底辺剣士の成長記   作:お稲荷さん。

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新小説です。
あまり文章力ないので、
アドバイスあったらどんどんお願いします。


第一話『全ての始まり』

俺の名前は、黒金 迅人(くろがね はやと)

俺が生きてる世界では、人間がランク付けされている。

ランクはSSSランクからFランクまである。

当然、SSSランクはかなりいい扱いをされている。

一方で、Fランクは...扱いは最悪だ...邪魔者扱いされ、

本当に同じ人間なのかと思う時がある。

え?何故こんなに知ってるかって?

俺は、ある日の出来事でFランクになってしまった。

その前はBランク...まぁ、もう気にしてないが。

それは...俺が5歳の時だった...

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

迅人5歳。

 

「おかあさーんお腹へったー」

迅人は、毎日欠かさず行っている道場の掃除の手伝いを終えて、いつも通り昼飯を食べに家に戻る。

毎日変わらず平和的な生活を送っていた。

迅人の両親は、母がSランク、父がAランクの剣士だった。

今日もいつものように昼飯を食べる、筈だったのだが。

「君が黒金迅人君かな?」

迅人は見知らぬ男?に話しかけられた。

「おじさん、だれ?」

おじさんと言われて悲しかったのか、男は少しへこむ。

「おじさんと一緒に、面白い所に行かないか?」

迅人は反射的に察した、

この男について行ってはいけないと...

「おじさんと一緒にいれば、君は幸せに生きる事ができる。」

男は、だんだん近づいてくる。

「おじさん、こわい。」

迅人は警戒した。すると男は、

「来いっていってんだろぉが!」

「ひっ...」

男は急に態度を変えて怒り出した。

迅人は更に怯える。

「今すぐ迅人から離れなさい。」

迅人は泣きそうな顔で声がした方を見た。

そこには、想像した通りの人が居た。そう...

迅人の母、黒金優子がいた。

「お...おかあさん...」

「もう大丈夫。あなたは私が助ける。」

優子は手を前にかざして、こう言い放った。

「私が相手よ......装備...真剣『十六夜』」

男は驚いているようだった。

だけど、すぐに表情が変わった。

「Sランクか...分が悪いが...餓鬼を手に入れるだけなら

問題ねぇな。装備ぃ!邪剣『イフリート』」

迅人は助かったと思っていた。

だけど、その希望はすぐに消えた。

「Sランクも対した事ねぇな、さっさと殺すか...」

男は余裕な様子だった。

「このままじゃ...負ける。」

優子は、余裕がなかった。さっきから、表情が険しい。

全く剣術を習った事がない迅人でもわかった。

Sランクの母親が、完全に押されていると。

「優子!俺と変われ!」

正直、今変わっても、状況が悪化するのは、確かだった。

遅れてきた迅人の父、黒金剣人は、そう叫んだ。

「無理よ!こいつ...強い。」

その後も戦いは続いたが、

男には、傷一つつけられなかった。

「よし...じゃあこの餓鬼は俺様が連れて行くぜ」

無理矢理連れていかれそうになった時、

黒金家で最も強い元SSSランク剣士が来た。

「待て......私が相手だ...」

迅人の叔父の黒金剣三だ。

「あぁん?何だジジイ」

「その口...切り落とすぞ...装備...妖刀『黒雷』」

剣三は一瞬で間合いを詰め、その刀を横に薙ぎ払った。

「ぐっ......」

男は腹を押さえて後ずさりをする。

「まだやるか......死にたいなら続けよう...」

男は悔しそうな表情をしたあと、こう言った。

「お前ら...周りが見えてねぇぞ?

