」

 すると通常の数倍のスピードが出ているだけあって普段は3人程度しか出せない残像が今は10人程出ている。

 そしてその10人全員で霊縛波を作る。

 一人しか本物は居ない。この全員で襲いかかれば流石のバークだって──

「回し蹴り」

 するとバークは回し蹴りをする。その衝撃波によって俺の残像は次々に消え、本物の俺はジャンプで回避する。

「残像は効かないってか」

 あいつに残像は効かないらしい。残像で取り囲んでも衝撃波であぶりだされてしまう。

「だがまぁ、勝負はこれからだ!」




 はい!第71話終了

 遂に発動クレア装。

 クレア装の身体能力upの力凄いですね。

 さて、次回は真対バーク最終決戦です!

 それでは!

 さようなら

好きな神は?

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