天才少女に手を惹かれて   作:あまぽー

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更新遅くなりました! 天駆けるほっしーです(^O^)

パスパレイベいいですねぇ~♪私も頑張ってますのでマッチングで見かけたら是非フレンド申請お願いします♪


新しいガチャ回しました!虹背景でやったー!と喜んでたら彩ちゃん、千聖ちゃんではなく七夕の紗夜ちゃん出ました!(・・;)


でも!ロゼリア☆4全くいないので良かった~♪
いぇい☆

紗夜ちゃん出たので近いうち紗夜ちゃんの話も考えてます!


さてさて、今回から友希那ちゃんがたくさん出ます!推しの方々お待たせしましたー!(*^▽^*)


ではどーぞ!



第11話 猫の魅力は、彼女を動かす。前編

日菜と仲直りしてから数日が経ち気がつけば運動会の1週間前だ。

 

 

あれから変わったことは特にはないがしいて言えば、日菜との時間が増えたことか。

 

天文部に入部し夕方までのんびり話したりトランプをしたりして過ごす。

 

そして夕暮れ時に話しながら空の星を探したりする。

 

 

そんな生活だ。もちろん遅くなる時は連絡を入れる。

 

…何故か俺が紗夜にな。

 

 

『弘人さんが一緒なら安心ですので』

 

 

そこまで信頼されると逆にプレッシャーなのだが…。

 

さて、日菜を家まで送り、自宅へと帰る。

 

 

部屋で着替えているとズボンのスマホがブルブルと震えた。

 

取り出してみると新着メッセージが一件。

 

 

友希那からだった。

 

 

『リサから聞いたわ、最近色々あったそうね』

 

 

げ、知ってたか。

 

 

『まぁ、色々あったな…』

 

 

『私には直接話してくれなかったわね?』

 

 

え?怒ってらっしゃる?とりあえず謝っとこう。

 

 

『すまん、今度埋め合わせするから』

 

 

『弘人が私を満足させられるとは思わないのだけど』

 

 

随分とナメられてるな、俺。

 

友希那、俺には"切り札"があるんだぞ?

 

 

とうとう使うときが来たか。

 

 

 

 

 

―『友希那、猫カフェって知ってるか?』―。

 

 

 

 

 

 

 

――次の日。

 

 

「ふあぁぁ~…」

 

 

「弘くん、随分大きな欠伸だねー」

 

 

「あぁ…ちょっとな…」

 

 

日菜と登校しながら俺は眠気と戦っていた。

 

 

あの後、友希那から質問攻めにあったのだ。

 

 

建物の場所、名前、営業日までは答えられた。だがな、

 

いる猫の種類なんて分からねーよ…。

 

 

半目で登校する俺を流石に変に思ったのか日菜は心配そうな顔で続けて言った。

 

 

「あんまり夜更かしすると倒れちゃうよー?」

 

 

「倒れたりはしねーから安心しろって」

 

 

徹夜でゲームをやってきた男子はこれしきではやられはしないのだ。

 

 

だが眠いものは眠い。

 

 

学校について日菜とリサの話をぼんやりと聞き、いざ授業に入ると俺はまどろみの中に意識を沈めていった。

 

 

 

「―きなさい」

 

 

ん?誰かがなんか言ってるな。

 

 

「――人」

 

 

まぁもう少し寝かせてくれ。

 

 

「起きなさい、弘人―」

 

 

次の瞬間、俺は誰かに右耳をグイッと引っ張られた。

 

 

一気に意識が覚醒する。

 

 

「いってぇ!誰だ!」

 

顔を上げて右を見るとそこにいたのは――。

 

 

「やっと起きたわね、弘人」

 

 

俺の睡眠不足の原因、友希那だった。

 

 

 

 

 

一応男子にぶっちぎりで人気のある友希那がクラスに来たことからウチのクラスは騒然としていた。

 

日菜とリサは友希那が来たことに喜んでいたのだが…

 

 

「え?あの湊さんにも手を出してるの…?早川くんっていったい何者…?」

 

 

「まだよ!…まだ私は早川くん×高村くんだって信じてるから…!」

 

 

 

「オイオイオイ、まただアイツ」

 

 

「おのれ、早川…」

 

 

「怨怨怨…」

 

 

「別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」

 

 

 

またか、また男たちから逃げなきゃいけないのか…。

 

そう考えていると誰かに肩を掴まれた。

 

祐哉だった。

 

 

「弘人、お前はよォ…」

 

 

祐哉は何故か泣いていた。

 

 

 

そんな祐哉の手を俺から払い除けるように退かして友希那は言った。

 

 

「私は弘人に用があるの、退いてくれないかしら」

 

 

急に話しかれられたのがびっくりしたのか祐哉はわたわたとしながら言った。

 

 

「湊さん、お、俺はですね…」

 

 

「退いてくれないかしら、邪魔よ」

 

 

友希那は祐哉にキッパリと言うと、ショックを受けたような顔をしてからか笑顔になった。

 

 

「こ、これはこれでご褒美だな…!」

 

 

…コイツはブレねぇなぁ…。

 

 

「んで?友希那、俺になんの用だ?」

 

 

話が全然進まないから俺から切り出す。

 

 

「弘人、今日は予定あるかしら?」

 

 

 

「うーむ、日菜。今日部活は?」

 

 

 

「うーん、今日はアタシ行きたいとこあるから…

友希那ちゃん!弘くん貸してあげるっ!」

 

 

俺はお前の所有物か!

 

 

「…どうやら大丈夫そうね」

 

 

 

「そうだな…なんかあるのか?」

 

 

 

そして友希那の一言で教室の時間が止まった。

 

 

 

 

 

 

 

「弘人、私と放課後デートしなさい」

 

 

 

 

 

…………

 

 

………

 

 

……

 

 

 

 

 

 

え、デートってあのデート??

 

 

 

 

 

???「時は動き出す………」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「えぇぇーッ!!??」」」」」」」

 

 

「弘人、私おかしいこと言ったかしら…?」

 

 

 

「マジかよ…」

 

 

 

 

 

友希那よ…このタイミングで言うことか…それ?

 

俺は手を額に当ててため息をつくしかなかった。




前編は以上です!

皆さん楽しんで頂けましたかー??

思ったら即行動。今回の友希那ちゃんは純粋かつ大胆ですねー笑(・・;)


次回の後編では放課後に二人でデート回です。


お楽しみに~(*^^*)ノシ

今後見たい内容は?

  • 氷川家へのお泊まり
  • 日菜とのデート回
  • リサとのデート回
  • 主人公のバイト探し

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