いつもよりも更新早くて驚いてますか?笑っ
実は日刊ランキングで12位になりました!ヽ(*゚∀゚*)ノ
皆さんが読んでくれるなら頑張っちゃいますよ!
さて、今回はリクエストよりあの子が登場します。
もちろん紗夜ちゃんも出ますよー!(`・ω・´)ゞ
会計を済ませて店を出る。
店員の子は店の外まで見送ってくれた。どうやら男性の店員に対して「お父さん」と声をかけている様子からお店の手伝いをしているむすめさんだろう。どおりで若いわけだ。
今回はケーキ食べれなかったからまた来よう。そう思いながら店を後にした。
紗夜の後ろを歩きながら訊ねる。
「なぁ紗夜、出掛けるのはいいんだがどこに行くんだ?」
「ショッピングモールに向かいます」
「何か買うのか?」
「えぇ…父の日が近いのでプレゼントをと思いまして」
「父の日か…」
どうやら俺が呼ばれた理由はこれだな。
「その、男の人の喜ぶものが分からなくて…」
紗夜は凄く申し訳なさそうな顔をしながら言った。
「男友達とかは?」
「仲のいい男性なんて私には弘人さんしかいませんよ?」
喜んでいいのか微妙なとこだな…
「参考までに訊くが去年はどうしたんだ?」
「去年は…受験の事ばかりで忘れていました」
「そ、そうか…」
まぁいい…せっかく出掛けるんだし、楽しまないとな!
15分後…ショッピングモールに着いた俺たちは紳士服が売られているコーナーに向かう。
紗夜の話では紗夜のお父さんは仕事でスーツやネクタイを着用しているが、あまり種類が多くないためバリエーションに欠けているとのことだ。
ならばまずは無難にネクタイからにしておこう。
ネクタイの売り場にたどり着いたが、さすがここいらで一番大きい店だけあって種類が多い。
紗夜がおもむろに手にとって値札を見て顔を青くしていた。
…どうやらいい値段の物だったらしい。
「はぁ…弘人さん、どれを選べばいいのでしょうか?」
「とりあえず色で選んでみなよ」
「色…ですか?」
「そそ。こーいう時は本人に似合う色より好きな色を選んで渡されたほうが嬉しいと思うぞ?」
「そうですか…」
紗夜はネクタイ売り場をぐるりと回ったのち水色と白のストライプ柄と黒と紫のチェックの二種類を選んだ。
会計を済ませて紙袋を受けとると嬉しそうに抱えていた。
「改めてありがとうございます、無事に決められました」
紗夜はフッと微笑むとそう言った。
「気にすんなよ?困ったときはお互い様だろ?それに、さ」
「それに?」
「紗夜はもっと笑ったほうがいいぞ、可愛いし」
「か、かわっ!?///,」
紗夜の顔が一気に真っ赤になった。
…褒められ馴れてないのか?
「と、とりあえずお手洗いに行ってきます!」
「あいよ」
パタパタと駆けていく紗夜を見送りながらベンチに腰掛ける。
スマホでアプリゲームをしようとした時だった。
震えるような声が耳に聞こえた。
「ふぇぇ…」
顔を上げると水色の髪の女の子が辺りをキョロキョロと見ながらあっちをふらふら、こっちをふらふらとしていた。
「ふぇぇ…千聖ちゃぁん…どこー…?」
あー…もしかしてこの子迷子?しかし、歳も中学?くらいか
「ふぇぇ…」
…このままにしておけないな。
紗夜にちょっとだけ待っててくれと、メッセージを送り少女に声をかける。
「…えーっと、大丈夫か?」
19話はここまでです!ヽ(*゚∀゚*)ノ
タイトルで分かった方も多いと思いますが花音ちゃん登場☆
可愛いですよね~♪(‘ω’*)
なんか中途半端なところで終わってしまったので次回も投稿早く上げますね!
よろしければ評価、感想お願いします(*ノωノ)
ではまた~(*^^*)ノシ
今後見たい内容は?
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氷川家へのお泊まり
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海
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日菜とのデート回
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リサとのデート回
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主人公のバイト探し