天駆けるほっしーです!
今回は紗夜さん回です!
ではどうぞー(‘ω’*)
窓の外を飛んでいく鳥の声と朝日で目を覚ます。
昨日はリサと友希那が来てくれたのが正直嬉しかった。
帰った後に静寂を味わうとちょっと来るものがある。
熱を測ると昨日よりは少し下がったようだ。ゆっくり身体を起こし、シャワーを浴びに下に降りる。
脱衣所にて服を脱いでいるとスマホが鳴った。
紗夜からのメッセージだった。どうやら今日の放課後向かうとのことだ。
それまではゆっくり休めそうだ。
そう思いながら風呂場に入りシャワーを頭から被った。
「冷たっ!」
お湯が出るには時間がかかる。そこまで頭が回っていないほど体調にはまだ余裕はないようだ。
お風呂から上がりご飯を簡単に済ませて再度横になるとあっという間に眠りに落ちる。
次に目を覚まし時間を確認するともう4時過ぎだった。
「……思ったより寝てたな」
スマホを見ると新着メッセージが一件、紗夜からだった。
『学校が終わりましたのでこの後お邪魔します』
相変わらず几帳面な性格だな。
「えーっと『スマン、玄関は開けてあるから勝手にどうぞ。…あと2階の部屋だ』…っと」
返事を済ませてスマホをスリープモードにしてぼんやり外を眺める。
それから15分くらい経っただろうか。
外のインターホンが鳴った後に扉を開ける音が聞こえた。
そうだ、寝たふりして紗夜の反応を見てみよう。
俺はふと湧いたイタズラ心に突き動かされるように目を閉じる。勿論、薄目で確認を忘れない。
トントントン…と階段を上がる足音の後に部屋の扉がノックされる。勿論返事はしない。
「お邪魔します。弘人さん…あぁ、寝ていたのですか」
スマン紗夜、起きてるわ。
心の中で謝罪しつつ寝たフリを続ける。
紗夜は何か買ってきたのかビニール袋を置いてガサガサと中の物を取り出す。
体温計、熱冷ましシート、スポーツドリンク…etc.
わざわざ用意してくれたのか…。
それらをテーブルに置いてギターケースを壁に立てかけてから俺の寝ている脇に正座で座る。
そろそろ目を開けるかな。
そう思ったときに紗夜の手がふわっと俺の頬に触れた。
「ふふっ…意外と寝顔は可愛いのね」
普段あまり見せないような柔らかい笑みを浮かべて言った。
「こんな機会でもないと貴方に触れることも出来ないのがもどかしいわ。私も日菜みたいに素直になれればいいのだけど…」
こ、これは…起きてるのがバレたらマズイ!
しかし、ふと紗夜の髪が俺の鼻に触れた時にそれは来た。
鼻がムズムズしてきた。
あぁ…、これは…抑えられん。
「ぶぇっっっくしょん!!」
「きゃっ!」
慌てて寝たふりを継続するが遅かった。
「…いつから起きていたのですか?」
「えーっと…ずっと起きてました」
「~っ!!」
次に目にしたのは顔を真っ赤にした紗夜が右腕を振りかぶる姿だった。
バチィィィィン‼
興味本意で人をからかうもんじゃないなぁと頬の痛みを感じながら反省する俺であった。
次回2日目の後半も紗夜さんです。(*ノωノ)
感想、リクエスト、評価よろしくお願いしますヽ(*゚∀゚*)ノデハマター
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