ドラゴンボール超(スーパー)外伝   作:北ノ覇王

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ここから暫くは元タイムパトローラーの視点で物語が進みます。拠点フェイズの様な物だと思って下されば…

この物語では戦闘力は2京以上は計測出来ないという設定にしました。それ以上は中々…


とある女戦士の日常その1

長年染み付いた習慣というのは変え難いもので、まったくの新しい環境でも決まった時間に目が覚めてしまう。そんな経験があるでしょう?

 

銀河戦士の襲来で、タイムパトローラー本部から地球へ避難してきて、数日。トレーニングウェアに着替えると、用意して頂いた部屋から出る。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「おや、リンちゃんじゃないか。朝早くから精が出るな」

 

カプセルコーポレーションの創設者である、ブリーフ博士が鯉に餌を上げていた。

 

「はい。ブリーフ博士、長年染み付いた習慣でして…弱くならない為には必要な事です」

 

トレーニングとは強さを維持する、弱くならない為に続ける物だ。私を最初に鍛えた師匠が言っていた言葉だ。

 

「ふむ、儂は武術には門外漢じゃが言ってる事はわかる」

「…では、私はこれで」

「おーう」

 

ブリーフ博士と別れ、広大な敷地をひたすらランニング。西の都の中心地にありながら凄まじい敷地を所有する事から大企業なのは間違いないだろう。

 

私、鈴華(リンファ)はかつて武術が盛んな世界からタイムパトローラーになった。武術を修めた気になっていたが、タイムパトローラーの隊長や、異世界の英雄達には足元にも及ばなかった。

 

サイヤ人という、宇宙人の血を引いており戦う度に強くなる戦闘種族だと分かってから、私は修行や任務の最中、超サイヤ人に覚醒した。

 

タイムパトローラーの同期や先輩よりも強くなっていく私に次第に私は孤立していった…隊長や英雄達のおかげで孤独にはならなかったけれど

 

私の最後の師匠である孫悟空さんとの修行を受けていた時、彼の発した神の気に触れて、超サイヤ人ゴッドに覚醒する事が出来た。隊長も自分の事のように喜んでくれたのに

 

「ん…結構走ったなぁ」

 

軽く汗をかいていたので、部屋に戻りシャワーを浴びる。体を拭いて部屋着に着替えた所で、部屋にある電話が鳴った

 

「はい」

「あ、リンちゃん?あたしよブルマ!部屋にいる?」

「はい。今しがた戻りました」

「良かった。じゃあ今から研究室にきてくれるかしら?貴女のデータを取りたいのよ」

 

私はブルマの研究室にやってきた。本部ほどではないがコンピュータや機材が沢山だ

 

「待ってたわ!さっそくなんだけど、その計測カプセルに入って貰える?ついでに体内に残ってる損傷とか治しちゃうから」

 

待って?体内の損傷を治す?そんなハイテクノロジーがこの地球にあるというの!?

 

「ふぅん…孫くんやベジータで慣れてるから数値が出ると安心するわねぇ」

 

鈴華 戦闘力 150兆

 

私の戦闘力が正確に計測されていた。億以上の戦闘力は計測出来る機材が限られており、今まで正確に把握していなかった。

 

「リンちゃんってサイヤ人の血を引いてるのよね?悟飯くんや悟天ちゃん、トランクスと同じで」

 

「はい。どうやらその様で」

「なら、アレ、髪の毛が赤くなるやつ出来る?」

 

超サイヤ人ゴッドの事かな?穏やかに気持ちを静め、神の気を纏う。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「ん~と…1京5000兆か。孫くんが初めて赤い奴になった時よりも高いわね」

 

「あの、神の気ってクリア過ぎて数値化出来ない筈ですが…?」

 

「あぁ、実際にサンプルって言ったらアレだけど身近に居るからかしら、出来ちゃった!けど、今の孫くんやベジータの戦闘力は計測できないの。2京まで表示できるようにするのが精一杯よ」

 

貴女の科学力は既に銀河随一ですよ。そう言おうとしたが

 

「ブルマ、なんだこの気は!ん?タイムパトローラーとやらの女か」

 

「なによベジータ、一応レディの部屋に入るんだから声掛けは必須でしょうが!」

 

「構いませんよ。あの、ベジータさん…お願いが」

 

悟空さんの前の師匠であるベジータさんと手合わせしたいと願いでるとベジータさんは悟空さんとの訓練で使っていた施設へ案内してくれた。

 

「ふん、まさか願ってもない手合わせを申し込まれるとはな。言っておくが、俺様は女だからと手加減はせん」

 

「構いません。けど、私も簡単には負けませんから」

 

圧倒的な格上に全力で挑まないのは失礼。私のフルパワーでベジータさんに向き合う。

 

「ほう」

 

ベジータさんが超サイヤ人ゴッドになるのを確認すると、私は全力の蹴りをぶちかます。

 

「…重い蹴りだ」

「武術を修めていますの…で!」

 

ふわりと舞空術を利用し連続で蹴りを放つ、反撃はさせない息をつかせぬ速攻。このまま倒せれば楽だけど相手は歴戦の英雄、そう簡単には

 

「調子に乗るなよ?」

 

ベジータさんの拳が私の足に当たるとミシッと筋肉を貫通し、骨まで響く衝撃が電流の様に走る。

 

「っ!」

「ブルマに施設をこれ以上壊すなと言われたからな。肉弾戦で相手をしてやる」

 

そこからはもう一方的だった、私の攻撃は当たらずに躱し逸らし撃ち落とされ、ベジータさんの攻撃が私をしたたかに打ちのめす。

 

「はあっはあっ…」

「ふん。少しはやるようだがこれで終わらせてやる」

 

ベジータさんが私の背後に回り込み、手刀を打ち込もうとするが私はそれを待っていたんだ

 

ベジータさんの手を掴み、震脚を利用し背中からぶつかる攻防一体の技【鉄山靠(てつざんこう)】をぶち当てた

 

「がはぁ!?」

 

分厚い筋肉と体毛を持つクマをも倒し切る。肉弾戦において必殺技を繰り出せたのは、私の修めた拳法が体に染み付いていたからだろう。

 

「クマなんかじゃ比較対象にすらなりませんけど」

「良い技だ、お返しに貴様の目指す入口を見せてやろう」

 

ベジータさんの身に纏う赤い神の気が、爆発的に高まり細身だった体に筋肉が戻り、赤から青く気が染まっていく。

 

「これがゴッドの先の姿だ」

 

私の腹にベジータさんの拳が突き刺さり、あまりの威力に意識が飛びそうになる。

 

「うぐっ!?」

「見ての通り超サイヤ人ゴッドの力を持った超サイヤ人、それが超サイヤ人ブルーだ」

 

ダメージからか私の変身は既に解けているが、目の前の変身を目に焼き付けようとしているのか、意識ははっきりしている。

 

「ふん。貴様ならすぐにこの域に至るだろう」

「ありがとう…ございま…」

 

しかし、そろそろ意識がもたないようだ、ぷっつりと視界が無くなる前にベジータさんが受け止めてくれた。

 

「世話のかかる女だ…ブルマにバレんうちにメディカルポッドに入れなくては」

 

次に目を覚ました時、私はまた強くなる





鈴華(リンファ)元タイムパトローラー

戦闘力 150兆 超サイヤ人ゴッドフルパワー2京以上

武術が盛んな世界の拳法の達人、タイムパトローラー募集に志願し、腕を磨いていた。実はサイヤ人の血が流れている。異世界の英雄(悟空達)との組手や任務をこなしている内に自力で超サイヤ人ゴッドに至る。


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