ターレスが瓶に入った液体を飲み干すと
全身の筋肉が盛り上がり、爆発的に気が噴き出した
瞳は白く濁り正気を失ってしまったのかもしれない
「お前、そんなものに頼るなんてよ…馬鹿が」
超サイヤ人から超サイヤ人2へ
超サイヤ人3を飛ばして
悟飯の潜在能力解放(アルティメット化)
更にそこから神(ゴッド)の域まで一足飛びに
掛け上がっていく、肉体強度と気だけだ
それこそ無限に上がっていく
「フハァァァ」
「精神が追い付いていない。あれでは強くなった実感もないだろうね…みんな、後は任せてくれ」
悟飯とピッコロは私の言葉に頷くと
悟空とベジータを担いで離れた
正直助かるよ
「アハァ~イイ~キブンダ!」
「言葉が出てくるなら大丈夫だな。まずは一発」
硬く握り締めた拳を隙だらけの
ターレスの腹に打ち込む
衝撃が腹部から背中へ突き抜け爆風を起こす
「ガアアアアッ」
「…痛みを感じてないか、それなら」
ターレスの力任せのパンチを紙一重で避け
左をこめかみ、右で頬、両手で腹を連打
更に頭を掴み膝蹴りで顎をかちあげる
ガードを許さぬ猛烈なラッシュ
【爆裂拳】
拳のみで放つ衝撃拳の上位技で
打撃のバリエーションが多く
まず急所を攻め、確実に動きを止め
最後は浸透勁の連打で身体の内部へ
深刻なダメージを与える技
「がはっ…フハァァァ!!」
「痛覚麻痺、いや精神が痛みを凌駕しているな」
爆裂拳をまともに受け
内臓ボロボロだろうし
全身の骨も手応えから推測するに重度のひびor粉砕骨折
そんな状態で普通に動けているのだから
まともではない
「仕方ないな…物理的に動けなくする」
「…!?ヅアァァァァァァァァァ!!」
しかし
その考えはターレスの反応で消えた
瞳に色が戻り、その身に起こる激痛に叫び
いきなり転がりだしたのだ
「ハァハァ…時間切れ…か…俺…じゃなければ…死んでる」
「元に戻ったな。あの液体は何だ?説明しろ」
「く…くくく…誰が…答えるか…と言いたい所だがな…話したら俺を逃がせ…いいな?」
「いいだろう。さっさと話せ」
「こいつは神精樹の実を改良して抽出した薬さ」
ここにきて神精樹か
確かにターレスといえばだが
まさか量産しているのか
「あの実を…貴様一人ではないだろう?大方、どこぞで科学者でも拾ったか」
「驚いたよ、あんたは頭も良いみたいだな。デストロンガスも薬もアイツが作ったのさ…まぁ、利用し合う共犯者だな」
既に話せるぐらいには回復している
自然治癒上昇効果もある様だ
あんな薬が使われたら
弱体化している悟空達ではまずいな
「心配するなよ。俺が飲んだのは特別製でな…試薬だった物をかっぱらったんだ…もうない筈だ」
「それなら大丈夫か。約束だ、何処へでも行けよ」
「へへっ、恩に着るよ」
ターレスは何かのリモコンを操作すると
ターレスは一瞬で転移していった