天才少女に手を惹かれて   作:あまぽー

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お久しぶりです。

最近は仕事か多忙で更新出来ずすみませんでした!m(_ _)m


第42話 リビング、無音、布団にて②

2時間近くの姉妹の攻防の末、仲介役の俺が中立案……つまり

俺がリビングを借りて寝ることを強気の提示したことで

幕を閉じた。

 

これ以上貴重な休日の睡眠時間を削られたくないと判断したからだ。

 

 

敷いた布団に横になると気持ちが落ち着いて自然と息が漏れた。

天井を見ながらふと考える。

 

二人もそれぞれ部屋に戻ったのだろうか?

 

先程まで賑やかだった氷川家は今や人が居ないかのように静まり返っていた。

 

あまりにも静かだと逆に気になって寝られないんじゃないかとも思ったが、慣れない場所で過ごすというものは新鮮でもあるが無意識に疲労が蓄積するものらしい。

 

つまりだ、俺もすぐに眠りに入ることが出来た。

 

最後に頭に浮かんだのは明日の朝食についてだ。

 

買ってきた材料から卵料理とベーコン、あとは味噌汁でいいか。

 

米はセットしてあるし一応パンも買ってある。

 

卵料理はー…卵焼き?スクランブルエッグ?2人はどれが好みなのだろう?

 

ふわふわオムレツ!とか日菜言いそうだな。

 

 

明日もまた騒がしくなるだろう。

 

心の中で苦笑しつつ俺は睡魔に身を任せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「アタシがこんな時間にトイレに起きるなんてな〜」

 

 

1人で呟きながらトイレを出て手を洗う。

 

アタシは寝る前にはいつもトイレに行くし、寝付きがいいから夜中にトイレに起きたりなんて滅多にしない。

 

弘くんが来てるからちょっと変わったのかな?

 

そう思ってリビングの前の廊下を通ると扉のガラス越しに彼が寝ている布団が見えた。

 

少し立ち止まりある考えが浮かんだ。

 

弘くんの寝顔撮っちゃお!

 

ポケットからスマホを取り出し、リビングのドアをゆっくり開く。

 

音を立てないようにそーっと布団へ近づいて見てみると深めに布団を被って顔がよく見えないが布団が彼の規則的な呼吸に合わせて揺れており、よく眠っているのが分かった。

 

ゆっくりと布団に横になって布団をめくると弘くんがすーすー寝ていた。

 

スマホを構えて1枚撮る。

 

無音の部屋にシャッター音が響くが起きる様子はナシ。

 

そう思ってスマホを再度見ると画面越しに弘くんの唇が目に止まった。

 

弘くんが体調崩した時に彼の家でしたキス……。

 

思い出すと不思議とドキドキが止まらなかった。

 

 

 

今なら…また……。

 

 

そう思ってゆっくり体を彼に近づけた時に彼の腕が動いた。

 

かなり近づいていたアタシは反応出来ずあっという間に彼に抱きしめられていた。

 

ドキドキがどんどん大きくなってきた!

 

 

「……弘くん??? 」

 

「……」

 

 

返事は帰ってこない。

 

ゆっくりと顔を上げて顔を見ると……。

 

変わらずぐっすり寝てる!?

 

でも腕に力がしっかり入ってて抜け出せない。

 

何より弘くんの温もりと匂いに包まれると……。

 

幸せな気持ちで溢れてアタシは安心するように寝てしまった。

 




次回は紗夜の番です!(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
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