ベジータ独自のパワーアップだろう
超サイヤ人ブルー以上の洗練された気
恐らく常に体外へ放出する神の気を
より体内に凝縮し巡らせたのだろう
悟空の界王拳みたいなものだ
「へぇ…とりあえず1当たりしてみるかね」
先程よりも少しだけスピードを上げ
まっすぐ拳を突き出した
ベジータにしては珍しく無言
突きを紙一重で避けると反撃の回し蹴り
「むっ!」
咄嗟に左腕で受ける
するとベジータは
拳と蹴りのラッシュを仕掛けてくる
紙一重で避けていたが
遂に拳が被弾し
頬から出血した
「流石はベジータ、素晴らしいスピードだ…な」
ゆらりと右拳を前に突き出す
するとベジータが
全身を撃たれた様に吹き飛ぶ
音速拳
脱力からの
全身超瞬間加速
普通なら当たった拳をも破壊する
危険な技だがサイヤ人の
肉体強度ならではの威力である
「ぐっ…ジレンの野郎と同じ様な技か!」
「え…いや、違うけど?ジレンのあれは無意識に使ってるだろう?こいつは原理が違うんだ。拳だけでなく全身の間接を同時に駆動させる技さ」
まさか実際に出来るとは思わなかったが
サイヤ人の肉体は丈夫だし回復も早い
習得するのは簡単だった
更には改良型の音速拳も使える
「まぁ、習うより慣れろだ!おりゃおりゃ」
音速拳を連発すると
ベジータはなすすべなく
傷付いていく
「くっ…み、見えん…なんて速さだ」
「おいおい…俺はまだ超サイヤ人にすらなってないんだぞ?この程度なのか?」
あからさまな挑発だ
しかし、今のベジータには
荒療治が必要だった
「だまれ…だまれだまれだまれだまれ!!俺は…サイヤ人の王子…ベジータ様だァァァ!!」
舞空術で上空に飛び留まると
ベジータの両手に青い闘気が爆発的に溜まっていく
そしてガッチリ両手を合わせた
クウラ戦で見せた超ファイナルフラッシュだ
「おいおい…この辺り全部吹っ飛ぶぞ?仕方無いな…少し痛い目に合わせるか!!」
右掌に気を集中
ある程度溜まった気を
握り締めて圧縮させる
「くたばりやがれ…ファイナルフラッシュ!!」
「貴様の家族をも滅ぼしかねんぞ!反省しやがれ」
ベジータがファイナルフラッシュを撃った
まったく同じタイミングで
男もエネルギー弾を放った
結果は明らかだった
ベジータのファイナルフラッシュは
男の放ったエネルギー弾に貫かれ
ベジータに当たり爆発した
「ん?なんだこの違和感」
爆風が晴れると
黒髪に戻ったベジータ
仁王立ちでこちらを見ている
瞳の色が…銀
「ブルーは解けているのに…ベジータから得体の知れない熱が放出されている?」
突如、腹に衝撃が来た
ベジータの拳がめり込んでいる
「っ!せい!」
音速拳を繰り出すが
ベジータにはすり抜けるように
当たらない
「そうか…身勝手の極意って奴か!悟空が騒いでやがるな…ベジータは天才だな。紛れもなくな」
しかし
覚醒していない兆しって所だ
それならこれだ
「真・音速拳!!」
速さにこだわり
無数の見えない拳を放つ
音速拳
それをまさに一撃のみに総点を置いた
破壊力抜群、必中の音速拳
「悪いな…後はゆっくり寝てな」
男の拳はベジータの腹筋を貫き
ベジータはゆっくりと倒れた
今度こそ、意識を失った様子
かなり遅くなってしまいました
オーバーロードの執筆に時間が…
良かったら見てください。
ナザリックインカンフーマスターといいます。