怒りによって超サイヤ人ブルーに変身した悟空
ハッチヒャックが不敵に佇む
「正直、今のオラがどこまでやれるかわかんねぇ…だから一発でケリをつける!!」
悟空はかめはめ波の溜めに入った
ブルーの気が全て注ぎ込まれ
凄まじい奔流を巻き起こす
「くっ…孫に続け!」
ピッコロの言葉に悟飯が反応し
かめはめ波の体勢に入った
「激裂光弾!」
ピッコロは合掌し、エネルギーを溜める
セル戦の時に見せた切り札だ
「あのデカブツを倒す為だ…協力してやる」
ブルーに変身し、ベジータは自らの代名詞
ファイナルフラッシュの構えを取る
対するハッチヒャックは悟空達から距離を取り
両腕を交差した膨大なエネルギーを集中し始める
「皆、よく聞いてくれ…奴はあの技を撃った直後、硬直するんだ。つまりそこを狙うんだ」
「なるほど…胸にあるであろうコアを破壊すれば良いんですね?」
「最大の武器であり、弱点という訳か!」
「貴様ら…早く溜めろ。来るぞ」
5
4
3
2
1
「「「「波ぁぁぁぁ!!」」」」
勝負はあっさり着いた
ハッチヒャックは粉々に砕け散った
「あり?」
「おい、カカロット…なんだコレは」
「…孫!?」
「危ない!!うわぁぁぁ!!」
悟空を庇って悟飯がエネルギー弾を喰らった
その爆発は周囲を巻き込み、全員がふっ飛んだ
薄れ行く意識の中で、飛んできた方向を見ると外見が変化した
ハッチヒャックが佇んでいた
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「やれやれ…僕の野望がこんな形で達成出来るとはね」
「いや、お前の野望は叶わないよ」
悟空達が倒れ、絶対絶命の瞬間に到着した
あれがハッチヒャックか…随分変わってるな
「悪いが仲間達を殺させる訳には行かない」
「やっと制御を乗っ取れた…このパワー、気、タフネス…僕の理想の肉体を手に入れた。サイヤ人を抹殺して、全宇宙を支配するんだぁ!!」
ズゴォッ
ハッチヒャックは無名のパンチで壁にめり込んだ
「イタタタ!?痛い!!なにこれ…イッタイ!」
「目が覚めたか?なら構えろ。掛かって来い」
「ナニソレ…感じ悪いなぁ!殺す!」
壁から抜け出し、猛然と襲い来る
ハッチヒャックの攻撃をガードせず受ける
「あはははは!なんだよなんだよ!このままミンチにしてやるよぉ!!」
並みの人間ならぐちゃぐちゃになっているであろう
壮絶な攻撃を無名は微動だにしない
「はぁ…そろそろ良いか?」
「出来るもんならやってみなよぉ!!」
ノーモーションで正拳突きを打った
ハッチヒャックが連打を打っているにも関わらず
腹を突き破ったと錯覚する程の拳が突き刺さる
「ぐえぇ!?ば、ばかな…ゴフッ」
「悪いなぁ…終わりだ」
【爆裂拳・灼熱】
拳に集中させた気を爆発させると
同時に再生できない様に細胞を焼き尽くす
「さ、再生できな…」
「ふんっ!」
灼熱の拳をハッチヒャックに叩き付ける
ジュウゥゥゥと肉が焼ける音と匂いが
周囲に立ち込める
ハッチヒャックは今度こそ消滅したのだ