ロリコン団を倒したのもつかの間。魔女イリエスが現れてランが捕まってしまった。さらにダメージを受けても再生する恐るべし能力を持っていた。
サトシ「傷が回復した」
ジン「まずいな・・・」
コウヤ「このフィールドをなんとかしないとまた力尽きてしまう」
アリス「なんとかしないと」
ジン「それなら対策を考えている」
サトシ「え?」
ジン「ライチュウ、エレキフィールド!」
ライチュウ『エレキフィールド!』
イリエスのエネルギーフィールドはエレキフィールドによって消されてしまう。
サトシ「そうか!エレキフィールドで効果を消したんだな」
イリエス「やるじゃない。でもそれでも私に勝てるつもりなの?」
ナツミ「みんな」
ツカサ「ナツミ!」
ナツミ「シロナさんが記憶メモリーの解析がすむまで時間稼ぎをしてほしいと言ってました」
サトシ「(記憶メモリーが解析出来れば魔女イリエスを倒せる)わかりました」
ジン「ならまずは」
ヒイロ「ランを助けないと」
サトシ「ピカチュウ、君に決めた!ゼロ!リザードンも頼む」
ヒイロ「バシャーモ、お願いします」
コウヤ「頼むぜ!ロズレイド」
ジン「行け!ライチュウ」
コナン「やるぜ!ルカリオ」
サトシ「ピカチュウ、10万ボルト。リザードン、かえんほうしゃ。ゼロ、サイコカッター」
ジン「ライチュウ、エレキボール」
コウヤ「ロズレイド、タネマシンガン散弾」
ピカチュウ『くらえ!10万ボルト!』
リザードン『俺の必殺技かえんほうしゃ!』
ゼロ『ゼロスラッガー!』
ライチュウ『ビッグバンアタック!』
ロズレイド『くらいなさい!』
ピカチュウ達の技はイリエスに命中する。
サトシ「ヒイロ!」
ヒイロ「はい!バシャーモ、炎のパンチ」
バシャーモ『俺のこの拳が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!爆熱ゴッドフィンガー!』
バシャーモの炎のパンチが命中する。
サトシ「今だ!コナン」
コナン「ルカリオ、勇者の剣だ!」
ルカリオ「任せろ!おりゃあああ!」
ルカリオは勇者の剣でイリエスを斬り裂いた。
捕まってたランはサトシのとこまでおちてきた。
サトシ「ラン、大丈夫か?」
ラン「うん」
サトシ「魔女イリエスは?」
イリエス「ふふふ」
リザードン『なんだと』
ゼロ『あれだけダメージを受けて無傷だと』
イリエス「私は不死身よ」
イリエスは手をかざすとランは浮いた。
ラン「きゃああああ!」
コナン「ラン!ルカリオ、「くらいなさい」ぐわわわわ」
ラン「コナン!」
イリエス「さあ、貴方の生命エネルギーを貰うわ」
ラン「いや・・・(涙)」
サトシ「ラン!」
イリエスはランに手をかざすとランの生命エネルギーはイリエスの手に吸収された。
サトシ「ラン!」
ラン「・・・・」
イリエスはランをサトシのほうに投げた。サトシはおちてきたランをキャッチした。
サトシ「ラン!しっかりしろ」
ラン「・・・・」
イリエス「無駄よ。私を倒さない限り永遠に目を覚まさないわ」
ヒイロ「そんな・・・」
ラン「うっ・・・・うっ・・・」
サトシ「ラン!」
ラン「お兄ちゃん・・・うっ・・・うっ・・・」
コナン「うなされている」
ジン「イリエスの様子が変だぞ!」
イリエス「ふふふ、思った通りだわ!これだけあれば完全体になれるわ。・・・・・はあああああ!」
魔女イリエスは黒い塊になって空の彼方に飛んで行った。
サトシ「嘘だろ・・・」
ヒイロ「そんな・・・」
ジン「あんなに巨大化するとはな」
魔女イリエスは巨大化してとてつもない邪悪な波動を出していた。
ヒイロ「あんな上空じゃあ行く手段がありません」
サトシ「リザードン達で行けないか?」
コウヤ「例え行けてもあの邪悪な波動のせいで近づくことが出来ない」
シロナ「みんな!」
サトシ「シロナさん!」
シロナ「ランちゃんは?」
サトシ「生命エネルギーを吸いとられました」
シロナ「1つだけ目を覚ます方法があるわ」
サトシ「え?」
シロナ「これを見て記憶メモリーの続きよ」
シロナはホログラム装置で記憶メモリーの続きを再生した。
『魔女イリエスの弱点。それはイリエスの胸の宝石だ!』
サトシ「え?胸の宝石」
『そもそも魔女イリエスの本体はあの宝石である」
サトシ「なんだって」
コウヤ「なるほどなそれなら何度倒しても復活するはずだ」
『ただし宝石は勇者の剣じゃないと破壊できない』
コナン「俺とルカリオじゃないと破壊できないのか」
『魔女イリエスは幼女の生命エネルギーを吸いとり続ける完全体になるみたいだ!我々は戦い時にオレンジ諸島にいる神鳥の力を借りて完全体イリエスに近づいてなんとか封印することが出来た。そして魔女イリエスが再び復活した時に力を貸してくれることを約束してくれた』
サトシ「その神鳥に会えばいいのか?」
『魔女イリエスは封印したがイリエスに生命エネルギーを吸いとられた人やポケモンは目を覚まさなかった。そこで神鳥の力で全員が目を覚ますことができたのだ!私の力を受け継いだ波動の勇者よ。魔女イリエスを倒すならまずは神鳥の力を借りるのだ』
シロナ「これで全部よ」
サトシ「神鳥はどこにいるのですか?」
シロナ「あそこよ」
シロナは島の高い山を指した。
コナン「え?この島にいるのですか」
シロナ「この島には神鳥伝説が残っているのよ。もしかしたら魔女イリエスがこの島を攻めることが出来ないのは神鳥がいるからかもしれないわ」
サトシ「それなら早速行きましょう。魔女イリエスがいつ動き出すかわかりませんし」
ヒイロ「そうですね」
サトシ「ジンとコウヤは念のために残ってくれ」
ジン「わかった」
コウヤ「任せておけ」
ツカサ「なら俺が一緒に行くからナツミはアリスと一緒に残ってくれ」
ナツミ「わかったわ」
サトシ「セレナはランを頼む」
セレナ「わかったわ。サトシ、気をつけてね」
サトシ「ああ!わかっている」
こうしてサトシ達は神鳥に会うために神鳥のいる山を目指すのだった。
ランとピチューのポケモンナビゲーター
ラン「ランと」
ピチュー『ピチューの』
ラン・ピチュー「『ポケモンナビゲーター』」
ラン「今回紹介するのはお兄ちゃんのベトベトンだよ。お兄ちゃんのベトベトンは無人発電所でゲットしたんだよ」
ピチュー『ベトベトンのおじさんて波動を高めるとムキムキマッチョボディになるだよね』
ラン「あれは凄いよね」
おまけ
セレナはランをベッドに寝かせた。
セレナ「ラン・・・」
ナツミ「大丈夫よ」
アリス「サトシくんを信じましょう」
セレナ「はい!」
次回予告
サトシ「神鳥に会うために山の頂上を目指す俺達。そして頂上を目指す俺達に謎の黒い影がせまる次回『ランを救え!神鳥の住む山』みんなもポケモンゲットだぜ!」