ドラゴンボール超(スーパー)外伝   作:煉獄総司

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クウラの変身、ブルー危うし

殴り飛ばされた悟空

 

瞬時に体制を立て直すが

 

クウラは掌をこちらに向けていた

 

 

「くくくっ簡単には殺さん…はぁぁ!」

 

 

超能力で悟空が動きを封じられた

 

「くっ…うごけ…ねぇ!」

「まずは痛め付けるか…シャア!!」

 

 

尻尾を自在に動かし鞭の様にしならせ

 

悟空を痛め付け始めた

 

指先からビームを放ち

 

あまりの威力に服が破けていく

 

 

「うぎゃぁぁぁぁ!!」

 

「ふははは!痛いか?苦しいか…ん?」

 

 

気配を感じて振り向くと

 

蹴りがクウラに直撃した

 

痺れを切らしたベジータが放ったものだ

 

「カカロットは俺様が殺すんだ。貴様なんぞに渡さん!!」

 

「べ、ベジータ…すまねぇ」

 

「まぁ、いいだろう。猿が二人になった所でオレには勝てないがな。遊びは終わりだ…ハァァァッ」

 

 

 

クウラは気を爆発的に引き上げると

 

全身を機械的な銀色に染め上げた

 

いわゆるメタルクウラである

 

 

 

「ふっ、驚いたか?今のオレは鋼鉄の如く鍛え上げた肉体。貴様らの攻撃など容易く弾き返すわ!」

 

 

 

「カカロット、ブルーになるぞ。奴は強い」

 

「あぁ、だけどおめぇの言ってた通りになったな」

 

 

 

ベジータは予見していた

 

たった3ヶ月の修行で

 

神をも超える力を手にした

 

フリーザ

 

 

奴が初めから力に驕る事なく

 

才能を出しきっていたら

 

恐らく自分達はあっさりと敗れたかもしれない

 

 

「どうした?待っていてやるから真の姿を見せてみろ」

 

 

「「はぁぁぁぁ!!」」

 

 

 

瞬時に超サイヤ人ブルーに変身し

 

不意打ちの

 

かめはめ波とギャリック砲を放つ

 

 

「ふん、避けるまでもない」

 

 

 

ふたりの必殺技がクウラに直撃する

 

しかし、爆風が晴れると

 

クウラのメタルボディには

 

傷一つ見当たらない

 

 

「ふははは!この形態の俺にはエネルギー波は効かぬ」

 

 

 

正確には効かないのではなく

 

反射させているのだろう

 

 

 

「ベジータ、オラに考えがある。任せてくれねぇか?」

 

 

「奴は貴様一人で勝てる筈が」

 

 

 

悟空の自信に満ちた表情をみて止めた

 

 

「とりあえず、いつでも撃てる様に気を溜めていてくれ」

 

 

「ふん。俺に指図するな!」

 

 

頼むぜベジータ

 

心の中で悟空は願い

 

クウラに立ち向かう

 

 

 

「猿め!徹底的にいたぶって殺してやろう」

 

 

「へへっ、そう簡単にはいかんぜ!」

 

 

 

衝撃波を放つ

 

 

「ッ!?」

 

 

「おりゃぁぁ!!」

 

 

悟空の全力を込めた連撃

 

クウラはまるで無抵抗に殴られている

 

最後の蹴りで地面に叩きつけた

 

 

「界王拳かめはめ波ァァァ!!」

 

 

瞬間移動でクウラの前に移動し

 

超サイヤ人ブルーでの界王拳

 

更にかめはめ波を、超至近距離で撃った

 

「はぁはぁはぁ…うぐっ!?」

 

赤と青の闘気を身に纏った悟空が

 

血飛沫を上げて

 

倒れた

 

「馬鹿なのか?効かんと言ったろう!?」

 

クウラが気を纏わせた手刀で

 

悟空を切り裂いた


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