最近は暗い話題ばかりで気持ちが沈み気味ですね。
この小説を呼んでくださった方々少しでも多くの人が明るくなって
貰えたら嬉しいです(*´ω`*)
食べ終えた後は食器を3人で片付ける。
最初は紗夜がゆっくりして下さいと言ったが、流石に好き勝手に
使ったからそのままというのはいくらなんでも悪い。
紗夜が洗って俺が拭く。そして日菜が棚へ閉まっていく。
やはり1人で片付けるより早いなとぼんやり考えていると日菜が思い立ったように言った。
「ねーねー、お風呂誰から入る?」
風呂の順番……そういや考えて無かった。
まぁ俺は後回しでいいだろうと思い日菜へ食器を渡しながら答えた。
「俺は最後でもいいぞ。順番に拘りないしな」
「それじゃ日菜が1番に―――」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
いきなりフライパンを擦っていた手を止め紗夜が言った。
「どうした?紗夜」
「どうしたの?おねーちゃん」
紗夜は泡だらけの手をサッと流してこちらに顔を向けて続けた。
「弘人さんが最後に入るということはつまり……私の後に入るという事ですよね?」
「まぁそうなるな」
「い、嫌です!」
「おねーちゃん!?」
刺さる一言。
あれか、思春期の娘が父親にやるというアレか。
父親と洗濯物とか一緒に洗いたくないってやつ。
何となく父親の気持ちが分かった気がする。
それなら俺が紗夜より先に入ればいいだけだ。
そう思っていると紗夜が日菜に何か耳打ちする。
「……それならあたしも弘くんに先を譲ってあげるね」
「なっ……!?」
まさかの日菜からもか。
コイツはあまりそういった事は気にしなそうなのに!
「ならその順番で」
「うん」
「……おう」
再び食器を片付け始めた二人に動揺を悟られないよう作業を再開することにした。
*
風呂を終えた俺らは新しい問題にぶつかった。
俺の寝床だ。
正直なとこ寝れればいいからこのまま居間の床でも構わないと言う俺に対して2人はこれを断固拒否。
「弘くん、あたしの部屋でもいいよ!寝るまでいっぱい話したいし」
「日菜!?」
「いや、流石に同じ部屋は……」
親しき仲にも礼儀あり。
俺と日菜と言えどいい歳の男女だ。
それは駄目だろう。
これは学校で模範に厳しい紗夜が黙っていないだろう。
そう思って紗夜のほうを見ると紗夜は頬を赤らめてからやや強い口調で日菜に言った。
「日菜、それは駄目よ!」
「えー!何でー?」
「そ、それは……弘人さんがあなたを襲うかもしれないでしょ?」
「いや、襲わないからな?」
「弘くん……あたしってそんなに魅力ない……?」
うるうると涙目で口元を抑える日菜。
しかし、指の隙間から笑っているのが分かった。
名演技しやがって!
「日菜が魅力ないって言いたいんですか弘人さん!」
「えっ?なんで俺怒られてんだよ……んなことねぇと思うぞ」
「当たり前です。少しでも不安要素があるのでやはり駄目です」
「むー、ざんねーん」
「なので私の部屋で様子を見ます」
「おねーちゃんずるい!実は弘くんと寝たいだけなんじゃないのー?」
「ち、違うわ!あなたの部屋に行かないように様子を見るだけよ」
様子を見るって何だよ、俺は拾われた犬か何かか。
「顔赤いけどー?」
「大きな声を出してるからよ!」
ワーワーギャーギャー
「やっぱり居間に1人で寝かせてくれ……」
俺を置いてお互い譲らない二人の会話は2時間にも及んだ。
二人を止めるのは料理をするよりも何倍も疲れた。
長くなりそうなのでここで1度切ります…( ´•д•` )
次回も頑張りますので感想、アドバイスありましたら遠慮なく
お願いします。
*˙︶˙*)ノ"マタネー