解放......『魔の呪縛』...」

剣三は目を見開いた。

「しまったっ!私とした事が」

狙いは剣三ではなく、迅人だった。

「何...これ...」

迅人の周りに不思議な霧がたちこめる。

その後、迅人の体に衝撃が走った。

「がはっ‼」

言葉で言い表すなら、

力を体の芯から吸われる様な感じだ。

そして、迅人は気を失った。

「迅人ぉおお‼」

それが、迅人の呪縛の始まりだ。

目が覚めたら、見慣れた天井が視界に入った。

「あれ...ここ...」

「起きたのね!大丈夫?変じゃない?」

優子は心配だったのか、泣きそうな顔で聞いてくる。

「うん。だけどなんだか力が出ないや...えへへ。」

迅人はゆっくりと、はっきりと話した。

「力が出ない......まさか!」

優子は焦った様子で迅人の胸の上に手を当てた。

「マナが感じ取れない......やっぱり...」

「おかあさん、マナってなあに?」

「マナはね、戦う為に必要な力なの、それがないと、

おかあさん達みたいに、武器を出せないのよ。」

優子は内容を整理しながら、

わかりやすく迅人に説明した。

「じゃあおれは...おかあさん達みたいに戦えないの?」

迅人は悲しい様子で優子に聞く。

「戦えない訳じゃないわ。でも難しいわ。」

優子は心を押し殺してそういった。

「おかあさん...」

優子はその後迅人が言った言葉に驚愕した。

「俺に戦いをおしえてください。」

優子は覚悟を決めた表情でこう言った。

「わかったわ。迅人の覚悟...受け取った!」

それから、迅人の稽古は始まった。

だけど、大きな問題があった。

まず一つは、迅人にマナがないこと。

二つ目は、技を出せないこと。

この二つの問題を解決しなければ、迅人は戦えない。

「495...496...497...498...499...500......

や、やっとおわった......はぁ...はぁ............」

「お疲れ様、よく頑張ったわね。迅人すごいわ♪」

迅人がまず始めた稽古は、素振り500回だった。

5歳の子供には過酷すぎるかもしれないが、

迅人が自ら要求した数字だ。

「そんなにやってつらくない?」

優子は心配そうに迅人に聞いた。

「つらくない!

俺は、おかあさん達みたいに強くなりたいんだ。」

迅人は、はっきりとそう言い放った。

それから、さらに激しくなっていった稽古だったが、

迅人はそれをすべてこなし、徐々に腕をあげていった。

時には、2日寝込む程疲労した時や、全身打撲など、

つらかった事は言いきれない程たくさんある。

そしてそれらを乗り切って8年...

黒金迅人13歳...

今日は待ちに待った入学式。

今年から迅人は中学生になる。入学する中学校は、

強い剣士になりたい奴は誰もが希望する...

あの「剣聖中学」だ。

入学式では、生徒のレベルをある程度知るために、

実力測定がある。その生徒のスキルや、流派など、

色々な事を確認される。そして、

その成績で、クラス分けをするみたいだ。

迅人は小学校の間は、一応Cランクだった。

普段稽古しているおかげか、あまり苦労はしなかった。

実力測定の内容は、石像...と言ってもかなり硬い素材で

出来ているそれを、支給されたフォトンソードか、

自分の手や脚で叩き割るのどちらかだ。

迅人はマナがないので後者のやり方でやるしかない。

「フォトンソード...か...」

使えないが一応受け取ったそれを、迅人は眺めていた。

「使ってみたかったなー......」

気になるのに使えない。こんなに嫌な事はない。

見た感じ、今の所俺より先に測定している人達は、

みんなフォトンソードを使っているようだ。

「あれ殴る蹴るでどうにかなるもんなのかね」

見た感じ、石像はかなり硬そうだ。

「次...黒金迅人!」

「はい!」

ついに迅人の番がやってきた。

「ふぅ.........よし...」

迅人は構える。単純な、蹴りの構え。

「はっ!」

ドカン‼

蹴りが当たるのと同時に、石像が砕け散った。

「何っ!?」

審査員らしい人が口を開けたまま驚いている。

「終わりましたけど...」

迅人は落ちついた様子で審査員にそういった。

「黒金迅人...石像粉砕...合格...」

審査員は驚きが隠せない様子でそう言った。

「では失礼します」

迅人の入学式はこうして始まった。

この後も、色々測定はあったが、一応合格だった。

こうして迅人の中学校生活が始まった。

 




見てくれた方、ありがとうございます!
更新はあまり早くないかもしれませんが、
次回も見て頂けたら有り難いです。
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