天才少女に手を惹かれて   作:あまぽー

8 / 44
どうも~天駆けるほっしーですよ~(^∇^)


とうとう…お気に入りが100を突破し110人に!

更に☆9評価つけてくれた
とーーーーーーーーすと さん!


本当にありがとうございます!m(__)m


これからも頑張って盛り上げていきますよー!


さてさて今回は日菜の部活の部活の話から始まります。

更に同じ学年なのに出てこなかったあのキャラが登場!(°∀°)
イベントでは日菜ちゃんとの絡みが面白かったですね!



余談ですが日菜ちゃん欲しさに回しても出ませんでした…orz

悲鳴をあげる私を見て母親が「友希那、友希那言ってたと思ったら今度は日菜?名前呼びすぎたから来ないんじゃないのー?」と言ってました。


…物欲センサーですかねぇ?(>_<)



第7話 男子より男らしいのは儚い?前編

男らしさとは何か…それは男女ひとりひとりによって感じ方が違うものだろう。

 

 

国によっても違うらしく例えばイギリス。

 

イギリスでは古くは騎士道にのっとった生き方が男らしい、と思われていたがその後、紳士的であることが最大の男らしさと考えられた。

そして紳士道からレディーファーストって考えが発達し、ただ力を誇示するだけでなく、女性を尊重してこそ男らしいとされる文化が発達しているそうだ。

 

◯ikipediaさん ありがとう。

 

 

日本では武士道にのっとった生き方をすることだろう。

 

 

「まさにブシドーですね!」

 

 

え?誰!?…気のせいか…。

 

 

まぁつまり男らしさとはかっこよさの追加ステータス

と俺は解釈している。

 

 

 

しかし、だ。もし男よりも男らしいと言われる女子がいたら…?というかいた。

 

 

そんな俺らよりも男らしい女の子との出会いについて話していこう。

 

 

 

 

午前の授業中から始まる。

 

 

古典の先生の話をやる気半分で聞いていると日菜が後ろからちょんちょんと背中を触った。

 

 

「弘くん、弘くん」

 

 

…さすがに授業中は小声か。成長したな~偉いぞー。

 

 

「なんだ?」

 

 

「あたし、部活決めたよー」

 

 

「そうかおめでとう、んじゃ後で聞くから」

 

 

そう言って前を向こうとしたら襟をグイッと引っ張られた。

 

 

「いてぇよ…」

 

 

「弘くん、部活は?」

 

 

「やってないな」

 

 

運動するのも大変だしのんびり帰宅部でいいさ。

 

 

「それならあたしと同じ部活やろうよー」

 

 

「考えとくよ」

 

 

 

そう言うと日菜は手を離してくれた。

 

 

 

 

 

日菜が気に入った部活…なんだろうな?

 

 

 

 

昼休みになるといつもの屋上へ。

 

 

今回もリサが「先に行ってて!」と言ってたから日菜と先に屋上に向かう。

 

 

 

10分くらいしたらリサはやって来た。

 

 

「ごめん!遅くなった!」

 

 

「リサちー大丈夫だよー」

 

 

「おう。用事は済んだか?」

 

 

するとリサの後ろから声がした。

 

 

「ええ、私も一緒に来たから」

 

 

 

「み、湊…」

 

 

「友希那と呼んでと言ったのだけど…弘人?」

 

 

ぐ、こいつは苦手だ。日菜と別の方向で考えていることが分からん…。

 

 

「弘くん、友希那ちゃんといつの間に仲良くなったのー??」

 

 

 

「ま、まぁ色々…な?」

 

 

リサは友希那の発言に驚いてぽかーんとしていた。

 

 

「うっそ…友希那が男子を名前でに呼んだの初めてじゃない?」

 

 

え?マジか。でもな?俺は何もしてないぞ??

 

 

 

「そうかもしれないわね…それより弘人、貴方の連絡先を教えて頂戴」

 

 

あぁ…はいはい連絡先か。

 

 

制服のポッケからスマホを取り出す。

 

 

友希那もスマホを取り出したのだが…。

 

 

「友希那ちゃん、その猫かわいいねー!」

 

 

「友希那~かわいいのつけてんじゃん♪どしたの?」

 

 

スマホに付いていたのは紛れもなく俺が友希那の怒りを沈めるために差し出した黒猫!

