ハッチヒャックを倒した悟空達は
デストロンガスを中和した事で、今まで以上に
パワーアップした戦士達
悟空とベジータは超サイヤ人ブルーを
常時、負担なく変身可能になった
悟飯はゴッドとブルーに変身可能になった
久々の平和に戦士達は各々、楽しんでいるようだ
無名もパオズ山に家を建ててもらい
こちらの世界で生きていく事にした
「家が出来るまで世話になるな。悟空」
「構わねぇよ~なチチ」
「もちろん構わねぇだ!一緒に料理するだ!」
チチさんは勉強熱心で、料理を教えている
今ではどんなものでも作れるだろう
「ッッ!?悟空、チチさんを頼むぞ。」
あまりにも強い気と懐かしい気を感じ取り
その場所まで走り出した
空間が歪み、一人の女性が現れるが
その身体は傷付き、息も絶え絶え
俺を見た瞬間、彼女は言った
「た…助けて…っ!」
倒れかけた女性を抱き止め、気を与えた
「…っ…ヤツが…くる…」
「そいつが君をここまで痛め付けたのか?」
音も無く宇宙船の様な物体が現れた
まるで悟空の瞬間移動の様に
そして、宇宙船が開き、何者かが現れた
「ようやく見つけたよ?レディ」
全身が紫色で190cmはありそうな高身長
高圧的な態度は昔のベジータに匹敵する
「う…師匠達をどうしたの!?私を逃がしてくれた師匠達は!!」
「あ?あぁ…全員死んだんじゃないか?うっとおしかったなぁ」
「そ、そんな…師匠」
「あとはレディ、君を殺せばあの星の全ては私の物だ…忌々しい破壊神も消えた今、私が…私こそが!かの星の支配者だ!!ふはははは」
俺は女の子の前に立ち塞がると
男に言い放つ
「誰だか知らないが、女をいたぶって楽しいかい?」
男は不快そうにこちらを見ると
「何だ貴様…彼女と私の楽しい会話を邪魔するなよ」
「"会話"だと?頭大丈夫か?脅しの間違いだろ」
「レディ、待っててね?この邪魔者も始末するから」
男の体から禍々しい黒い闘気が滲み出る
発するのではなく、ドロドロと出てくる様に
「受けてみろォ!」
黒い闘気を爆発させるように
こちらに飛び込んでくる男
見切れないスピードではないな
ガシッ
「触れたな?これでお前も…ぐぁ!?」
何か言っていたが、そのまま地面に叩き付けた
「な、がぁ…」
「手加減はしてやるよ」
男の顔面を地面ごと踏み抜いた
ふと気になって手を見ると
黒い気が絡み付いていたが
拳を握ると飛散した
「貴様…何者だ!?私の気に触れた者は、力を奪われる筈」
「へぇ…吸いきれないくらい、強いからじゃないか?」
「ほざいたな?ならば喰らえ!」
男は両手で強力な黒い気を溜め始めた
あの黒い気がエネルギーを吸うのだとしたら
この周囲は壊滅状態になるだろう
「貴様が避けたり弾いたりすれば…どうなるかは分かるだろう?」
「はっはっは!!こざかしい真似をするじゃないか。いいとも受けてやるよ」
心配そうに叫ぼうとした女の子を制す
大丈夫だ。心配要らないと
サムズアップで答える
「消えてなくなれ!!」
【アビス・ボール 深淵玉】
特大の黒い玉を放ってきた
それと同時に俺は右足を振り上げ
飛んできた黒い玉を蹴り返してやる
「っ!?はああああ!?」
男は何の抵抗もなく自ら放った
黒い玉に飲み込まれ、宇宙船に着弾
大爆発を起こした
~side女
私はタイムパトロールに所属する女隊員
武術の達人や宇宙人に弟子入りし、実力を磨いている
地球での経験から私の実力はトップクラスになり
超サイヤ人ゴッドの力も完璧にモノにした
そんな日常はあっさりと壊れるのだと
私は考えてもいなかった
所属不明の宇宙船が発着場に不時着した
私を含めた数名の警備担当が確認に行くと
一瞬で敗北し、撤退した
「君、逃げろ!敵は強い。このままでは全滅だ…異世界の英雄がくいとめてくれている…今しかない。地球への単体ワープを許可する…生きろ」
敵の行動は素早く
タイムパトロール本部は瞬く間に制圧され
鎮圧に向かった者達は死んだ
常駐していた達人が戦っているが
1人、また1人と倒れていく
孫悟空とベジータが融合した
ゴジータすらも多勢に無勢で倒された
私は隊長に促されるまま
ワープで地球へ逃げた
かつて会った最強の戦士に会う為に