天才少女に手を惹かれて   作:あまぽー

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こんにちは!天駆けるほっしーです!o(>ω<)o


VRでバイオハザードやってみたのですが…すごく怖かった( TДT;)



ではでは早速25話をどーぞ!始まり始まり~(‘ω’*)



第25話 早川弘人はゆっくり休みたい。1日目①

さて、俺こと早川弘人は平凡な日常をこよなく愛する男だ。

 

学校生活から私生活も静かにのんびり暮らす、平和を享受出来ることこそ今の若者の特権だろう。

 

しかし、最近の俺はどうにも忙しかった。

 

他人のためにここまで必死に頭を回して、体を動かしてどうにも俺自身のキャパシティをオーバーしてたと思う。

 

え?だからなんだって?…まぁそう言うな。

 

 

 

つまりな、それらの過程を経て俺は体調を崩した。

 

医者に見てもらったら疲労とストレスからだそうだ。

 

土日以外学校休めるってのはいいんだが…

 

日によって色んな奴が来てくれた。

 

そんな3日間を話すとしよう。

 

 

 

 

1日目の朝はやたらと倦怠感に包まれた体を動かしてから始まった。

 

 

スマホのアラームを止め時間を見ると6時半と表示されている。

 

「さてと…」

 

顔を洗って歯を磨き、机の上の宿題を教科書と一緒に鞄に放り込む。

 

いつの間にか俺の机には天体関係の本が増えてきていた。

 

これも天文部に入ったからだろう。まぁ、元から星には少し興味あったけど。

 

着替えをすませてご飯を食べ、家を出る。

 

暫く歩くといつもの場所に日菜が待っていた。

 

 

「あ!おはよー…弘くん」

 

 

「おう…おはよ」

 

 

「…?弘くんどうしたのー?」

 

 

「いきなりなんだ?」

 

 

「今日の弘くんなんだかいつもと違うよー?」

 

 

「そうか?特に変わりは無いけどな」

 

 

「そうかなー?」

 

んー?と日菜は首を傾げる。

 

 

別に髪型を変えたりもしてないしな…もしあるとしたら…そうだな、これだろう。

 

 

「ただ、怠い」

 

 

「あたしは眠い~」

 

 

そんな風にぐだぐだとしながら学校に向かった。

 

 

 

一時間目の数学を適当に聞き流して二時間目の古典を受けている時だった。

 

 

…頭がボーっとする。

 

 

教科書の古文がモヤモヤしてよく読めない。

 

「この問題を…早川くん。訳してみて」

 

 

先生に当てられた。

 

あぁ、こんな時に…!

 

タイミングの悪さに苛立ちを感じながら顔を上げる。

 

 

黒板の文をなんとか理解して書きに行こうと立ち上がった時、足の力がガクッと抜けた。

 

 

…え?

 

 

視界がぐるっと回る。

 

 

 

「早川くん!?」

 

 

 

――後頭部に強い衝撃。

 

 

 

次に視界に映ったのが教室の天井だった。

 

そして遅れてくる痛みと吐き気。

 

駆け寄って来た日菜、リサ、裕哉の姿が見えた。

 

 

 

「弘人!ねぇ弘人!!」

 

 

「誰か!保健室の先生を呼んできて!」

 

 

「オイ!弘人!しっかりしろ!!」

 

 

「弘くん!しっかりしてよ!!」

 

 

 

倒れて頭を打ったと理解したこは俺の意識は途切れる寸前だった。

 

 

 

日菜が朝言ってた「いつもとの違い」ってのは俺の体調の事だったのか…相変わらず伝わりにくいとこはまだまだあるぞ日菜?

 

そう思いながら俺の意識は途切れた。




さて、25話はここまで!( TДT;)

次回は早めに更新出来ればいいなぁ…( ̄ω ̄;)

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こんな話も見たいというかたはどんどんリクエストお待ちしています!

それではまた(oゝд・o)ノシ

今後見たい内容は?

  • 氷川家へのお泊まり
  • 日菜とのデート回
  • リサとのデート回
  • 主人公のバイト探し

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