 

 

 

「…弘人からのプレゼントよ」

 

 

 

その瞬間屋上の風がより冷たく感じた。

 

あぁこれが空気が凍るというものか…。

 

 

「さ、そろそろ飯を食おうじゃ「「ちょっと待って」」

 

 

チィっ!逃げられなかったか。

 

 

「友希那ちゃんだけずるーい!あたしにも頂戴!」

 

 

「ふ~ん…弘人は友希那だけにあげるんだ?」

 

 

え?リサ怒ってる?そんな欲しかったのか…

 

 

「分かったよ…あとであげるからよ…」

 

 

「「ありがとう(ありがとねっ☆)」」

 

 

 

それからは友希那も入れて四人で話しながらご飯を食べた。リサのバイトが決まったこと。運動会の事とかを話しているとあっという間に時間になった。

 

 

 

教室に戻ってからスマホを見ると早速友希那からメッセージが入っていた。

 

 

『よろしく』

 

 

堅苦しいな…。

 

 

猫の『よろしくニャ』と書かれたスタンプを貼る。

 

するとすぐに返事がきた。

 

 

『可愛いわ』

 

 

始業の鐘が鳴ったためスマホをしまう。

 

 

…今度は猫カフェの場所でも教えるか。

 

 

そう考えながら先生を待つのであった。

 

 

 

 

 

 

時間が飛んで放課後。リサはバイトに行くため先に帰った。

鞄に教科書を詰め込んでいると日菜が声をかけてきた。

 

 

「ねえねえ、弘くん!」

 

 

「どうした?」

 

 

「この後部活あるんだけど見に来ない?」

 

 

ふむ…部活見学か。どうせ帰っても暇だしな。

 

 

「いいぞ」

 

 

「うん!るんってきた!先に行って準備してるねー!」

 

 

そう言って日菜は走って教室を出て行った。

 

 

「おい!何の部活なんだよ!」

 

 

急いで廊下を見るが既に日菜の姿はなかった。

 

 

 

何処に行ったのやら…とりあえず下駄箱を見る。ふむ、外靴があるから外には出てないな。とすると校内か…

 

 

俺は部室棟に向かう。途中メッセージを送ったが既読が付かなかったため気づいていないらしい。

 

 

部室棟を覗いて回る。とりあえず女子部活は省いてもいいだろう。俺は入れないから対象外だ。

 

 

それにしても奇妙な部活も多いな。

占い部、UMA研究部…部室に電気が点いてないが声は聞こえてくる…そっとしておこう。

 

 

 

そうして見ていると演劇部と書かれた部屋を見つける。

 

 

部屋を見ると1人の生徒が練習をしていた。

 

 

 

「ああ……風よ、吹け。 頬を吹き破らんばかりに吹け! 吹き荒れるだけ、吹け!」

 

 

「…すごいな」

 

 

しばらく見ているとこっちに気づいたのか演技を辞めてこっちに近づいてきた。

 

 

「おや?部活の見学かい?それとも、私に会いにきてくれたのかな?」

 

 

「スマン、どちらでもない。人を探していてな…」

 

 

「おや人探しか、どんな子猫ちゃんだい?」

 

 

子猫って…まぁいいか。

 

 

「氷川日菜って奴なんだが…分かるか?」

 

 

イケメンは納得したように頷いた。

 

 

「あぁ知っているとも」

 

 

そう話していると後ろから声が聞こえた。

 

 

「あ~!弘くん見つけたー!」

 

 

振り返ると日菜がこっちに向かってきた。

 

 

「来ないから探したよー!」

 

 

俺も探したさ。

 

 

「誰と話してたのー…って薫君じゃん!」

 

 

「やぁ子猫ちゃん、今日も美しいね」

 

 

「日菜、知り合いなのか?」

 

 

「うん!部活見て回ったときに仲良くなったの!」

 

薫と呼ばれたイケメンは思い出すように目を閉じて手を胸に当てて言った。

 

 

「あぁ…あの出会いは忘れられないよ…儚い…」

 

 

「あはは!薫君は相変わらず面白いなー!あたし、薫君大好きなんだー♪」

 

 

そう言うと日菜は彼の腕にくっついた。

 

 

「私もだよ、子猫ちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

…え?お前らそういう関係なのかーーー!?

 




ということで前編終了です。(°∀°)

弘人の前に現れたイケメン、薫とは…笑

前から登場させたかったので嬉しいです~♪

ただ台詞が難しい…(・・;)


次回
軽く日菜と弘人の関係に進展がある…かも?


後編もお楽しみに♪(*^^*)ノシ

今後見たい内容は?

  • 氷川家へのお泊まり
  • 日菜とのデート回
  • リサとのデート回
  • 主人公のバイト探し

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。